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転院、そしてステロイド治療の始まり

家の近くの古い市立病院に入院して3週間が過ぎた頃、肝臓の数値は2桁台にまで下がってきてたけど相変わらずのPTが全く良くならず30とか31%だったので、明日死ぬかもとかそんな状態でした。

少し都会の大学病院に転院の話が出てきました。そこならいつ急変しても対応出来るとかだったんだけどただ今はコロナ禍真っ只中の2021年1月。
ステロイド治療も始まると先生は言ってて、でも今は時期がとても悪いと。

ステロイド副作用の1番に、感染症にかかりやすいってのがあるからで。コロナもその一つ。
ステロイドはとにかく副作用が多い!(大量に飲むと)
数えれば50個?くらいあるそうで。
私はその時ステロイド治療がどんなものなのか全く想像もしてなかったから、
「はぁ…そうなんですね。」
くらいでした。

それから入院4週目になる頃転院が決定しました。移動は救急車。
先生と看護師さん、パパも乗ってそれはまぁまぁな一大イベントでした。

大学病院に着いて数日は、大部屋が空いてなかったから大部屋料金で個室でした。
ここの病院は新しいからとにかくキレイ!
それは最高でした。

そしてまた1から検査が始まり、検査検査検査。
採血も毎日10本以上取られ、多い時は15本。
そんなに毎日血を採って大丈夫なのかよと段々と腹が立ってきます。

主治医は6人も付いて毎日ぞろぞろと6人やってくる。
何日か経ったとき大部屋に行くことになって、とうとうステロイド治療が始まりました。

始めは45ミリ。
1錠5ミリだから9錠
その他肝臓の薬を数種類。
食後のとてつもなくまずい液体薬が
1種類。

それから毎日のように突然やってくる色々な副作用が始まりました。


続く

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