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私と言う人は

3
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#靴屋

私という人は 3

借金と養育費と安月給に
揉まれながらギャンブルもした。
生きてる心地がしなかった。
その時支えてくれたのは
若い彼女数人だった。
そんな日々が1年たった。
私は破産宣告を紹介された。
生活もなにもかも
首が回らなくなってしまった人を
やり直してくれる制度だ。
私はそれに縋った。
そして借金の返済はしなくて
済むようになった。
そしてもう1ついい事があった。
会社を変えることになったのだ
7年務めた

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私という人は 2

私は23で家庭から逃げた。
そして6つ下の女の家に
転がり込んだ。女と言う歳でもない
その子はハーフだった。
フィリピンのお母さんが居て
私と一緒で母子家庭だった。
その家にはその子の弟ともいた。
2kの間取りでプライベートは
あまりなかった。
私は社長に事情を話し休んだ。
元の家は妻の父の家だったし
自分名義のキャッシュカードすら
持っていなかった。
家から逃げる前からその子と
交流があった。

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