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ポルトガルの田舎で家を借りた話。

こんにちは!
夏子です。

今日は、今さらながら、私たち家族が5月にやってきて、どうやって家を見つけたのか、というお話です。

我が家の洗濯物干竿、大きい。

なぜ、Torres Vedras(トハス・ベドラス)?

コロナ以前、独身時代には、リスボンのど真ん中、バイシャ・シアド地区に住んでいました。

大好きなプリンシペリアル公園から徒歩1分の、最高のロケーションだったのですが、リスボンのオーバーツーリズムを目の当たりにして、ここにはこれ以上、人は要らないな(とくに外国人)、とひしひしと感じていました。

大好きなプリンシペリアル公園。
いついってもトラムの行列に目がくらむ。

ヨーロッパの田舎に住んでみたい! という昔からの夢もあり、今回は田舎がいい! と決めていました。

でもでも、友人もいるし、楽しいこといっぱいのリスボンから1時間以内で、サーフスポットからも近く、自然があって、、、、などなど、理想だけはたくさん。

5月中旬の渡航から、家が見つかるまで、AirBnBやホテルに滞在していて、とにかく早く見つけないと、宿代がとんでもないことになっていく状況。

前回一度お世話になったAirBnBのオーナーであり、今はとても良い友人家族にオススメされた、Torres Vedras(トハス・ベドラス)は、私たちの理想がほぼ当てはまる町! しかも、子育てしやすいらしい。

いろいろな街を見たい気持ちもあったけど、ほかを探し始めるとキリがないので、友人の言葉を信じてTorres Vedras周辺に絞って探すことに決めました。

Torres Vedrasのバス停。リスボン中心部まで40分。

理想の物件をさがす方法。

しかーし!

とにかくポルトガルは今、世界中から移住者が続々とやってきている、超絶人気な国。よさげな賃貸物件の広告が出ると、10分もしないうちに続々と内見の予約の電話があり、翌日にはネットからも消えていってしまうような状況。

以前も、リスボンの中心地ではそんな感じだったけど、コロナが明けて、リモートワークが進み、ライフスタイルを問い直す人たちがさらにたくさん。

そんな人たちが選ぶのは、気候がよく、物価が安く、食事も美味しくて治安もよい、ポルトガルなのです。

そして、私たちが住む町、Torres Vedrasも、リスボンに負けず劣らず、人気のエリア。

リスボンの中心地の家賃の急騰、人の多さが、周辺の町へ流れていって、もはやポルトガル全土が大人気。

とくにTorres Vedrasは、リスボンからも近く、海も山も近い。

家からの眺め。

福岡でいう、糸島のような感覚です(ちなみに私の地元でもあります)。

そして、私たちの理想は一軒家。もちろん家賃は安い方がよい(せめて1000€前後。今だいたい1€=157円くらいだから、日本円でだとけっこうな額だけど。。)。

物件を探すなら、これ! というアプリやウェブサイトがいくつかありますが、いちばん使い安くて、情報量も多いのが「idealisa」というサイト。
アプリに登録しておくと、希望にあった物件情報をメールでおしらせしてくれます。

・idealista

https://www.idealista.pt/?gad_source=1

早速、ポルトガルに到着してからすぐに物件探しの日々。

賃貸、一軒家、1200€、、、と条件を入れていくと・・

該当3件。。。

少なっ!!

そしてすべてに連絡してみるも、返事がくるのはひとつくらい。
そもそも一軒家は賃貸がほぼなくて、全て売り物件。

そして売値はめちゃくちゃ高い!
ど田舎でも余裕で3000万円くらいする。

とりあえず、ちょっと予算オーバーだけど、ちゃんと連絡がとれた唯一の物件、Torres Vedrasから車で15分ほどの、Monte Redondo(モンテ・ヘドンド)という町のお家の内見を取り付けることができました。

Torres Vedrasの中心地。周辺の山にいくつかの小さな町がある。

とにかく動かないとなにも始まらない! と、ほとんどダメもとで、1件目のおうち訪問。

そしてなんとここで予想外の展開に!

つづく。





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