親孝行
ブログを読み返していた。
Noteのではなく、過去に自分が書いた、いろんなサイトのブログ。
覚えていたようで覚えていない記憶。
読み返すと当時のことを思い出す。
今のようにSNSも発達しておらず、残せる媒体が限られていたな。
写真を見て懐かしむこともできるが、動画や文面ではまた違った描写を捉えることができる。
上手ではないが、私は文字に起こすのが好きな方だ。
理系より断然文系。
今でもアメリカの文化は好き。ボストンに居た頃より、サンフランシスコに居た時の方が濃い。
ドローレスパークとかカストロ地区、ヘイトアシュベリーなど、好きだなー。
やはり若い頃に色々経験するのは大事だ。
歳を重ねてからでも無理ではないが、その頃のような研ぎ澄まされた感性はない。
やはり異文化は興味深く、私の交感神経を刺激してくれる。
日本があっての海外だけどね。
今は若干感覚が麻痺している。
日本に長い間居ることで、忘れている何かがあるはずだ。
うちの母親は、結婚もしていない30過ぎた娘2人を心配しつつも、
将来は海の見える丘に、持ち家を構えることを未だに夢見ている。
私がお金を貯めている理由は、
「将来、地元で家を建てるためだ」と、姉から聞いた母は
感動したそうだ。涙が出そうだったと私に電話越しで言った。
私は母親にあまり期待はさせたくないと思い、
咄嗟に「今は違う、将来お母さんたちがお金が必要になった時にお金が必要になるやろし、家は建てない。」と言い放ってしまった。
実際のところ分からない。
金銭面もそうだし、将来自分がどこに住むのかも分からない。
ただ両親には恩返しがしたい。
親孝行がしたい。