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遺書No.162 命日。
※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。
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2004.12.15
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他人に厳しく。
自分に甘く。
逃げ道は常に用意しておいたんじゃい。
自分に厳しく。
でもって、他人にはもっと厳しく。
生きる術を学ぶのは賢くなる為でなく、
より快適に自己満足を得る為。
自己陶酔で雑音をごまかし、
自己満足で雑音を撒き散らしてましたのよ。
私はアナタとは違う。
アナタの貧相な感受性で、
私の感性を理解できるものか。
もちろん私にもアナタの全てなんぞ理解できん。
当然じゃろが。
出来るわけがなぃのだ。
思い上がるな。
法や規則がないとこに自由なんてモンはなぃ。
屁理屈でなくソレを分かってるなら問題ない。
だが学校やら社会やらの規制を「束縛」と呼び、
自由が無いだなんて叫ぶなら嫌気がさす。
なんて意味のない謀反でしょう。
無意味だとするならまだ分かる。
気に入らないというならまだ分かる。
それを意味のない束縛だというなら浅はかだ。
青春の声だなんて台詞を、
恥じもなく使いたいならその辺わきまえよ。
若さゆえの衝動も欲求も反発も、
屁理屈ごねるだけならただの無知。
莫迦さ加減に呆れる。
常識破りと常識知らずは全くの別モノだろ。
私を常識知らずと呼び、
ヒステリック起こしたアナタは何モノだとゆんじゃ。
えぇ。
確かに無知と未知の区別もつかんアナタにゃ、
私の生き方はさぞ憎らしかった事でしょう。
言いなりになんぞならん。
思い通りになんぞなってやるものか。
操り人形が欲しいなら、ダッチワイフで我慢しろ。
アナタにゃそれが似合ってる。
私は自信があったんじゃ。
アナタとは違う。
ちっとも自身をわかっとらんアナタにゃ、
さぞ妬ましかっただろうが。
私は自身を持ってたんじゃぃ。
アナタは負けたんじゃぃ。
人生を勝ち負けで表現し、
私に押し付けようとしたアナタのエゴは、
別に嫌いではないよ。
正しいかどうかではなく、
アナタのその考え方は、
少なからず私の糧にはなっとる。
感謝してやるわぃ。
呆れる程に莫迦で無知で強気なアナタに。
今日はアナタが生まれた日。
そしてアナタが、
そのツマランかったであろう不器用なエゴの人生を、
終わらせた日。
元々誰でもエゴイズムの塊じゃろが。
なんでわからんのじゃ。
私は、せせこましく生きとるよ。
笑うがいい。
それすら出来なかったアナタに、
その機会を与えよう。
死んでどないする、この阿呆が。
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2021.9.25
毎日遺書を書き始めて当時162日目の投稿内容。
そっちはどうですか?楽しくやってますか?
私は、まぁ、ぼちぼち幸せにやってるよ。
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