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1.ママになった自分をふと鏡で見た時…


初めましての方もそうではない方も、
こんにちは!
BowspringインストラクターのNatsukoです。
いつもありがとうございます。

音声で聞きたい方はこちら💁‍♀️
👂


みなさんは
「こんなはずじゃなかった!」って
感じることはありませんか?


私は思い起こしてみれば、
「こんなはずじゃない」と感じ続けた過去なのかもしれません。

これまでの私の人生について綴ったシリーズを書いてきました。

住んでいる場所、人間関係、妊娠、出産、子育て、夫、家族などなど
ありとあらゆるものに対して。

「こんなはずじゃない」と奮起する事が多かったので、
周りからは理想や志が高いと人からは言われていました💦

でも今思うと、
常にずっと自分を否定していたのかもしれません。

「あ、私って世界の中心にいるような気がしてたけど、
本当は端っこのちっぽけな存在。
私が、死んでもニュースにもならない。
きっと泣いてくれるのは両親くらい?
夫はもしかしたら喜ぶかもしれない。」

ふと1人になると自分の人生って
「なんのために生きてるのかなー」とか
「いなくなってもいいんじゃないか」とか
「誰にも必要とされていない存在だな」とか
思い始めちゃってました…

以前は「こんなはずじゃない!」と思って
どうにか変わっていこうと思っていたのに、
母になって子育てを始めてから
もうその気力さえも湧かなくなっていたんです。

もうこのまま年を取ったり、
死んでいくと思うと涙が止まらなくなる。

1人産んだら変わる?
2人産んだら変わる?
3人産んだら変わる?

そんな事じゃなかった。

私はずっと「だって、私なんか、どうせ」と思ってきた。

だって光り輝く自分を見ていたから、今の自分が受けれられない。
でもこの光も本当はメッキのような見せかけだったのですが💦

というよりも
それを環境のせいにして気持ちを抑えていた。
「広島にいるから、夫が…、子供がいるから」
本当はそんな自分が1番嫌いなのに。

その光輝いていたと対比するのは
憧れの東京での過去の生活。

ハイヒールをカツカツ慣らしバリバリ働いていた私は
がむしゃらに生きてきたのに
ふと振り返ると誰もいない…
虚しかったし、寂しかった。
その寂しさを埋めるように、
カバンを買ったり時計を買ったりしてしまっていた。

もちろんそれなりの努力もしたけれど、
振り返ってみると案外私はなんでも手に入れているんです。

気づくと、収入は平均の女性に比べたら格段に多い。
そのはずなのに貯金はあまりない。
そして私を大切に思ってくれる人は誰もいない。

いつのまにか周りが見えなくなっていた…

「私に足りないものは何??」

昭和生まれの私は結婚して子供産んで…というのが
普通の女の子としての『完璧な幸せ』と当時は感じていました。

みんな簡単に手に入れているのに、
その当たり前のような幸せを手に入れることさえできなかった。

きっと自分の弱さを隠すために
強がって生きてきたので、
「寂しさや誰かに必要とされたい」
根底にはそんな自分がいたからだと思います。

もうこの強がりも限界…

人生をかけて大学時代に広島から上京したのに
何かから逃げるように大好きな東京を去る決意をします。

ここで全てをいったんリセット!!

そしてようやく結婚、出産。
これで、理想の完璧な幸せを全て手に入れた!

そのはずなのに…

想像以上にキツかったのが、出産、育児!
理想の子育てライフとは真逆!
SNSで髪を巻いたり、結ったり、お化粧したりして自分をアップしてるようなおしゃれママに羨ましさを感じながら、否定し続けた。

外資系OLで丸の内を風を切って歩いてた私が、
広島の片田舎でどんどん埋もれていく。

「奈津子のおかげで、投資がうまく行った!」
「奈津子は自分にとって女神だからずっと投資の指図をしてほしい。」
「運用コンサルティング会社作ろう!営業をお前に任せたい!」

「私のおかげで…」という言葉に舞い上がり、
酔いしれて、自信があったはずなのに、
急に夢から覚めた気分。

「お前のせいで…」と毎日言われている気分。

「会社の看板外したら、私はただのおばさんだった…」

そのことに気づいた時、妙な納得感と虚しさを感じました。

だって私なんか
月一でトリートメントに行っていた私が
気づけば1年くらい美容室も行ってない!
まともに座ってご飯食べるなんてない。
身体もぶよぶよで、満身創痍😭

でも、世界一可愛い子供たち!!

今までにないくらい一生懸命やってるのに、評価されない!
私を否定するように泣き喚く子供。
助けてくれようとしていたのかもしれない、
両親や夫の言葉もそうは聞こえない。

「何やってんだ?人生無駄にするなよ」
と今の私は言いたいです。
考える視野が狭すぎて、我ながら呆れてしまいます💦
必死だったんですけどね。

そんな私も
「今の自分が一番好き、最高💕」
思えるようになれています👋

次回は
お金や地位を手に入れても手に入らなかったものについて。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます😊
それでは!

Natsuko

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