私という人は 4
歌舞伎町で会ったのは
信者を連れた妊婦だった。
最初見た時その人が嫌いだった。
でも話てるうちに自然と
一緒に居ることになった。
信者を連れている理由は
有名な歌い手だった。
俺は興味が無かった。
でもその人と何日か話しているうちに
od(オーバードーズ)をしている事を知った
妊婦だし歌舞伎町にいるし頭がおかしいと
思った半目何故か心配になってしまった。
普段なら歌舞伎町ではその場限りの
付き合いで終わりにするのに
何故かその人に惹かれてしまった。
旦那は死んだらしい。
そしてもう1つの違和感と謎が解けた。
解離性同一性障害(DID)
もっと簡単に言ったら多重人格だ。
私はたまたま多重人格に興味を持ち
書物やらを漁り散らかしていた。
そしてXdayにodをしなければならないらしい。あぶないからそれに付き合ってくれといわれた。私は何故か頷いてしまった
謎をあばきたい好奇心かなんなのか。
X𝔻𝕒𝕪,についてきいた。
ある男の人格の月命日がその日なんだと
なんかの儀式かとか思ったが
それに真面目にささえることにした。
この世界の抜け道を探そうとする
自分がいた。この世界はデータの
世界かも知れないという。
文面を見たことがあり。
多重人格ないの精神世界やなんやら
を当てはめたら
その先が見えるかもしれないと思った。
X𝔻𝕒𝕪,は4人係だった。
朝まで続いた。目を離す好きを
与えてくれなかった。
ある時は全力で車に飛び込み
ある時は幼児人格なる者が
地面を這った。
緊張感は昼まで続いた。
終わったあとは達成感とか
なんとかで心酔したようになったのかも
しれない。
彼女はアーティストで
金持ちで妊婦で解離性同一性障害と
その他の精神障害をもつ18さいだった。
そしでいつしか家に来るようになった。
その時ある人が家まで来たのだ。
それは彼女の夫のお母さんだった。
そこで少しの真実が開示された。
そう。夫は死んでなど居なかった。
生きていた。イケメンでホストをしていたらしい。
その人とはいざこざで別居中。
お腹の子はその人の子ではなかった。
その夫のお母さんは
彼女に心酔仕切っていた。
1信者だった。怖いくらいだった。
色々な違和感を感じた。
そしてお母さんは私にこういった
この子お金持ちなんだって。
気持ちがわるかった。
私への目は怖かった。
そして彼女はそのまま帰るのだが
私にこんな話をした。
私に全ての生活を委ねてと。
私は迷った。
帰る日は知らなかった。何も告げずお母さんと帰ろうとしていた。
ここからが私の全ての失敗だった。
何故か私は追いかけた。境界性に
心酔したのだ。大阪まで追いかけた。
そして。そのお母さんの家に転がり
こんだ私は当然地獄をみた。
お母さんは冷たかった。
多重人格の彼女とお母さんで
挟まれ職も家も置いてきた私は
おかしくなっていった。
どうにもならなかった。
彼女は子供が臨月まで差し掛かっていた
私は彼女にODを覚えさせられた。
また、現実世界との狭間を
みたような気がした。
いや、みれた、世界が割れて
中身を知った。