赤ずきんとオオカミのトラウマケア
拒否や見捨てられ体験の中で育った子供は、長く続く関係がなかなか信じられない。信じていた人に酷いことをされたとしたら、誰かの温かい言動にも隠された動機を探る。
今まさに起きているかのように再体験するのが『フラッシュバック』睡眠中にそれが起きるのが『悪夢』
解離の症状として感情調節が難しくなったり、自己破壊的な行動をしたり、自己イメージや対人関係にいろいろな問題がおきる。大切なのは、これが「症状なんだ」と気づくこと!
例えば、過去に死にたいほど辛い出来事があったとして、ある時ふと、死にたい気持ちが込み上げてくるかもしれない。では、あの時に死にたかった気持ちと、今、死にたい気持ちと、どっちが大きいか?今の気持ちは、あの時より小さいはず。
死にたかったのは「あの時」であって、「今」ではない。、『今の死にたい気持ち』は、いわばフラッシュバックなのだ。
交感神経と副交感神経が同時に興奮してアクセルとブレーキを同時に踏んでしまうような状態。そのため、自律神経系の障害をきたし、心身症的な症状が現れやすくなる。
話したり書いたりして表現することはとても大切。
ストレス障害基準
慢性的な感情とりわけ怒りの調節障害、そして自傷や自殺行動や衝動的で危険な行動の制御障害。
身体化、これは一種の解離の症状。頭痛、腰痛から始まり、全身の痛みにもなる。
解離性障害、身体表現性障害、身体化障害、境界性パーソナリティ障害などもDESNDS(極度のストレス障害)
対処法
①お湯に浸かる
②整体やマッサージを受ける
虐待されて育った子ども
→要求が満たされるかどうかは、大人の気分や都合で決まる
→感情を押さえ込んで育つ。特に怒りを長いこと抑圧する
自傷は、感情の調節をみにつけることが出来ずに育った人が、自分の感じた不快を何とか自分でコントロールしようとする試み
絶望感にとらわれている⇒誰も助けてくれない、誰も信じられない
人生においていいことなんて起こるはずがない
虐待の記憶を周りの人に話すと楽になる
思い出しても安全だった、という体験を重ねるうちに過去の記憶にまつわる感情が感じられるようになる。特に涙を流すことによって記憶と感情の統合が起こる
喚けばわ柾目くほど苦しくなる。感情の中でも怒りに類するものは、表現することだけでは鎮まらない。どんなことでどんな風に苦しいのか、言葉を探す。少しずつそれを誰かに言えるといい、、、
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