なんでスタンプなんですか?その1
こんばんわ。イラストレーターの大嶋です。
普段、わたしはスタンプのイラストを描いているのですが、「なんでスタンプを作っているんですか?」とよく聞かれます。
いろいろきっかけなどをここでちょっとまとめてご紹介します↓
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初めてスタンプで作品を作ったのは、今から6,7,8年前(だと思う)、在学していた大学院での修了制作展でした。
こんな感じ。
実際に東京で撮影したサラリーマンをもとに作ったスタンプ「TOKYO SALARYMAN STAMP」。
この作品を作る前の学部生の頃から好きでマンウォッチングを元にイラストを描いていたのですが、アウトプットの方法になんとなく納得できずにいました。
ちなみに学部卒業時のイラストと展示。
わたしは美術系大学の視覚伝達デザイン学科というところに在学していました。広告代理店やデザイン事務所でバリバリ働くのかなぁと一瞬、幻を見たこともありましたが、就職活動の門を叩いて即Uターンしてしまい、まるでピンポンダッシュ状態で就活しませんでした。
周りが就職が決まっていく中、何の目的も夢も(お金も)持たず、コンデジとメモだけを持って、平日の昼間をぶらぶら歩いて街を観察していました。
(無駄に小見出しだけこだわるなら、もっと字を綺麗に書けばいいのに・・・)
毎日観察を続けている中で、なんだかうまく形にできず、手探りで色々なテイストのイラストを描いていました。
そんな中で、「サラリーマンってスタンプみたいにみんな似ているけれど、スーツや猫背など、よく見るとひとりひとり個性的で面白いな」というところから、進学した大学院の修了制作展で、数展ある作品の1部として「サラリーマンスタンプ」を展示しました。
初めてのスタンプでの自主作品。
この展示も、納得がいかなかったので、1年後に南青山のギャラリーを借りて個展「都会の回遊魚」を開催することにしました。
「その2」へ続く。。。
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