2歳児の息子が通う、ポルトガルのヒッピー保育園
こんにちは!
夏子です。
最近すっかり寒くなって、毎日かかさず雨が降ります。もう2週間くらい、雨が降らない日はなかったような気がする。
夏は本当に降らなさすぎて、少しでも雨が降ると嬉しかったけど、毎日降られると、ちょっともういいかな、ってなってしまう。。人間ってわがままですね。
まさに、雨季なポルトガルです。
今日はワインの話ではなくて、ずっと書き残しておきたかった息子の保育園の話をしたいと思います。
ポルトガルでの保育園の選び方
私たち家族が住んでいるのはリスボンから1時間弱のところにある、Torres Vedras(トハス・ベドラス)という町の、さらに15分ほど山の上に車を走らせたところにある、20人くらいの小さな村です。
保育園は、パブリック(公立)とプライベート(私立)に分かれていて、パブリックは収入によって、プライベートは一律の料金がかかります。
そのへんは日本と同じですね。
地元の人たちはほとんどパブリックに行っている、というか、私の村周辺にはプライベートの保育園はない。
家から車で5分くらいのところにあるパブリックの保育園にたまたま空きがあって、一度見学に行ってみました。
園児は3歳〜6歳で、みんな同じひとつのクラス。合計15人くらい。
日本の保育園と雰囲気はほぼ似ている感じでした。なんというか、安心感があった。
先生はエプロンしているし。
プライベートの保育園は、Torres Vedrasの中心地と、その周辺にいくつかあって、インターネットで検索したり、友人に聞いたりして、いろいろ調べました。
基本的に、パブリックはリスボンやTorres Vedrasなど、人口がある程度多い町だとほぼ満員状態。
みんなまずプライベートの保育園に入れたり、シッターさんに頼んだりして、パブリックが空くのを待っているみたいです。
これも、日本と似ているなぁ。待機児童問題。
私たちが選んだヒッピー保育園
友人に教えてもらった、Positivoというプライベートの保育園。見学に行ってみると、3歳くらいから13歳くらいまでの子どもたちが20人くらい、自由気ままに遊んでいる!
Positivoは保育園でもあり、コミュニティという位置付けの場所。
敷地内には、看板犬、ポニー、豚(子豚ちゃんが生まれたばかりで可愛かった!)、羊、ニワトリなどなど。
動物が大好きな息子は、キラキラした目で動物たちを見てる。
それを見て、言葉が通じなくても、ここだったらきっと楽しく過ごせそう、と思いました。
まだ初めて2年だと話してくれた創設者のアナはブラジル出身。よく日焼けした、強く綺麗な女性という印象。
「自分の息子を、室内じゃなく屋外で思いっきり遊ばせたかった!」という思いから始めたそう。わかる!
子どもたちが本当にしっかりしていて、大人と対等に自信を持って接してくれるようにも感じました。
保育園に通い始めて1ヶ月たった息子は?
いまだにしょっちゅう、朝から「保育園行きたくない〜!」
と泣くときもあるけど、保育園に着くとサラッと入っていって、3時のお迎えの時には「楽しかった〜!!」と言って帰ってきます。
言葉はまだまだ話せないけど、少しずつ理解しているみたい。
先日、ポルトガル語と英語で1から10まで突然数えだした。びっくり。
保育園のことはほかにもたくさん、よい点もそうでない点も、カルチャーショック的なこともいろいろあって、まだまだ書きたいことがたくさん。
とりあえず、帰り際に、先生にブチューっとされているのを毎日見ると、
あぁ、息子はポルトガルの文化で育っているんだなぁと感じます。
そして、いまだ完全に引き気味な息子を見てクスッと笑っています。
これからも日々の成長が楽しみ。