【参考】ジェノサイドに加担しない投票行動を考えるための候補者情報(随時更新)
衆院選候補者について、投票行動の参考となるようまとめました。
▶大阪4区 中山泰秀氏
2021年5月、イスラエルの空爆によりガザでは256人が犠牲となりました。当時、防衛副大臣だった中山泰秀氏は「私たちの心はイスラエルと共にある」と投稿。直後に「(中山氏の投稿は)政府の見解とは違う」という政府高官のコメントが報じられ、結局は削除。その翌年「日本イスラエル友好賞」が授与されています。
こちらの配信でもお話しましたが、当時、JVCエルサレム駐在員の山村順子さんも「対等な力関係ではなく、占領側と被占領側ということを無視したツイート。力の構造はどうなっているのかということを含め意味を考えてほしい」と語っています。
裏金議員の一人でもある。
▶東京2区 辻󠄀清人氏
日本・イスラエル友好議員連盟。
こちらは外務副大臣としてイスラエルを訪問したときの様子です。スイカはパレスチナやその連帯のシンボルでもありますが、わざわざ真冬にそれを「切り分けて喰らう」ために皿に並べられた様子を、外務省公式も無批判に投稿しています。
▶宮城2区 秋葉賢也氏
今年9月、東北大とイスラエルのヘブライ大学との協力関係締結のために「橋渡し」をしていたことも発信。
学術機関とイスラエルの暴力はどうかかわっているの?という方はこちらをご参考に。
PACBI:イスラエルの国際的学術ボイコットガイドライン
▶福岡2区 鬼木誠氏
ブログより:《イスラエルは国防意識が高い国で、ミサイル防空システムなど優れた先端技術を持っています》
【(鬼木)防衛副大臣への質問状!日本はイスラエルの「殺人ドローン」買うのですか?】
▶香川3区 大野敬太郎氏
日本・イスラエル友好議員連盟。
ブログより: 《日本もイスラエルに学ばなければなりません…なぜイスラエルは斯くもハイテクベンチャーが多いのか…敵に囲まれているからこそ、軍需が盛んになり、リターンを求めない先行投資が可能》
※個人的には、生活保護の捕捉率がとても低く、多くの人が保護を受けられない状況でありながら、そこに言及しないまま、「不正受給の厳罰化」を説く視点も恐いと感じました。
▶東京17区 平沢勝栄氏(2024.10.18 追記)
特定秘密保護法の必要性に触れる中で、「私は役人の時代、イスラエルの情報機関モサドやイギリスのSIS、アメリカのCIAなどの情報機関と頻繁に接触していました。特にモサドと接触するためにイスラエルに何回行ったか分かりません」と下記の記事中で発言している。
裏金議員の一人。
▶栃木5区 茂木敏充氏(2024.10.18 追記)
イスラエル・日本の企業や研究機関が「共同研究・開発」を促進する覚書を締結、署名。この件についてはジャーナリストの藤原亮司さんが記事中で、「「共同研究・開発」には、兵器開発が含まれない理由はない」と指摘しています。
(▶元衆議院議員 中丸啓 2024.10.18 追記)
▶参政党(2024.10.18 追記)
比例もあり、小選挙区にも多くの候補者を出しているので追記。
参政党代表の神谷宗幣氏の発言全体は、こちらの動画で確認してみて下さい。突っ込まなければならないところはたくさんあるのですが、ヤマト・ユダヤ友好協会とのつながりつについて説明する文脈で、軍事国家イスラエル
は「優秀な子どもの学習履歴をとって軍隊で鍛えあげてサイバーセキュリティーの会社を作らせたり」「イスラエルの教育の目的は国家を守ること」「今の日本に欠けているのはここ」「パレスチナの人たちの怒りは置いておいて」等の発言を確認できます。
参考:2年前のものですが、宮原ジェフリーいちろうさんのブログもぜひ一読してみて下さい。
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イスラエルがよく他国や自治体との連携で打ち出そうとするのがサイバーセキュリティーやドローンなどのテクノロジー。けれどもその技術が、パレスチナ人の体を実験台にしてきた経緯から目を背けるべきではないでしょう。
回答者は少ないですが、こちらもぜひ参考に。
随時、追加していきます。