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Imagined scenery
思いがけずたくさんの方にレビュー「藤井 風、深化するモチーフとサーガ」をお読みいただいて、スキまでいただき、ありがとうございます。
丑三つ時に起きてしまって、ああこれは書くときなのだな、と思うなり浮かぶ文字をそのままかたちにしました。書き出す前に、頭の中にはほぼ出来上がっていたのです。この場所は、普段だいたいそういった感じで書いたものを載せています。
いまもこのような時間に起きてしまって書いているのですが。
音楽レビューはわたしの感じたことを書き連ねているものなので、考察などは作者の意図にまったく合致しない可能性があることはわかっています。
それを念頭に置きつつ、わたしというフィルターを通した世界の欠片が、目にしてくださった方にとって快いものであればと願っています。
わたしも他の方がお書きになったものを読ませていただきますし、その中でまた様々なことを考えるはずです。芸術の、ひとつの魅力がそこにはあると思うのです。
時間が経過し、想像すらしていなかった経験を幾つも重ねる中で、同じものから受け取る印象や感想が変わってくることもきっとあるでしょう。まるで紫陽花や紅葉のように。よい作品は、しなやかに時を重ねながらたくさんの気付きを生むものです。
また逆に、その作品に触れるたびに蘇る感情もあるでしょう。
作品から感じることは人それぞれです。作者に敬意を払いながら、受け手が自由に感じ、捉え、世界にただひとつの感性を大切にして楽しめるといいなと思っています。
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