【私の特性】IQ
私のIQ
WISC-Ⅳにおける検査によると全IQ115、知覚推理においてはIQ122でした。
よって、マイルドリー・ギフテッドに分類されるらしい。
一説によると、東大生の平均IQは120と聞いたことがあります。
私は耳からの情報に著しく弱く(詳細別記予定)、ワーキングメモリーIQ97なので、知覚推理との差は25もあります。
よく『IQ差が20ある人とは会話が成立しない』と言われていますが、自己の中でそれ以上の差があるから実はかなり生きづらさを感じています。
高校生だった2000年代前半に、オンラインでの無料IQ検査を何回か受けた事があり、無料の割にしっかりした内容だった記憶があるけど、聴覚を使ったワーキングメモリーの設問が無かった気がする。
結果は、IQ121〜128程度。
IQは年齢によって変化すると言われているけど、耳からの情報が重要になる設問が無かった事を考慮すると、私のIQは約20年間ほぼ変化していない。
ハッキリ覚えている記憶は3才の時からあり、違うのは知識量だけで、思考力に関しては今と同じ程度だった気がする。
なので、同世代とは話が全く噛み合わず、とても浮いていたし常に生きづらさを感じていた子どもだった。
そもそもIQ検査とは?
『知能指数を調べる検査』ということは大半の人が知っている事だと思う。
現在、ウェスクラー(WISC-Ⅳ)と田中ビネーが用いられています。
田中ビネーの方が標準偏差が大きく、低IQはウェスクラーより低い数値・高IQは高い数値となるので、たまにテレビで見かけるメンサ会員のタレントのIQは、より高い数値の方がインパクトがあるので田中ビネーでの数値を用いる事が多いようだ。
検査官と対面で問題に回答していくのですが、検査官は医師ではなく心理系の資格を持った人です。
ちなみに私も大学で臨床心理学を専攻していたけど、学部卒では必要資格が取得出来ないため、IQ検査官になるには大学院まで行く必要がある。
受けられる場所・費用等
クリニックで受けられます。
『IQ検査 ◯◯(地名)』で検索すると複数見つかり、どこが良いのか私自身もとても迷ってしまった。
その経験から、下記2点を判断の参考にすると良いです。
・希望日時で予約が取れる所
→検査を受けてすぐIQ値が出るわけではなく、検査結果を分析してまとめるのにだいたい1ヶ月前後かかるため、一気に何人も検査が受けられるわけではなく、なかなか予約が取れない。中には1年待ちというクリニックもあった。
・費用はだいたいトータルで4万円前後
→保険適応外で全額自費なので高額となる。極端に安い所は初診料等が別記載になっていたりするので、総額を良く確認した方が良い。
最後に
4万円を払う価値があるか否か判断するのは個々人によるが、私は受けて良かったと思っています。
『なぜこんな簡単なことがわからないんだろう』と周囲の人にイライラすることがよくあったけど、それは私の知覚推理の能力が高いだけで他者が低いわけではない。
逆に、『何で他の人は出来るのに私は出来ないのだろう』と思うこともあり、それは他者が特段優れているわけではなく自身のワーキングメモリーが弱いのであって、じゃあ他者より努力しなければ!と理解できた。
自分を知ることで、少しだけ生きやすくなった気がしている。
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