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体験談を買う時代

物が溢れる時代、消費欲というものがだんだんと少なくなっているのを、自分自身が一番実感している。


20代の頃は、とにかくいい物やいい服、いいクラスの席、いいクラスのホテル、豪華な料理、そんなものに一切興味がなかったといえば、嘘になる。

実施、Facebookにはそういったとこに行ったぜー!って感じで、とにかくアピールばっかしていたような気がする。笑


もちろん、今でも素敵な場所や素敵な経験をすれば、誰かにシェアしたくなる欲はなくなっていない。(だからSNS続けているんだと思う)

その欲求は、きっと今後もなくならないと思っていて、むしろどんどん増していくんだと思う。


「自分が主役になりたい」


マーケティングの最終段階で言われる「自己実現」。それを一言で表すのならば、自分が主役になることだと思う。


自分が生きていく中で、何を経験したいのか、何を手に入れたいのかというと、やはり退化していく「モノ」ではなく、一生語れる「コト」のほうに需要が集まるのは必然。

だって、「コト」って、誰もができることではない。

「モノ」は手に入れようと思えば手に入るけれど、そもそも誰も発想しないような「コト」を思いつけば、それを手に入れられるのは自分だけだ。


だからこそ、コト消費の時代には、体験談が売れる。

自分もこんなコトがしたい。自分もこんなアピールがしたい。自分もここに立ちたい。そんなかっこいい自分になりたい。


自分と似たような価値観で、バンバン行動している人の所に人が集まる。

だからこそ、行動したもん勝ちだし、自分が主役の場を作れる人が結果勝つのだろう。


今日はそんな事を考えながら、沖縄の海に癒されてきた。

やっぱり、沖縄に勝てる場所はない。笑

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