子供を産まないことは傲慢なのか

新婚ホヤホヤですが今のところ、子供が欲しいという願望がありません。
しかし、周りはベビーラッシュ。
どうやら、子供が欲しい人が世の大半らしい。

子供が欲しいと思えない事を、既婚者で子持ちの女性に相談したところ、タイトルの事を言われた。

子供を産まないことは傲慢。
子供がいない人は人として浅い。

仕事として人柄として好きな人なだけにショックな一言だ。
私の知ってる人で子供はいないけど、素晴らしい女性は沢山いる。逆もまた然り。
何故、子供を産む・産まないに対して、そんな考え方になってしまうんだろう。
インターネットの海を漂ってみても、そういう意見が散見された。

生物としては子を産む事が遺伝子に組み込まれてることかもしれない。

しかし、今この生きづらい世の中に自分の子供を産むのは正直こわい。
自分1人ですら生きるのが毎日精一杯なのに、それ以上に子供を育てるなんて、どこに余裕があるのでしょうか。

産みたい気持ちがある人、子供が欲しい人が産む分には良いと思う。それが望むものなのだから。
でも、私みたいに子供に対して特に感情がない人は産まないという選択肢をしても良いと思う。

独身者だから〜、子なしだから〜、と何かを決め付けずフラットな社会になりますように。

個人的に子供が出来たことによる成長する人もいると思う。しかし、それはその人の産む前と産んだ後の成長度なだけであり、産んでいない他人と比べるのは間違えである、と思う。
だって、産む前のレベルが低い人だっているだろうし、産んでいなくても人としてレベルの高い人はいるだろうし。

あーあ、個人の自由ってことにならないかな〜
何故、遺伝子やらこれまでの先祖やらそういう話になるんだろう。
私がこの世にいるのは先祖が子供を産み育てあげたからなのは理解出来る。
でも、それを途切れさせてはいけない、というのは少し理解できない。
逆に言えば、子供を産んだ方が良いって言う人は産まない人の事を理解できないんだろうな。

自分が理解出来ないことにも寛容な社会になりますように。

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