37歳。人生が終わる時に後悔しないための「1ヶ月セブ島留学」Vol.1
今月末から約1ヶ月、セブ島に留学してきます。
コロナをきっかけに約5年ほど訪れることのなかったタイミングと、ご縁の巡り合わせで行くことを決めました。
英語を使う仕事に転職したいとか、TOEICを受けるとか、親子留学とか、大義名分はありません。
強いて言えば、人生が終わる時に後悔しないために行くんです。
｜人生が終わる時、後悔しないための留学
そもそも、大学時代にアメリカで1ヶ月の短期留学をして以来、「いつか1年留学したい、海外に住みたい」という願いを持ち続けてきました。
チャンスに恵まれなかったというよりも、25歳を境に人生が180度変わり、30代で乳製品のアレルギーにもなり、2020年以降はコロナと円安で世界の状況も変わり、出版というもうひとつの夢を叶えるために奔走し、今になってやっとタイミングが巡ってきたのでした。
20代の頃には、留学には長く行くほど、住めるならなお「良い」と思っていたんです。けど、主には健康の面で難しい理由がわたしにはあり、そんな自分の状況を悔やむことも多くありました。いつのまにか憧れと期待が膨らみすぎていたのかもしれません。
けれど、30後半になって変な力みが取れ、今のわたしのとっての心地よさ、本当に大切にしたいものがクリアになっていきました。
そして、ひょんなキッカケで出会った人に「いつか料理を英語で教える仕事をやってみたい。そのために留学したいと」と相談したら、意外な答えが返ってきました。
「今のなっちゃんにとって最善の選択肢は、とりあえず1ヶ月アジア圏に留学してみることじゃない？知り合いがセブで語学学校を経営していて、そこでならやりたいことが叶いやすいと思うから、行ってみたら？」
ずっとハマらなかったパズルのピースがカチっとハマり、セブ島へ留学することに決めたんです。
｜セブ島に留学するとは、思ってなかった
2018、2019、そして2022年にヨーロッパ圏に1ヶ月ずつ滞在した経験上（この時は、料理学校留学・海外レッスン・旅行が目的で「語学目的」ではありませんでした）、留学先を検討する際にもヨーロッパ方面ばかり見ていました。
今までに留学先としてセブ島を考えたことは全くなかったんです。
なんだかチャラそう…（というイメージ。笑）
マリンスポーツが好きなわけでもないし…
どうせ行くなら行き慣れてるヨーロッパかオーストラリア…？
と思い込んでいました。
けど、寒いのが苦手なので日本の冬に温暖なセブ島に行けるのはうれしい。しかも、アレルギー面でもヨーロッパに比べれば明らかに乳製品が少ないので安心できます。そして、日本からセブはわずか5時間で、航空券も往復たったの5万円…！もちろん学費や生活コスト面もお手頃でした。
わたしは、つい何かにチャレンジする時に自分に課すハードルを高くしがちなので、今回だって「1ヶ月で何になると言うの…？」と、最初は目的意識ばかりが強くなりそうでした。
けど、今回1ヶ月語学学校に行ってみて、それで「人生が終わる時に後悔しない」という目的は果たせます。それだけでも十分じゃないの…！と感じたんです。70、80代になった時のわたしは、今回の留学を一生忘れない思い出の1つだと言い続けるでしょう。
｜スモールステップで進めばいい
その先にもし、「もっと上達したい」「英語の仕事につなげたい」「今後は3ヶ月行きたい」などの願望が湧き上がったら、その時にまた考えればいいのかなって…。
その願望をまたすぐに叶えられるかは分からないけど、コロナの時みたいに世界が封鎖されてるわけではないし。何事もいきなり最終目的を実現するではなく、スモールステップで進んでいけばいいじゃないかと思ったんです。
まずは1ヶ月セブ島に行くことは、ほとんど躊躇なく決めることができました。
セブ島に留学するとは全く思ってなかったけれど、今のわたしにとってのベストな場所と期間だと確信できたんです。これがヨーロッパに3ヶ月、1年となればそんなにスッと決断できなかったと思います。
何より怖かったのは、40代が見え始めたら「もう留学は諦めようかな…」と心の隅で思い始めたことです。20代の時に比べて30代後半って、徐々に欲・情熱が減ってきた感じがするんですね。
欲って、よくないことと思われがちですが、すこやかに生きていくために、人生を幸せに過ごすためにもけっこう大事だと思うんです。
セブ島の学校を紹介してくれた人に出会う前までは、行きたいけどしっくりくる選択肢が見つからなかったので、本当にこれはタイミングとご縁だなぁ…！と思いました。
とりあえず、行ってみよう！やってみよう！そのくらいのゆるいスタンスで、ただただ楽しむために行ってきます。
他にも書き残したいことはたくさんあるのですが長くなってしまうので、次回に続きます。
◆Special Thanks
セブ島の学校を紹介してくれた「もりやん」こと森本さんのnote
出会いのキッカケはわたしの住む香川県にある「直島」で開催された瀬戸内フォルケホイスコーレでした。
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