雑貨女子博 in 台湾 2019
こんにちは。イラストレーターの大嶋です。
先日、「雑貨女子博vol.3」というイベントに出展するために、3泊4日、台湾・台北に行ってきました。
イベント出展の感想や、台湾を歩いて思ったことを書いてみました。
(台湾のおじさんスタンプついてはコチラ)
雑貨女子博
台湾の雑貨イベント。今回で3回目。「本日製作社」が主催で、アクセサリーや雑貨、文房具、軽食などの販売がある。会場は、台北の松山文創園區SCCP Taipei(2019年)。
わたしは台北に行くのも、このイベントに参加するのも初めてでした。
このイベントに出展するきっかけは、2017年に台湾の台中で個展をした際(その時の様子はコチラ)のギャラリーのオーナーがカクさんとmiaさんご夫婦で、雑貨女子博はそのお2人が主催しているというのもあって、今回出展を決意しました。
まずは夜市で腹ごしらえ
初日は、東京の羽田空港から台北の松山空港に到着しました。移動はスムーズで夜に時間ができたので、空港からも近い「饒河街観光夜市(じょうががいかんこうよいち)」という夜市に行ってきました。
夜市はとっても賑やかで、食べ物はもちろん縁日などにあるゲームなどもあり、東京のアメ横のような雰囲気でした。
夜市内はまっすぐな商店街を往復して進みます。最初、屋台の独特な匂いに驚きますが、進むにつれ匂いにも慣れてきます。
小腹が空いたので、「芋包芋」というお菓子を食べました。
「芋包芋」はトロトロ&アツアツのカスタードを包んで揚げたお団子。
わたしが不器用なせいなんですけど、道の真ん中で、中身が吹き出しカスタードが爆発。やっちまったぜ。。顔やワンピースにカスタードがべっちょり。む、むなしい。。。味はもちろんとても美味しいですが、食べ方は、いろいろとお気をつけくださいませ。。。
また、名物の「胡椒餅」も食べたのですが、これまたお熱い一品。
餅というよりはパンみたいな食感で、中身の具は肉まんの具のような感じ。ネーミングの通り、胡椒が効いていて美味しかったです。
イベント開始
次の日、イベント初日を迎えました。
会場は「松山文創園區SCCP Taipei」という、緑も多くレトロでおしゃれな場所でした。同じ敷地内に「誠品書店」という日本の蔦屋書店のような総合施設や、展示スペースがいくつもあり(わたしが行ったときは「ワンピース展」と「中村至男展」で、日本かと思った)、家族連れから若い人までいろんな方がくつろいでいるような場所でした。
台湾はタクシーが安いので、今回は荷物が重いのもあって、交通手段は全てタクシーで移動しました。
会場入り口。
会場の行列。午後1時スタートと、ゆったりだったということもあってか、入り口にはすごい行列が。
展示スペースの様子。
机は横180cmあって、1人で出展するにはゆったりしたスペースでした。向かって右側を販売スペース、左側をワークショップスペースにし、展示販売をしました。
通訳の馬場ちゃん
海外のイベントでは、極力通訳さんについてもらうようにしています。1人でもなんとか頑張ればできるのですが、お客さまに作品の説明が十分にできないという、言葉が通じないもどかしさや、体力的にも精神的にも誰かいてくれると助かるというのもあって、極力お願いしています。
今回の通訳さんは通称・馬場くんといい(芸人のロバート・馬場さんに似ていることから、本人公認で「馬場ちゃん」と呼んでいました)知人の知人に紹介してもらい、今回手伝ってもらうことになりました。
お母さんが日本人で、お父さんが台湾人の馬場ちゃんは、今年から大学生になる若者で、他の出展者の方からも「馬場ちゃん」と呼ばれる愛されキャラでした。イベント当日は、馬場ちゃんのお母さんの誕生日だったらしく、会場で販売されていたかわいい苔を買ってプレゼントしていました。
出展者は日本人が多い、それと・・・
他の出展者の半分以上は日本人で、会場では日本語が多く飛び交っていました。出展していて困ることはなく、他の出展者の方ともたくさん交流することができました。おつりの小銭がなくなったときなど、他の出展者さんに借りたり、貸したりしていました。
お客さまは、ほぼ台湾の方だったと思います。
ギターの音楽がポロロンと流れて、コーヒーの香りが漂っていたり、イベント全体がナチュラル系の雰囲気でした。おじさんの作品を展示しているのは、わたしと、もう1組のハンコ作家さんぐらいで、良い意味浮いていたと思います。
私はこんなことをやりました
イベントの最中は、こんな感じで、馬場くんとわたしの2人で1時から7時まで店番をしていました。
作品の説明はほぼ馬場ちゃんがしてくれたので、わたしはときどき「This is stamp!」「Don Don Don!(スタンプ押している動作)」と、通じているかは謎な英語を話しながら、終始ニコニコしていました。
また、スタンプをトートバッグに押すスタンプワークショップを行いました
台湾スタンプ
カードやトートバッグに押す台湾名物のスタンプ。
FACE STAMP
バラバラの顔のパーツを組み合わせて作るスタンプ。カードやトートバッグに押せます。
また、オリジナルグッツの販売もしました。
ZINE「TOKYO SALARYMAN STAMP ZINE」
ZINE「東京おじさんスタンプ」
ステッカー「TOKYO OLDMAN STICKER」
手ぬぐい「TOKYO SALARYMAN TENUGUI」
ポストカード「TOKYO STAMP POSTCARD」
私のブースの様子はこんな感じ。
この年齢で英語がペラペラな男の子。
隣の見本のポストカードを参考に、オリジナルのお顔を制作しています。
お父さんにスタンプを押す場所を、的確に指示を出す男の子。
会場には子供も多く、楽しんでスタンプ押してくれていました。
イベント2日目、最終日
午後1時開始とゆっくりできたので、書店めぐりなどしてから会場へ向かいました。
2日目は1日目よりも人の入りはやや落ち着いているような印象を受けました。なので、どうやったら人に足を止めてもらえるか、作品を見てもらえるか、最後まで工夫し続けました。
お客さまの数は、わたしが過去出展したことのある東京のイベントと比べてしまうと、全体的に落ち着いた印象でした。作家さんによっては、お客様の行列が絶えない人気の方もいらっしゃいましたが、わたし個人としては、ワークショップなどを用意した分、もう少しコミュニケーションがとりたかったというのが本音です。でも、他の出展者の方と交流は他のイベントに比べ密度ある交流ができたような気がします◎
イベント終了後、出展者全員で写真撮影。むちゃくちゃ楽しかったなぁ。
最後は別れを惜しみながらサヨナラをし、タクシーでホテルに向かいました。
「前の車を追って!」などと、誰も頼んでいないのに。。。カーチェイスかのごとく爆走する運転手さんにに当たってしまい、イベント終了を名残惜しむ時間もなく、高速でホテルに着いてしまいました。
と、早く着いた分、時間ができたので街中を散歩しました。台湾の夏は、日中とても蒸し暑いからか、涼しい夜中に出歩いている人をよく見かけました。
また、バイクに乗っている人が多く、しかも2、3人乗りは当たり前。ブンブン飛ばしている様子が面白かったです。
(バイクおじさんの様子はコチラ)
最終日も時間があったので、いろいろあったことを空港でメモを取ったりしました。いつも旅をすると、トラブルに巻き込まれたりして大変なので、今回は何事もなくホッとしました。
この幸せを、スルメのように噛みしだいて。しばらく味わおうと思います。
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