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コミケに参加してみてと二次創作漫画制作のあれこれ

こんにちは。
なつめりおです。

久しぶりの更新ですね。
実は8月に初めてコミックマーケットにサークル参加してきました。

初めてのコミケ、まさかのサークル参加になるとは。

サークル自体は昨年12月のコミティア146以来です。

今回はRAB ESPICEのファンアートで参加しました。今まで二次創作で本を作ったりしたことがなかったので、まさかこのタイミングになるとは…‥。
友だち主催の推しカプアンソロジーに少し寄稿したり、エッセイ本に推し(具体的な名前等はぼかして)を登場させたことはあったけれど、完全オリジナル作品で二次創作本を1冊作ったのは初めてでした。

ここでは、二次創作本を作ったみた感想やどうやって作っていったのかの備忘録を書きます。

感想

二次創作は、楽しいけれど、難しい。という認識で今までもずっとファンアートを描いてはいたのですが、漫画本を作るにあたり、やはり難しいなと思いました。

描きたい話を携帯のメモにつらつらと最初は打っていったのですが、「この人がこんなことするはずがない」とか「これ描いたら迷惑かな」とか「不快に思われそうな話かもしれない……」、「そもそも面白くないかも」と悩みました。
ただ、1つだけこれは絶対描きたいという話があったので、とにかくそれが出せたらいいよなという思いで今回は突き進みました。1つでもエンジンがかかるきっかけネタがあってよかったです。

今回は、短編集(2〜3ページでほぼ完結する)にしたので、集中力がすぐに切れてしまう私にとってやりやすかったです。
でも、本当は1つの話で1冊描きたい気持ちもあるんですよね。それならもっと描きたいネタを詰めていきたいところ……。

いざ、描き始めると楽しいけれど、推しに似る似ない問題で頭を抱えたり、コマ割りで悩んだりしました。普段4コマエッセイに慣れていると、違う描き方でやろうとするときに苦しいですね。この苦しみが制作の醍醐味でもあるわけですが。

どうやって作っていったのか

6月上旬にサークルの当選がわかってから
まずは、お世話になっている印刷屋さんに注文しました。コミケの会場に直接搬入してくださるプランでの注文にしました(オプションでA3ポスターもつけて)。
締め切りが8月1日の午前中ということがわかったので、ここで最初の創作意欲エンジンがかかりました。

仕事のことやらライブに行ったりなんだりで、結局最後の方は睡眠時間を削ってはしまったのですが……。

あとは、スマホに売っていた小話を描けそうな順番で描いていきました。
ネームと下書きの工程はすっ飛ばしています。
本当はやるべきなんだけど、いつも描いているエッセイ漫画も下書きなんぞ描かないのでとにかく原稿にコマ割りしたらひたすらセリフ文字を入れて、キャラクターを描いて……というやり方です。あと、私の集中力が続かないので1ページに1時間〜2時間くらいかけるのがおそらく限界です。

こんな行き当たりばったりなやり方で突き進んだものだから、後半が全然終わらなくて、締め切り1週間前になって全体の半分くらいのページを描きました。
もっと時間にゆとり持って作りたかったよ!いや、……というか、時間にゆとりはあったはずだったんだよ;;

仕事終わりのくたくたな状態&メンタルもボロボロな状態だった平日の夜にはなかなか原稿に手をつけられませんでした。社会人やりながら同人誌を作っている人がたくさんいらっしゃることは知っていたけど、改めてとんでもないなと思いました……皆さんのスケジュール管理が上手いんだろうなぁ…‥。限界でしたね。

やってみないとわからないことがたくさんあるから、とにかく1回形にしてみたのは大きな経験です。よくやった…‥。上手い下手はともかく、本を作ってみてよかったです。

ありがたいことに新刊は完売しました!
再販もしました。ご購入くださった皆さま、ありがとうございました。

事後通販もやったのですが、自分作った物が行った事がない土地に届くというのは感慨深い気持ちになりますね。ありがたいです。作る者としてとても嬉しい。

新刊が完売したとはいえ、今回はトータルで約2.7万円くらいの赤字なので(アクスタの制作費や梱包材などの出費も含めて計算)、いつでもたくさん作る!ということはなかなかできない趣味ではあります。

でも、経験して、交流が増えて、推し応援の1つの形として活動ができたので、今回は満足です。

今後の課題はありますが、また機会があればサークルで出たいと思います。

2024.09.01






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