私の「投資思考力」ってなに??
初めましての方もそうではない方も、
こんにちは!
BowspringインストラクターのNatsukoです。
いつもありがとうございます。
音声で聞きたい方はこちら💁♀️
👂
今日は「私の問題解決力とそのベースにある思考=投資思考力」について。
これ実は私は当たり前すぎて
これまで特段意識してなかった思考力なんです。
お客様の声や感想、自己分析をする中で気づきました。
これまで、私自身も金融以外の方と接する時に
こう考えたらもっと楽なのに…とか
効率がいいのに…なんて感じることも多かったんです。
みなさんも職業に応じたものの考え方があると思います。
例えば、
CAさんなら危機管理能力とか…
アナウンサーなら対応力とか…
全体から患部を見ていったり、
患部から全体を見るような視野を持つ治療家や医者など。
それが長らく金融マンをしていた私にとっては、
独特の『問題解決』に至る考え方でした!
どんな力かというと…
「現状を把握し、あるべき姿へ導く力」
=金融系問題解決力(私がみなさんを導く力)
「常に逆を考え行動する力」
=逆算思考力(その時に使っている考え方)
一般的なのは積み上げ思考力なので全く逆になるようです。
こういった方の方が日本では多いようです。
だからこそ、
元金融マンの私がするBowspringレッスンは
普通にヨガを教えるだけじゃない面白さと気づきがある!と思います。
そしてもしかしたら、
どうしても身体を動かす気になれない人の力にもなれるかもしれない!
そう思い、1月より個別相談だけのご案内もはじめました。↓↓↓
ですので、これを機会に
今日はちょっと耳馴染みのないかもしれない内容かもしれませんが、
例も交えながら、説明させて頂こうと思います。
私は15年証券会社、外資系銀行、地方銀行で
富裕層向けの運用コンサルティングをしていました。
新入社員の頃から15年間ずっと見ていたものが「株」「為替」の値動き。
そして常に観察していたのが、お客様の心の動き。
それに対して、どうすればニーズが叶えられるかということを考えていました。(もちろん会社のニーズにも応えられる内容で…)
まずは、私が金融機関で身についた力
「現状を把握し、あるべき姿へ導く力」=金融系問題解決力
から説明します。
私は言葉さえ知らなかったけれど、
金融機関の人は「As is/To be Solution」という考え方が血液のようになっている。
常にAs is(現在の姿)とTo be(あるべき姿)を比較して
Action(解決方法)を明確にという考え方。
あーもう難しい!!!
そう思っちゃいました??
簡単に言うと、
お客様にピッタリあう投資を提案すること。
が仕事。
その中で担当者はたくさんのことを考えます。
もちろん、
<お客さまにとっても、会社にとっても、私にとってもWIN ーWINな道>で❤️
私はかしこまった会話ではなく、
これを軽いおしゃべりで聞き出していました。
あくまでも
私の場合(+法律上)の判断基準としては
お客様がやりたいと言っても見合わなければ
取引させないこともあります。
増えるかどうかは絶対じゃないから。
この辺りをベースに
いろんな提案をしています。
つまり今を把握して
どうしていきたいかの道筋や段取りを
導くわけです。
だからこそ、業界は違えど
私はみなさんの今の状態を把握し
どのように導いていくのか
その辺りの「導き」というか、
「伴走力」をずっと磨いてこれたと思っています。
次に、その『導く力』のベースとなっている
「常に逆を考え行動する力」=逆算思考力
です。
証券会社にはこんな格言があります。
「噂で買って、事実で売れ」
もう事実が出たら終わりなんです。
実際に私が体験した事例を
一つご紹介させてください!
株式や投資をしている人は、
誰に何を言われても言われなくてもやっています。
みんながどうかなんて関係ありません。
ワイドショーやニュースでは
「投資がいいよ!株が儲かるよ!NISAやるって!」
「老後2000万問題どうする??」
「私たち年金もらえないかも…」
なんて、
遅れをとっているかもとか、将来の恐怖感を煽られる報道がされる…
隣の奥さんどうやら株や投信で儲けたらしい。
なんかみんな運用してるみたい。
(子供がおもちゃ欲しいときの「みんな持ってる」と同じレベル感😂)
私もやってみようかしら…
ある日その主婦は証券会社に行って「投資をしたい」と言います。
(基本知識のない人にリスクの投資をさせることはできないので、
大した投資は提案できないのですが…)
この人だけではなかった!
日を追うごとに来店や問い合わせが増えていく…
私には例の格言が頭をよぎります。
この頃の私は嫌な予感しかありませんでした。
「そろそろ来るかも…」って。
根拠はありませんが、
この主婦たちの行動は必ずと言っていいほど当たる。
ここが相場のピーク終焉なのです。
怪しいなと思った私が
数日後に経験した実際の出来事↓
手が震えました…
まさかその二日後…
リーマンショックは起きます。
現在3万円をこえる日経平均は当時7000円を切った…
私はまさかというより、やっぱりかと思いました。
窓口に投資初心者の主婦が多くなってきたら終わり、ピークなんです。
それを薄々感じていた私の顧客は傷が浅かったのを覚えています。
何事も行き過ぎたら調整が入る。
自浄作用なのかもしれません。人生も体も同じ。
多くの主婦はここでパニックに陥ります。
あれだけ投資にはリスクがあるよと言ったのに…
投資なんかやるもんじゃないとやめてしまう人がほとんど。
みなさんだったらどうしますか?
相場の世界からしたら、
ここが買い!チャンスなのに❤️
これが、逆算思考=逆張りの考え方。
「積み上げ思考」とは真逆の考え方。
株価の値段がつくメカニズムは
売買が成立すること。
つまり
私たちがお米を10kg買ったら
6,000円という代金を支払うのと同じ。
売ってる人がいるということは、
同じだけ買っている人がいる。
買っている人がいるということは
同じだけ売っている人がいる。
少し難しい話ですが、
株式投資には信用取引といって
現物がなくても株の売り買いができる仕組みが
あります。
これはクレジットカードと同じ考え方。
クレジットカードで買い物すると、
モノは手に入るけど、支払いが来月きます。
なんとなくそんな感じだなでokです👍
つまり、信用取引も同じように、
期限が来ると、反対売買が必要になります。
買えば期限が来ると全部売りに変わる。
売れば期限が来ると全部買いに変わる。
何が言いたいかというと、
証券マンは表の株価だけでなく、
その裏側にどれだけの売り買いがあるか?
を見ているということです。
みんなが買っていて
値段がどんどん上がっていても、
そこに信用取引の買いが多過ぎていたら…
表面の値段しか見ていなければ、
迷わず買うでしょう✨
本当に大切なのは、見えているとこだけじゃない。
常に裏を考えたり、逆を考える。
こんな考え方が身についてしまった私。
だからこそ
表と裏を感じるBowspringと出会ったかもしれません。
もう今は相場指図は一切していないですし、
相場の世界とは一線引いています。
しかし、この捉え方は
これまでに私自身を救い、
そして多くのお客様を変えていった。
周りが加熱している時ほど注意。
みんながいいよ!といってるときほど
「本当にそうか?」という視点を忘れずに。
自分に対しても頑張り過ぎている時に
「大丈夫か?」ともう一人の視点を持つと
無理をし過ぎて自爆せずに済みます。
「本当にそうか?」
「そうかもしれないしそうでないかもしれない」
これが、逆算的な思考を使った視点です。
それが、いろんなものから
身を守ることにも繋がります。
最後はやっぱり、
「私が決めたから」ということが一番の軸になる!
『一度しかない自分の人生だからこそ、自分で舵を切りましょう!』
いつもありがとうございます。
それでは👋
Natsuko
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