ポルトガルから日本に帰ってきて本当に良かったこと。
こんにちは!
夏子です。
なっちゃん、今どこにいるの?とよく聞かれるので、笑
今は、地元、福岡県の糸島という場所に戻って、生後1ヶ月半の赤ちゃんと4歳になった長男、夫と暮らしています。
2人目妊娠が分かってから、去年の5月にポルトガルへ戻って、ポルトガルでの出産方法、病院、産後のことなど色々と調べたり、準備したりしていました。
11月末が予定日でしたが、迷いに迷った結果、9月ごろに、やっぱり日本に戻って出産しよう!!!と思って、10月に臨月のお腹を抱えて、飛行機で日本に帰ってきました。
そして、念願だった助産院での出産を無事に終えて、今は生まれて1ヶ月の赤ちゃんと、4歳になったばかりの息子と、夫と共に地元糸島で賃貸の家を借りて暮らしています。
なんで日本を選んだのか、前回のブログにも書いているのでもしよかったら覗いてみてください。
で、産後1ヶ月経ったいま、本当に日本に戻ってきて良かったなぁと感じています。
日本に帰ってきてよかった。
とにかく、孤独じゃない!!!
地元ということもあって、両親も近くにいて、産後はたくさん助けてもらいました。
人里離れたポルトガルの田舎に住んでいたので、ちょっと友達とお茶をすることや、家族ぐるみで週末に遊んだり、うちに寄ったり寄ってくれたり、ちょっと公園で遊んだり。
そんな日常がめちゃくちゃ幸せでありがたいことだなと感じています。
初めての助産院でのフリースタイル分娩。
今回は助産院マミータさんという、福岡市にある助産院で念願の出産ができました。
長男のときは10日間遅れて、年末ということもあり、泣く泣く、大きな病院での出産、しかもコロナ禍で完全に1人っきりで出産しました。
それでも、産後翌日には助産院に戻って、手厚いケアを受けていたので、順調なお産だったなぁと思っていました。
でも!
想像していたよりもはるかに、病院での出産と、助産院での出産はその後の人生を変えると言っても全く過言じゃないくらいの体験でした。
今回は、自然に陣痛が来る、という経験をしていなかったので、本当に陣痛が来るのか不安で不安でたまらなかったけど、予定日を2日過ぎた日に、夕方から「もしかして陣痛かな??」という痛みが始まり、20時には助産院に電話、実家の母を迎えに行って、21時に到着。
陣痛のあいだ中、3人の助産師さんが、何時間もそばについて、マッサージや声掛けをずっとしてくれていました。
母は、となりの部屋で長男を寝かしつけてくれ、夫は、死ぬほど痛い陣痛を耐えながら必死で夫の首にもたれかかる私を(たぶんめちゃくちゃ重かったと思う)なんとか支えてくれながら、途中で何度も、もう無理かも、、と思ったけれど、夫の首にしがみつきながら、夜中の1時半過ぎに、四つ這い〜最終的には立った状態(自然といきみながら立ってしまった!!)で、つるん!!と出てきてくれました。
病院だと自動的に分娩台に乗せられて仰向け体勢にならないといけないけど、本来子宮の形、赤ちゃんが下りてくるという自然の力になるべく合わせると、やっぱり仰向けはあまり効率的ではないよね。
産後1週間、私と赤ちゃんは産院でゆっくりと過ごすこともできて、みんなに支えられながら、幸せなお産を経験することができました。
正直に言うと、長男の時はずっと1人きりだったので、出産したあとも、夫のことを心の底から家族だと受け入れられなかった部分があったなぁと思う。
まぁ、その時はまだ諸事情で籍も入れてなかったということもある。
今回は、長男が夫と2人でいることに慣れてもらうために、出産前から2人で旅行に行ったり、寝る時も夫と2人で寝る練習をしてもらっていたので、完全に夫に任せることができたし、出産自体も一緒に痛みを共有できた気がして。(実際に夫は首が数日むち打ちのように痛かったらしい笑)
退院後も、母親が毎日ご飯を作りにきてくれたり、長男のお迎えに行ってくれたり、まわりに頼りながら、とてもありがたい環境でした。
これがもしポルトガルだったら、自宅出産でも病院でも、産後はすぐに家で過ごすことになっていたし、周りに家族や近しい友人もいない、まして言葉も完全には通じない環境で、120パーセント産後鬱になっていたと思う。
きっとシッターさんとかには頼んでいたのだろうけど。
とにかく、本当に日本に帰ってきて良かったと思っています。
当たり前のことなんてなにもない。
出産という女性にとっての大仕事、バースハピネスやバーストラウマという言葉もあるくらい、人生の中で大きな大きな節目になる経験。
いつものノリで、なんとかなるやろー!!と構えていたけれど、ちょっと一旦立ち止まって、慎重になって悩んで考えて相談して。
帰国するという決断は、正直めちゃくちゃお金もかかったし、夫の仕事も予定が狂って大変だったけど、出産というイベントを優先してくれて、本当に感謝。
出産する環境を選べない状況の女性もたくさんいるなかで、私は本当に恵まれているし、もっともっと感謝して生きなくちゃいけないと改めてブログを書きながら自分に言い聞かせているところです。
これからのこと。
3時間おきの夜間授乳プラス、4歳児の暴れん坊との格闘。
わたしはずっと、寝不足のストレスや授乳疲れで暇があればなにかをつまみ食いしてしまう。。。
自分のお腹も見たくない姿だし、体重もまだまだ戻りきれていないので、毎日少しずつ筋トレして、早くサーフィ復活できる身体づくりをしていきたいと思います!
まずは今日から、スクワット20回やるぞー!!