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【 自分の能力のピークが過ぎてきていることへの自覚と、成し遂げたいことの期限が迫っている焦り 】

久しぶりに、
自分が持ち合わせたテクニックやスキルではどうにもならない現場でした。笑

こここそ
「おゆみ、見といてね。」と心の中で思いながら、
ファシリテーションしていましたよ。笑

ファシリテーションをやって来て、
もしくは、教員や学校長時代にも、
とんでもない修羅場は山ほど経験して来まして。

なので、
今回の現場を、
それほどまでに修羅場とは思ってはいないけれど、
それでも、ここ数年の中では、
自分のスキルや経験や手札ではどうにもならない、

丸腰で人としての誠意以外に
何も晒せない、清々しい現場は
久しぶりだったのです。

非難応酬な状況の中で、
参加者の想いを全力で受けとめ、
受け取ったってことを
グラフィックとフィードバックで、
全力で示す。

そして、
参加者からの非難に対して、
ノーアイディアで、なすすべもなく、
「どうしましょう?」と
自分のお腹を場に晒す。

晒しながら、心の隅で、
「おゆみ、この姿見ておいてね」と思っていた。

かっこ悪い、
なすすべもない状況こそ、
人間の力が問われる。

現場を終えて2人で呑んでいる席で、
おゆみが、
「今日夏子さんの丸腰の底力を生で見れたことは、本当に大きな出来事でした。この日のために、私は転職してここに来たんだと思うくらい、大事な場面に立ち会いました。」と、話してくれた。

「おゆみ、見ておけよ。」と、自分が思ったことと、シンクロして、震えましたよ。

50歳を過ぎて、
グラフィックファシリテーションの集中力や感度や瞬発力や、
そういうもののピークは、
そろそろ過ぎていくんじゃないかと自覚している。
(覚悟や経験から来る佇まいはあれど)

そうやって、自分の仕事のピークが過ぎることを自覚しつつ、
逆に自分の人生のおいさきは短くなって、成し遂げたかったり、やり遂げたいことに、
もう期限が迫って来ていることを自覚している。

そうすると焦るんだよね。。。

この切ない焦りが、、
今日の場に参加してくれた高齢者の方々の中にも同じ様にあったと感じます。

参加者の中に起きることは、
自分の中にも起きること。

創さん& 元さん、
改めて貴重な機会に
呼んでくれてありがとう。

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