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定番を体にやさしく。「鶏むね肉のみそマヨ焼き」は、砂糖なしで作る

鶏むね肉の定番おかずである「みそマヨ焼き」は、砂糖を使うレシピが多いんです。砂糖がたっぷり入ると確かにおいしいんですが…できれば最小限にしたい!と思う派です。だから、みりんでコクを出す作り方をご紹介したいと思います。

|砂糖に対する考え方

砂糖に対する考え方は人それぞれだし、時期や年齢によっても変化するものだと思います。わたしも白血病を発症して4、5年ほどは「一切使いたくない」と思ってました。でも、完全に砂糖を断つと心の栄養が足りなくて、結局バランスが悪くなるんです…。

やっぱり砂糖の役割ってメリットもいっぱいあります。他の甘味料じゃ代用しきれない良さもあるよね…と、料理歴が長くなるほど痛感するんですね。だから今は感覚的に「自分が心地よいな」と思う分量ならOKと思っています。

|「作り続けたくなるレシピ」を採用する

レシピを作る時も、砂糖をしっかり使うパターンと、減らしたパターンと、他の調味料で代用するパターンと作り比べてみて、「1番おいしいな」「心も満足(安心)だな」と思うものを採用するんです。あと、もちろん皆さんにとって作りやすいか、も大事ですよね。

そんなわけで、今回は砂糖を使わずに「みりん」で作って、柔らかくおいしく、罪悪感なく作り続けられるようにしました。
「料理に砂糖を使うのはできれば最小限にしたい!と思う派」の皆さまに喜んでもらえるのではないかと思います。何よりわたしが、これなら作り続けたいです。

では、さっそくレシピをご紹介しますね!

◆材料(2人分)

鶏むね肉 1枚(300g)
塩 ひとつまみ
片栗粉・酒 各大さじ1と1/2
みそ・マヨネーズ・みりん 各大さじ2
しょうゆ 小さじ1
油 大さじ1

◆作り方

鶏むね肉1枚(300g)は皮を剥いで唐揚げサイズに切ります。ボウルに鶏むね肉・塩ひとつまみをよく揉み込んでから、片栗粉と酒 各大さじ1と1/2を加えてなじませます。

別のボウルにみそ・マヨネーズ・みりん 各大さじ2、しょうゆ小さじ1を入れて混ぜ合わせておきます。
グラム(g)で計りたい方は、みそ36g、マヨネーズ24g、みりん36g、しょうゆ6gです。

信州みそのように辛口みその場合は、しょうゆ「なし」でもいいです。

フライパンに油大さじ1を入れて熱し、鶏むね肉を重ならないように並べます。こんがり焼き目がつくまで中火で片面3分焼きます。

ひっくり返して更に3分焼きます。
この後、みそマヨだれを入れるのですが、油が気になる方はフライパンに残っている余分な油をキッチンペーパーで拭き取ってくださいね。

よく混ぜたみそマヨだれを入れます。

たれが「ふつふつ」する火加減に強めてみそマヨだれを鶏肉に絡めていきます。
水っぽさがなくなり照りが出て、フライパン底が見えるくらいになれば完成です。

召し上がっていただくと、鶏むね肉とは思えないほど「ふわっ」とした口当たりに驚くはず…!ご飯もスイスイ進みますし、みその力で体もじんわり温まります。
辛いのがお好きな方は、できあがりに一味唐辛子をふってみてください。

|一番食べたいものを食べられる幸せ

ここまで読んでいただきありがとうございました。

昔は「お肉だけ」の料理もなんだか嫌だったんです。お肉以上に野菜を入れたいとか、食べたいという渇望感があったんですね。でも最近は、その時その時で食べたいなと思うものを食べられるのが一番幸せだなぁ…と思っています。

20代の時のようにたくさん量を食べられなくなったし、乳アレルギーだと基本的に洋菓子は全部NGなので…。食べられるものがあるだけで有難いなぁと思うようにもなりました。

砂糖についての考え方を書きましたが、料理には砂糖を控える代わりにおいしい和菓子は食べますし(笑)京都や銀座の名店の和菓子を食べ、そのおいしさに気づき、日本人でよかったなぁとしみじみ思うことも増えました。

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