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私がBowspringに出逢うまでの物語⑥楽園大阪からの卒業

初めましての方も、そうでない方も
こんにちは!
BowspringインストラクターのNatsukoです。

もう6回目ですね。
まだヨガの話さえ出てきませんが💦

音声で聴きたい方はこちら
👂

いつもありがとうございます。
先日は大阪での生活が楽しくなってきた私。
もう私生活でも大阪弁が出るようになっていきました。

私生活ではダーツをはじめ、
試合にも出るようになりました。
この時の仲間と飲みに行ったり、遊びに行ったり、
春にはお花見、夏には花火やBBQ!
私のオアシスのような仲間たちに出逢いました。

東京にいた頃は、
クレームがないのが私のいいとこだったのに
大阪に来てからはお客様から最初はクレームの嵐。
誰に教わったわけではないけれど、
関西と関東での営業手法の違いを学びます。

その秘密に気づけてからお客様との会話が弾み
何か声をかけてくださることが増えました。

関東とは真逆の手法です。
これもお客様からの言葉で気づきました。

本当に大阪の方は何でも教えてくださるのでありがたかったです。

結局私が引き継ぎ中に怒らせてしまったお客様とは
最後までご縁はなかったですが、
この方の奥様とそのご両親には本当によくしていただきました。

ただ、たくさんの方と仲良くさせていただきながら、
この頃からお客さんとの距離感に悩むようになります。

そして初めて健康診断に引っかかる💦

転勤してきた時、私の天狗の鼻をへし折った支店長。最初は大嫌いでしたが、この方は家族とか繋がりをとても大切にする人でした。
最初の頃は大阪に慣れるためにいろんなとこに飲みに誘ってくれて、今となればすごく気にしてくれてたんだなと思います。
そんな人にやっと認めてもらえたなと思ったら、転勤になってしまいます。

支店長のおかげでどん底から這い上がり
大阪で毎日楽しく過ごせ
そして最初は頭に来た当てつけのつもりでしたが、
誰も文句言えないくらいの圧倒的な実績を見せることもできました。
そんなことしかできなかったけど、
恩返しでき本当に良かったと思います。

そんな日々を送っていた私ですが、
前回も触れた、東日本大震災が起きます。

この日私はお客様の会社で商談中でした。
ゆらっと揺れて、目眩かななんて思ってたら、
事務の方が、「東京ですごい地震みたいです!」
と教えてくださりました。
その後すぐに支店から帰店命令が出ます。

9.11の時と同じ
津波を見ているだけ。何もできない私。

その時の副支店長は自分の家族も東京にいるのに。
支店の全員の安否を確認できるまで、家族には連絡しない姿には、胸が打たれました。

逆に赴任したばかりの新支店長はとても優しい感じの印象でしたが、
この時真逆の行動をとっていたのが印象的でした。

この人は私達兵隊の事を何とも思ってない… 
今まで仕えた支店長たちと違う。

結局、転勤してきたときもそうですが、
私たちが扱うのはものではない。
だからこそ、私は仕事に対して魂のない仕事の仕方をする人を
許せなかったのかもしれません。

数日後
淀川を見ながら、
「私は人を幸せにしているのではなく、
損をさせてお金をいただいているのかも」
そんな事を思いながら、何もできない自分に無力さが溢れました。

しかし、あの時とは違う!もう大人です。
何かできないか?

予備自衛官という仕事を見つけます。
これなら、仕事しながらできる!

私の弟が当時海上自衛隊員だったこともあり、
話をしたところ、
私は医療知識は持っておらず行ったとしても足手纏いになるだけ。
むしろ予備自衛官補以下という現実を知ります。

また同じだ…
そんな無力さでいっぱいでした。

その頃から考え方も少し変わっていきます。
少し物事の考え方がドライになっていったように思います。

この年に祖父が亡くなります。
身内が亡くなったことがなかった初めての経験。
結構なダメージでした。
この時に言われた支店長の言葉で転職を決意します。
「あ、もうだめだ…」
私にとってそれは人間として許せなかった。
ふともうこの会社にいても自分は発展しないなと感じてしまったのです。

彼氏も東京にいたこともあり。。(東京に行ってすぐ別れるのですが😓)
そうだ東京でもう一度頑張ってみよう!
と思い立ち、転職先を決めて
いざ上長に言うぞ!と心に決めていたその日。

なんと東京への転勤の辞令が出ます。
もうそういう運命だったんですね。

また仕事病んで休んじゃってる子の後任。
またかー!
何だか虚しくなりました。

なので、
「その辞令はお受けできません。もうここで辞めさせてください」
とはっきり言ういいきっかけになったのでした。

ここから東京本社の役員室に呼ばれ数人から引き止めに合うわけですが
正直心は揺れました。
何度となく言われている甘い言葉。でも起こり得る現実は分かっている。
ここで引き下がるわけにはいかないし、
男に二言はないじゃないですが、(女だけど💦)
何だかカッコ悪いなと思い、そのまま退職します。

『辞める』と言う決断をしたことがなかったので
とても迷ったしドキドキしましたが、かなりスッキリしました。

しかし、表向きの退職はお客様に伏せること。
転勤という事で大阪を去ることになります。
私はなぜか最後お世話になったお客様に嘘をつかなければならない。
会社の意向なので仕方ないですが、最後まで真っ直ぐに終えられなかったことに、悔しさやモヤモヤを抱えて終わることになります。

ここで楽園のような私の大阪生活が終わります。
本当に私の素を取り戻せた、
ロングバケーションだったなみたいな素敵な2、3年だったなと思います。

という少し大人の階段登ったところで。。。
続きはまた次回。

それでは^^





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