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kumakuma2018
遺書No.871 運ぶ者と運ばれる者。
※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。
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2006.11.28
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Valkyia
ワルキューレ、又はヴァルキリー。
ゲルマン神話で戦神オーディンに仕える武装した乙女達。
馬を駆り、戦場で倒れた勇士たちを天上の宮殿バルハラに導く。
俺はこのワルキューレという響きがとても好き。
別にだからなんだという訳でもない。
こんばんわ、みーくんです。
今日もバスに乗った。
そしたらそのバスで向かう道中、
両手に大量の荷物を持ったオバサンが乗りこんできた。
おそらく買い物の帰り道であろう。
バスは満席で、
仕方なくオバサンは立つことに。
するとほどなくして、
降りるべき停留所が近づいてきたのであろう。
オバサンがやけにソワソワし始める。
以下、観察によるオバサンの心の声を交えると・・・
ヤバイ。
ボタンを押さなければ。
オバサンあせる。
でも両手は荷物でふさがっている。
さらに家が近づく。
降りなければ!
しかし、
すし詰め状態で身動きも取れない!
もう目的の停留所は目の前。
やばいよやばいよ~!
だけど何より、
ボタン押さなければバスは止まってくれない。
あぁぁもう停留所は目の前に!!!!!!!!!
そこでオバサンがとった行動は・・
大声で
「ぴんぽーーん!!ぴんぽーーーーん!!」
「ぴーーーーーーんぽぉーーーーーーーーーっん!!!!」
・・・なにも、
「降りまーす」でいいのに。。
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2022.12.21
毎日遺書を書き始めた当時871日目の投稿内容。
観察が好きだったのはあるけど、それ以上に、当時はネタを作る為に非日常を探してたんだなよな。
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