生き直すということ
こんにちは。
私は31歳の時にステージ3Cの乳がんになりました。
そして、38歳になる年に肺転移がわかり、ステージ4です。今は仕事をしながら、治療中です。
私にできることは、すごくちっぽけなことかもしれません。大それたことをやろうとかは思ってません。
それでも、誰かの心の光になれたら、希望を持って人生を謳歌していただけたら、すごく嬉しいなと思い、noteを始めました。
さて、タイトルに挙げました、生き直すということ。
人には、後悔することが少なくないと思います。
家庭のこと、人間関係や勉強、お仕事のこと。
私は、十分反省したのなら、自分としての心を変えることができると思います。人の気持ちは変えられませんが、自分の心が変われば、人に対する視点や接し方も変わります。
そうやって、自分が新しく身につけた価値観についてきてくれる人や物を改めて大切にするということが、私の考える、生き直すということです。
そうすると、今という環境が大切なものに変わります。そして、後悔した過去だって、なければならなかった過去となります。
やってしまったことは、やり直すことができないとか、過去は変えられない、なんてよく聞きます。
確かにその通りですが、生き直すことによって、その過去だってたとえば教訓として、反面教師として大切な過去に変わると思うんです。だから私は、過去はどんな過去であれ、自分にとって価値あるものに変えることができる、そう思うのです。
私の場合、友達とケンカ別れした過去があります。後悔し、思い出すことも多々ありました。私の配慮のなさを痛感し、その経験があるから、今縁のある方達を大切にできていると、過去の友達との出会いと別れを悔いることはやめました。今では、その友達に感謝し、幸せを願ってます。
もしも、後悔して苦しんでいる人がいるのなら、私がそこからこっちにおいでって手を引っ張ってあげたい。
笑っていいんですよ。楽しんでいいんですよ。
申し訳なくないんですよ。
生きることに意味を求めず、自分を好きでいてほしい。自分を大切にしてほしい。
あなたが最低だったことなんてたったの一度もない。
あなたは、生き直すことができます。
私は、そう信じてます。
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