
あの世の(霊的な)話を教える
精神科医は精神疾患(鬱や適応障害など)の経験はない。これは以前私が精神科医の先生から聞いた話だ。
理由は諸説あるようだが、国家資格を受ける際にはじかれるそうだ。
であるなら鬱を経験し、身近にも鬱で自死をされた方も見ている私は精神科医の方々より説得力があるのではないかと、まあそこまではいかないまでも皆さんに少しでも元気になれる発信や書籍は配信しているつもりである。
さて、人は死んだらあの世に行くとはよく言うが、あの世にはいくつか種類がある事を教えよう。
普通に老いて人生を全うした人間なら大体はまず幽現界へ行く、死後49日は魂はこの世に残ると言われるがそれが幽現界である。
そしてステップ2、幽界に上る。 一般に成仏したとはこの幽界より上に行くことを指す。
ただ、この幽界に行くにも難しいようで現世での執着が少しでも残っていると49日を過ぎてもまだとどまっている人が多いと言う。
さらにその上は霊界、神界という順に存在し、いかに現世で徳を積んだか、人のために何かしたかなど、本人の心の波動と比例すると言う。
ちなみにマザーテレサはさらにその上の菩薩界、如来界から来て使命を果たした後、また戻ったと言われている。
どうやらそこは縦割社会のようだ。
そして、自殺や殺人などの罪を犯した人は死んだ後は暗黒界(地獄)に向かう。
ここでは時間も距離も重力もないのだが、簡単に言うと永遠に現世の苦しみが続くと言う。
時間という概念がないのに永遠にと言うのもおかしな話だが、現世で魂を無下にしたり、人に迷惑をかけたりすると一歩先も見えないような暗い闇の中でずっとその苦しみを背負わされる。
ちなみに、人によっては首から下は地面に埋められて動くこともままならない。
屍の足音だけが聞こえるような暗い世界で時間の感覚もないがそこで永遠に苦しみを感じる。
『自殺したらラクになる』そう言って死にたがる人が多いが、死んだ後に待ち構えているのはその延長で、なんならそれよりももっと寂しくて暗くて怖い場所だと美輪明宏さんも言う。
死にたい、まるでモノのように命を軽んじる発言が飛び交う昨今。
もちろん本人にしか分からない苦しみはあるので一概には言えない。私も以前は同じ気持ちを経験した。
しかし、私の今回の書籍にも事故で亡くなった後輩の話をしているが、死について、命について、もう少し重く捉えてみてはいかがだろうか。
今回の文章は私の書籍にもたまに出させてもらっている佐藤愛子先生の言葉を引用させてもらいました。
彼女は101歳、現役作家で先月も『老いはヤケクソ』という本を出しているのでぜひ読んでみて下さい。
ちなみに私の佐藤先生の足元にも及ばない新刊『クセすごな思考20選』も只今Kindleアプリで無料ダウンロードができるので良ければ読んでください。(図々しい笑)
それと本日、皆様のおかげでエッセー随筆部門と哲学思想部門でベストセラーを取る事ができました。
お忙しい中いつも目を通していただいている方々へ感謝の意を申し上げます、本当にいつもありがとうございますm(_ _)m