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【子育て】約束を守る子に育って欲しいから、まず私が全力で約束を守る。

子どもには、約束を守る子になってほしい。
なぜなら、約束を守らないと、人の信頼を失う可能性が高いからだ。信頼できない人のもとに、人は集まらない。私は、人に恵まれて豊かになっている人生を送っているから、子どもたちにも豊かな人間関係を育んでいってほしいと思っている。だから、約束を守るように育ってほしいのだ。約束をしたら、約束を守ることが当たり前になってほしいのだ。(もちろん、何が何でも約束どおりにしないといけないというわけではない。より良い選択肢が他にあったり、明らかにできない、やったら不都合がある場合は別だけど)

だから、私は子どもとする約束を全力で守るようにしている。何当たり前のことを大きな声量で(文字で?)言っているのかと思われるかもしれない。けれど、子どもとの生活の中で、意識しないと難しいことがあるからだ。だからこのnoteは私の宣言だと思って読み進めていただくと良いと思う。

大人にとって不都合な約束は多い。
公園で帰りたくないと主張した子どもに対して、「家に帰ってあのおやつ食べようよ!」と言ったり、どうしても2つ欲しいと泣く子どもに対して、「こっちはまた今度買ってあげるから」と言ったり。
そんな約束たちは、忘れてもらった方がラッキーなことが多い。家に帰ってみたら上機嫌で遊んでいる。おやつのことなんて忘れていそうだ。甘いものをむやみに食べて欲しくないし、このまま・・・と思う。私もそう思う。けれど、私はそこで必ずおやつを出すようにしている。子どもが忘れていそうでも、「さっき後でって約束したけど、食べたい?」と聞く。なぜならば、砂糖の摂取を少し減らすことよりも、「約束は必ず守るものだ」という姿勢を見せることが大切だと思うからだ。同じように、今度買おうと言ったものは、「この前今度買おうって約束したけど、今でもほしい?」と聞くし、今度行こうと言っていたところは「今度行こうって約束してたところ、今日なら行けるけど行く?」と聞く。

このやりとりが、どれくらい効果があるのか。直接子どもに聞いたことがないからわからない。けれど、おやつを食べられなかった子は、ふとしたときに「あの時食べようってお母さんが言ったのにな」と思ったりするはずだ。そんな場面がふえる毎に、「約束」への信頼が薄れていく気がする。「約束は守りなさい」という親からの言葉が、上滑りして子どもの心に届かなくなると思う。だからこそ、私は子どもにした約束を全力で守るようにしている。さらには、約束への裏切りが積み重なることで、「約束」への信頼だけではなく、「親」への信頼が、少しずつ薄れてくるんじゃないかと思うから。

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