賃貸の壁を傷つけずにホワイトボードを設置する方法
さて今回は、私が住んでいる賃貸マンションの壁に「ホワイトボード」を設置する方法について、ご紹介いたします。
賃貸の壁にホワイトボードつけられるの?
傷ついちゃうんじゃないの?
どうせペーパー型とか壁に紐でひっかけるようなチープなホワイトボードなんでしょ?
そう思ったあなた。
いえいえ、違います。めちゃくちゃ本格的なホワイトボードを、賃貸の壁にとっ付けちゃったんです。しかも、一切壁を傷つけません。
リモートワークが増えた今、結構需要があるんじゃないかなぁと思ったので、今回記事にしてみたいと思います。
なぜ家にホワイトボードを設置したのか
なぜ、私が自宅にホワイトボードを設置したのか、なんですが。
実は夫氏が仕事で動画コンテンツを日々配信していて、それを撮影をするために、毎回近くの(といっても車で20分くらいの)会議室を借りていたんですよね。それが月に4〜5万円くらいかかっていました。
金銭的には別に痛くないとしても、撮影したいときにすぐに撮影できなかったり、毎回会議室を予約するのが面倒だったり、移動に時間がかかっていたりしたんです。
だったらあと数万上乗せして、自前の事務所を持った方がいいんじゃないかな?と夫氏。
でも、事務所を持つってなんかただただマイナスな気がしたんですよね。
だって、事務所っていっても、従業員がくるわけでもないし、家で完結できる仕事がほとんどだし、近くの会議室でこと足りてるし、動画を撮影するだけのものに毎月10万も20万もかけるほうがバカらしいというか。
それで、もっと良い方法でできないかと考え、気がついたんです。
家にホワイトボードがあれば最強じゃん?
そう思って、下にキャスターが付いているタイプのホワイトボードを買おうと、ネットで見てみました。
しかし、どう考えても「家にホワイトボードを置いてます感」がでちゃうよな〜と思う訳です。
実際、動画コンテンツで生計を立てている夫氏が、これで納得するはずがない。こんな感じでもっとおシャンな会議室で撮影している感を出さなくては。
そうやって考えていると、また発見したのです。
動画に映る範囲だけ、それっぽくすればよくね?
そうです。実は動画撮影って、会議室全体が映るわけではありません。なんと、カメラのフレーム内しか使わないわけです。
それなのに、いちいち会議室を借ていることが、余計もったいないと感じてきました。笑
カメラフレームに映る範囲だけを、それっぽくすれば、自宅でも撮影ができる!そう思って、思い切って自宅を改装することにしました。
しかし、ここは賃貸マンション。壁を傷つけることはできません。
なので、壁の前に仮壁を作り、そこにホワイトボードを設置すれば、壁を傷つけずに、仮壁には穴を開けることができるので、固定はできるはず!
そう思って、私の改装はスタートしたのです。
賃貸の壁の前に、仮壁をつくる
我が家の賃貸マンションは3LDKなので、1つは子供部屋、1つは寝室、1つは仕事部屋という感じで分けて使っていました。
今回の仮壁は、まさにその仕事部屋として使っている部屋に作ろうと考えたのです。
ちなみに、壁を設置する前の写真がこちら。
いたって普通の賃貸の壁です。笑
この前に仮壁を設置します。
仮壁を作る上で必要になってくるのが、ツーバイフォー(2×4)という木材です。ホームセンターにいったら必ずといっていいほど売っているいわば定番の柱木材です。
こちらを、壁に立てかけていくのですが、その際にもう一つ必要なのが、ディアウォールというものです。
こちらは、2×4(ツーバイフォー)の相方のようなものです。←私が勝手にそう思っています。
木材を設置する際に、上下につけて固定するものですね。つっぱり棒の端っこの役割をしてくれます。
2×4(ツーバイフォー)とディアウォールがあれば、どんな場所にも柱を立てることができますし、棚を作ったり、壁を作ったりもできちゃうので、もはや最強です。賃貸住まいの方、まじで一回作ったらハマりますよ?
ディアウォールの説明書きにも書いてあると思いますが、2×4の長さは設置したい壁の床から天井までの長さから、マイナス45mmとありますが、実際は40mmくらいがきつめにしっかりハマります。
なので、天井から床までの長さが2m40cm(2400mm)だと、2400-40=2360mmになります。
※ここで私、単位をよく見ていなかったため、45mmを45cmと勘違いして、めっちゃ短い2×4を持ってきて、夫氏に爆笑されました。全然天井まで届いてないし!って。まじ数字弱。結構重かったのよ。
ってことで再度ホームセンターに行き、木材を設置。ここは夫氏に設置してもらいました。ディアウォールは、一方がバネ式担っているので、グッと押し込む際に結構力いるんですよね。
女性の私でもできなくはないのですが、やっぱり男の人の力がすんなり壁を傷つけずに設置できると思います。
そして壁の広さ(動画に映るであろう範囲)をチェックし、同じものを3つ設置しました。
はい。ここに、化粧板をビスで固定していきます。
化粧板とは、簡単に言えば薄いベニヤ板の上に、おシャンな柄がプリントされたようなものです。(たぶんw)
最初は本格的な木の感じが味わいたくて、無垢板をつかおうと思っていたのですが、これがめちゃくちゃ重い。こんな細い柱につけちゃうと、壁全体が倒れかかってきて夫氏に覆い被さるんじゃないかと考えたわけです。
そうなっては困りますので、安全性も考えて軽い化粧板にしました。
手順は、化粧板を2×4に合わせた状態で、ドリルを使って穴を開けます。そこに、ビスを打ち込むだけです。簡単です。小学生の工作より簡単です。
ただ、ずれると大変なので、2人でやることをオススメします。
柱に化粧板を設置する
今回は、あくまでも「動画に映る範囲」なので、化粧板はお尻の下くらいの高さまでにしました。必要最低限!
でも、結果このほうが掃除もしやすいですし良かったな〜と思いました。
ホワイトボードを設置する
そして、最後にL字フックで、事前に購入していたホワイトボードを設置!
使ったホワイトボードはこちら。
これを横から差し込む形で入れ込みます。(もちろん、事前にホワイトボードの幅を測定したうえで、L字フックを設置していました。L字フックは下だけでなく、前に倒れてこないよう、上の方にもついています。なので、横から差し込む形で設置しました。笑)
いや〜完璧です。理想通りのホワイトボードが設置できました。
これで、もう毎回動画撮影のために会議室を予約することはありませんし、今撮影したい!と思ったタイミングで撮影することができます。しかも無料で。
これを設置したのが、トータルでおよそ1万5千円くらいだと思います。
毎月、4万円くらいの会議室代(年間4万×12ヶ月=48万)がこれで浮いちゃいました。しかも、移動時間もないので、ガソリン代も浮いちゃうし、リモート会議の背景としても最高っす。
そう、大事なのは「賃貸の壁を一切傷つけない」ということ。そして、コストが以外と「安く」で「簡単に」作れちゃうってことです。
実際、作っている最中もめちゃくちゃ楽しかったです♪これはリモートワークが増える今後に、本当にオススメです!
これには夫氏も大満足!いや〜これは嬉しかったですね。
と、いうことで、ぜひあなたも、賃貸に仮壁を作り、ホワイトボードを設置して、快適なリモートワークを過ごしてみてはいかがでしょうか。
それでは、今回はこのへんで。
今日も最後までお読みいただきありがとうごさいました。