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ゆるゆら音楽映画放談

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レビューやつらつらっと書いた感想置き場的マガジン。音楽関係はだいたいここ。
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#音楽

Let's Go Festival 2025

Let's Go Festival 2025

 金曜の夜、下北沢THREEでLet's Go Festival 2025。同じ建物内のBASEMENTは何度か行ったが、THREEは初めて。仕事が繁忙期を迎えしばらく土日のホールやアリーナ中心だったのもあり、あらためて距離が近く臨場感も音もすごいなと。
 出演は順にアロワナレコード、asobi、aint lindy、Deep Sea Diving Club(主催)。DJはカンナ、DJボリショイサ

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スタニスラフ・ブーニン ピアノリサイタル

スタニスラフ・ブーニン ピアノリサイタル

 新年3つめは憧れのお方。スタニスラフ・ブーニンのピアノリサイタルを、高崎芸術劇場の大劇場で鑑賞。
 高崎芸術劇場公式チケットサイトにしては珍しく抽選、こんなすごい公演当たると思わなかった。というか有名すぎてもはやファーストネーム呼ばないよなブーニン・・・・・・。

 今回のプログラムは、ブーニンといえばのショパン、そしてプーランク、シューマンで二部構成。うちシューマン「色とりどりの小品」は当日ご

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Vaundy one man live ARENA tour FUSION

Vaundy one man live ARENA tour FUSION

 2025新年2本目はさいたまスーパーアリーナで、Vaundyのone man live ARENA tour FUSIONを鑑賞。
 Vaundyのライブは2度目。前回はガーデンシアターで単独行動だったが、今回は同行者あり。アリーナE2、人に埋もれるのは必至のポジションだが演出が楽しみ。

 ドアタマから「不可幸力」と「東京フラッシュ」で始まるセットリストはパワーチューン満載で惜しみなく・・・・

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Bob James Quartet with Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestra

Bob James Quartet with Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestra

 2025ライブ初めはBob James Quartet with Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestraを、高崎芸術劇場で。

 偉大なリビング・レジェンドBobの85thアニバーサリーを飾るスペシャルコンサート。
 連休最後の日曜日だというのに予定がふたつあり、移動も体力的にも問題はなさそうだが迷っていた。後ろ髪をひかれる思いで販売サイトを見た前日深夜、

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Soulflex Year End Party 2024

Soulflex Year End Party 2024

 2024ラストライブは、六本木のBillboard Live TOKYOにて、SoulflexのYear End Party 1st stageを。

 フロント三者三様の魅力とグルーヴィーな音をしっかりと堪能。とにかく魅せる。Mori Zentaroのボーカルを聴けたのも幸運。
 それぞれ多忙なアーティストによるコレクティブだけに、各人の活動や都合を優先するためいつライブを楽しめるかわからない

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群響クリスマスアンサンブル2024

群響クリスマスアンサンブル2024

 25日、ちょうど高崎の駅近くで仕事だったのが幸い、終わってすぐ早足でクラシックのミニコンサートへ。高崎芸術劇場のエントランススクエア、群馬交響楽団による無料公演だ。
 運良く、クリスマスメドレーやひと足早いラデツキーを聴いた。

 クラシック初心者でも、子どもから大人まで楽しめるようにつくられたのが見てとれるプログラム。いつもはスーツやドレス姿の演奏者も、揃いのオリジナルTシャツに身を包んでカジ

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無敵の歌うたい 小野雄大「超無敵バイブス」ツアー

無敵の歌うたい 小野雄大「超無敵バイブス」ツアー

 心の中に、謎のレセプターがある。
 小野雄大の生歌を聴くと、不思議とどうしても泣いてしまうのだ。まるで全身麻酔のように、たちどころに覿面に効く。過去全敗、こんなことは今までなかった。

 下北沢駅から商店街を抜けて、BASEMENT  BARへ。冬晴れ、少し空気がつめたい。

 「超無敵バイブス」と名付けられたツアーの初日。バンドセット。
 近頃はホール公演ばかりでライブハウスから遠のきがちだっ

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Ton Koopman Harpsichord Recital

Ton Koopman Harpsichord Recital

 先週の土曜日、高崎芸術劇場音楽シアターでTon Koopmanのチェンバロリサイタル。今回の来日でチェンバロのみを演奏する公演は高崎だけとのこと。

 スヴェーリンクからバード、ヴァレンテ、ブルーナにバッハ。パーセルに、ヘンデル。ファンタジアとトッカータがうれしい。
 語りはなく、弾き終わるたびに立ち上がってはにこやかに礼。そしてひたすら鍵盤に独り向かい合い、生き生きと対話する。言葉のない空間で

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よく晴れた日曜日

よく晴れた日曜日

 先週のこと。
 よく晴れた日曜日、ドライブして「本と珈琲とちょこっとオヤツな一日」へ。気分を変えたくて、足を延ばした。
 本の交換会、珈琲、パンと音楽。オヤツ。珈琲は飲めないけれど、お土産にすることにした。

 フリーライブが行われ、OKK MOUNTAINSと、utataneを途中まで。
 OKKはオリジナルにカバー、カバーはオリジナル・ラヴだった。曲名が「月とレモネード」「フランボワーズ」だ

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showmore「liquid city」release tour

showmore「liquid city」release tour

 showmore待望の4thアルバム「liquid city」release tour、恵比寿LIQUIDROOMに行った。

 平日の、仕事終わり。普段ならば家におとなしく帰るところ、翌日が病院受診で休みなのをいいことに恵比寿へ。
 体調に不安がないと言えば、嘘になる。ただ、気持ちがどん底だった12月の夜、鶯谷のダンスホール新世紀で観たワンマンが残り火のように胸にあった。道すがら橋の上から見下

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Chara × Ovall

Chara × Ovall

 二度あることは三度というのを超えて。

 高崎音楽祭「Chara × Ovall」を鑑賞。今回はお誘いをいただいての参加。大好きな2組だけに嬉しい。
 腰を傷めてから脚外側部の痺れがなかなか良くならず、まあでも以前よりは酷くないし何とかなるでしょうとスタンディングを解禁した。大丈夫かな。

 整理番号が若かったため最前列へ。脚のこともあり、ただ立つよりも柵の存在が頼もしい。ありがとう柵、過去いち

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渡辺貞夫 meets 大友直人×群馬交響楽団

渡辺貞夫 meets 大友直人×群馬交響楽団

 「昨日見たはずの建物が目の前に・・・・・・タイムリープ?」

 そんなはずもなく、連日の高崎芸術劇場。待ちに待ったスペシャルプログラム、「渡辺貞夫 meets 大友直人×群馬交響楽団」を鑑賞すべく足を運んだ。

 昨年はナベサダ御大の体調不良で払い戻し中止となった高崎音楽祭公演。その払戻金をこの日のために保管していた。その時点では何も決まってなどいなかったが、2022年公演の感動をまた再びこの地

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Gilberto Gil "Aquele Abraço Japan Tour 2024"

Gilberto Gil "Aquele Abraço Japan Tour 2024"

 実は前日まで迷っていた。
 わたしが行っていいのか、これ。そんなふうに迷うほどスペシャルな公演、何と当日券が出るという。ならば、と前売りを購入。

 ブラジルが生んだ巨匠、グラミーを9回も受賞したブラジル音楽界の大御所であり、元文化大臣ジルベルト・ジルのおそらく最後となる日本ツアー。Aquele Abraço Japan Tour 2024、そのファイナルとなる高崎音楽祭公演に行ってきた。

 

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CLAYTOPIA

CLAYTOPIA

 先週、カヌー・スラロームセンターで行われたクレイのフェスイベント「CLAYTOPIA」へ。

 前回スイムウェアを購入したのは、ずっとずっと前のこと。何年が経つだろう?
 手術で身体に傷が残ったので、プールも温泉も足がなんとなく遠のいていた。他の人たちをなんとなく着替えで驚かせてしまいそうな気がして。
 でも、もうそういうのもいいかな。日々の中で、ふいに新しいリラクゼーションの手掛かりが欲しくな

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