地元に帰りたい
働き始めて3ヶ月くらいが経とうとしていた6月下旬にふと実家に帰りたくなって、7月の頭(誕生日)の日に1時間早く退勤してその足で地元に帰った。
勤務場所から東京駅までそんなに時間がかからず、17時に退勤すれば19時半前には地元に着くことが判明。
18時退勤で東京(の田舎)にある一人暮らし部屋に帰る時間とほぼ変わらない。
意外とすぐ帰れるじゃんと分かったことが救いで、それから毎月のように実家に帰っている。
今月は特に用事はなかったけれど、3連休は母親が休みだというので帰った。
一緒に買い物したり、カフェでお茶したり、ご飯を作ったりと別に特別なことなどなかったけど、それが今の私には救いの時間で、少しでも現実から逃避できる過ごし方だった。
元々そんなつもりはなかったけれど、東京で働き始めてからなんだか違うなと感じることがあって、今の仕事を辞めたら地元に帰ろうという気持ちが強まっている。
6月あたりから薄々感じていたのが、7月末にコロナに罹ってからより強まっていった。
昔は実家から出たかったのに、今では実家に帰りたい。
毎日、満員電車に乗って出勤している自分がおかしく思える。
23区内で働いているのだが、だいぶ背伸びをしているのではないかな〜なんて思いながら虚無顔で朝の中央線(上り)に突っ込んでいく。
大学進学のために上京した時抱えたキラキラとした期待や不安など、どこかへ消えてしまった。
地元の人からは「東京の女になった」だと言われるけれど、そんなことはない。
東京に住んでいるだけであって、そんなに適応できているとは思えない。
行きたい場所にはいける。欲しいものは比較的すぐ手に入る。
会いたい人にも会いに行きやすい。
新しいものやことに手を出しやすい。
そんな便利な場所であるのに、働き始めたらいいな〜と思えなくなってきた。
基本的に職場と家の往復だからだろうか。
友だちと帰りに会える時間がたまにあるのが助かるのだけれどね。
大学の近くに住んでいるので職場まで徒歩の時間含めて1時間半くらいはかかる。
朝7時過ぎに家を出て最寄りまで15分歩いてコンビニで昼飯と職場でのむinゼリーを買って、電車に乗り、乗り換えを2回やって職場に着く。
人身事故とか信号機トラブルが多いので遅延することを見越して始業から30分くらい早く着くように目指している。
おかげで遅刻は一度しかしていない(1時間以上の遅延していた日は遅刻してしまった)。
まぁ……そんな感じでくらいつくように生きている。
でも、あまり長続きすると思っていない。
だから、今の仕事を辞めたら地元に帰ろう計画を立てようとしている。
免許を持っていないからまずは教習所に通わないとな〜とかね。
あと、「さよなら東京」的なタイトルで本を出したい。
東京暮らしを止めるタイミングで、東京でのことを記録していた漫画をまとめて出したい。