映画から受け取る幸せ14「ジョー・ブラックをよろしく」
映画から受け取る幸せ その14(2024年5月8日)
「映画は自分に元気を与えてくれる、テンション上げてくれる必要なもの!」という強い意識で観るようになりました
幸せになる方法として役立ってくれている映画たちの紹介の続きです
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94. ジョー・ブラックをよろしく
死が間近に迫った大富豪の男(アンソニー・ホプキンス)のもとに、ジョーという死神の青年(ブラッド・ピット)が現れる
死神は人間に興味を持っており、人間界の案内役をその人望や経営的手腕から大富豪の男を選んだ
男の娘はジョーと出会い驚く
それは今朝コーヒーショップで会ったばかりの青年と同じ姿だった
多分前回観た時から20年以上経っていると思います
私がずっと忘れられない感動の場面は、65歳の誕生日を祝うパーティーでのアンソニー・ホプキンスのスピーチ
「素晴らしい日だ
ここにいるどの顔にも思い出がある
いい思い出ばかりではないが
生きていればいろいろあるが、今夜だけは、みんな私のものだ
ろうそくに何を願ったか、皆さんにお話ししておこう
みんなが私くらい、恵まれることだ
いつも朝目覚めてこう思う
私は満たされている
・・・65年間、瞬く間に過ぎた」
人によって感動の場面は様々だと思います
ただでさえこの映画は3時間ありますし、しっとりとした恋愛映画なので恋愛関係のいいセリフがいっぱい
何故か私はこのスピーチの“私は満たされている”に衝撃を受け、観た当時はきっと恋愛とか人生で一番多い世代だったにもかかわらず、この部分を記憶にとどめ続けていました
今回、またあのスピーチが聞ける!!とテンションが上がるあまり、落ち着いて映画を観始められなかったくらい
冒頭の爽やかなブラピや思わぬアクシデント、また、ピーナツバターを食べる可愛い死神のブラピのことは不思議なくらい忘れていました
スピーチの次に覚えていたのは、これも何故か、大富豪の男が美しい次女を可愛がり、長女のことも愛しているが明らかに次女に向ける目の輝きは違って、長女はそれが辛いときもあるが、父親を愛し、盛大な誕生日パーティーの準備を続けているところ
昔は、こんな風に完璧な人でも、ひどい欠点を抱えているものなんだな、と思っていた気がします
親のえこひいきは子どもからしたら苦しくてたまらない行為だと思うんですが、映画や物語にはわりと登場する気が・・・(親以外の立場でのえこひいきを含む)
そのたび「ジョー・ブラックをよろしく」が頭をよぎります
こうしてみると、つくづく若い頃の私は恋愛絡みの場面やセリフを覚えていないのですが、逆に今回改めてじっくり観ると、恋愛絡みの場面にばかり感動していました
成長したのか心境の変化なのか、純粋に死神と人間の女性の禁断の愛をドキドキしながら観ることが出来ました、やっと🌟
ヒロインのクレア・フォーラニはブラピの奥さんだったアンジェリーナ・ジョリーと少し似ています
ブラピはこの映画でああいう顔立ちに目覚めたのかな?それとも元々の好み?なんて考えながら観るのも楽しいかも
今回はここまで
また次回、映画で幸せになりましょう