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リボーンに学ぶ大切なもの

譲れない〜ものを1つ〜♪ たった1つ〜で強くなれ〜る♪
今日も勝手に書き残していこうと思う。

冒頭のは実は歌で【家庭教師ヒットマンリボーン】というアニメのオープニングだ。
まあ歌っておいてなんだが私には好きなものはあっても譲れないものはほとんどない。 ほぼ無料配布している有様だ。
そんなアニメリボーンのあらすじは、どこにでもいるような中学生のツナが家族の血筋によりひょんなことからマフィアの後継に選ばれる。 
しかし、見るからにマフィアのボスとして頼りない上にダメダメなツナを赤ん坊家庭教師のリボーンが『死ぬ気』で教育していく物語。

そして、それを阻む敵のヴァリアー隊がいるのだが、作中にリング争奪戦というヴァリアー隊とツナ達が分かれてそれぞれ1対1で夜の学校を舞台に戦う場面がある。
私が好きなのは味方の獄寺と敵のベルフェゴールが戦う回だ。 
圧倒的に視聴者のみんなも獄寺が勝つと思って安心していたが、リング(勝利)を持って去ろうとする時、勝ちに執着したベルフェゴールは最後に悪あがきをし獄寺の足にしがみつく。
時限爆弾もあり、時間とともに順に爆破されていく教室。
獄寺は振りほどこうとするもうまくいかない。死んでも引き下がれねぇ!と言う獄寺に隣の部屋まで爆破が迫る。 
そしてツナからの無線で『何のために戦ってると思ってるんだ!みんなで雪合戦するんだ!花火見るんだ!だから強くなるんだ!またみんなで笑いたいのに君が死んだら意味がないじゃないか!!』と言ったのと同時に爆破音で獄寺との通信が途絶える。。。
しかし、しばらくして死んだと思った獄寺がリング(勝利)を捨ててボロボロになってツナの前に現れる。 獄寺は『すみません、、花火見たさに戻って来ちまいました、、、』と言った。

私は当時中学生だったがこのシーンは今でも心に残っている。
家庭をおろそかにし、日をまたぐ残業を美徳としている上司。
立場上の責任や、毎月貰えるちょっと高い給料を目標にして大切なものを見失ってはいけない。 ここでもベルフェゴールは空疎な勝利は手にしたものの、自身の名声や仲間からの信頼は失った。

鬱になったら遅い、なったら完治するものではない。 大人になった今、改めて大事なものを見失わないように生きていきたい。
安くて良い、友人と回る寿司を食べて時には下ネタを挟み、バカだなあ俺らって思ってるあの瞬間が割と心地いい。 随分と安上がりだが私はこういう幸せを大切にしていきたい。

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