遺書No.897 伝説に幕は降りて。
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2006.12.24
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銀河の歴史が、また1ページ・・・。
いや、銀河とか全く関係ないけど。
タイトルを決めたらなんとなく、
銀河英雄伝説を思い出したので書いてみた。
こんばんわ、みーくんです。
今日は一つの伝説が幕を閉じた。
一昨年、競馬界に久々に降臨した英雄、
その名も、
ディープインパクト。
今日はね、
日記を書くならこれ以外ないと思ってた。
随分前から「今年の24日の日記はディープインパクト」だって。
というのも、
今日は中央競馬の1年を締めくくる祭典、
第51回有馬記念(G1)。
いわずと知れた年末の風物詩。
その売上は世界競馬で見てもダントツのトップを誇る祭典でもある。
その中山競馬場の芝2500メートルに、競馬界に現れた英雄ディープインパクトが出走し、その伝説のラストランを見せ付けた。
天才ジョッキー・武豊の騎乗で断然の単勝1番人気だったが、ディープインパクト(牡4池江厩舎)は見事に優勝。
G1通算7勝目を挙げ、引退レースで有終の美を飾った。
思えば昨年、史上2頭目となる無敗のクラシック3冠を達成し、史上初となる無敗の有馬記念馬へと挑戦したがハーツクライに敗れた有馬記念。
多くの競馬ファンが言葉を失ったあの日から、ちょうど一年が経った訳だ。
今年も凱旋門の失格など色々あったが、国内で唯一敗戦を喫した有馬記念で見事に雪辱を果たし、その別次元の強さをファンにまざまざと見せ付けてくれた。
シンボリルドルフ、テイエムオペラオーに並ぶ、
史上最多のGⅠ7勝という記録。
そして通算14戦12勝という成績も、おそらくこの先その数字以上の記憶が語られていくだろう。
武豊も90年のオグリキャップ以来だから、有馬記念の優勝は実に12年ぶりという事になる。
彼にとってもディープとの出会いは、主戦ジョッキーとして生涯最高の名馬になるだろう。
現実問題を無視して欲を言えば、昨年の有馬記念は勿論だが、それ以上に今年の天皇賞秋を制覇して欲しかった。
そうすれば古馬GⅠの年間グランドスラム達成と共に、史上初のGⅠ「8勝」という数字も残せたのだから。
商業上の理由からも仕方のない事だとは分かっているけれど、名馬の早期引退というのは毎度の事ながら実に寂しい。
いずれにしても、
ディープインパクトが残した足跡は、
きっと日本競馬史にとって、
今後忘れられる事のない大きなモノとなるだろう。
まぁ凱旋門だとか、
一緒に楽しく一喜一憂させてもらったよ。
本当にありがとう。
ディープインパクト!
あとは、産句から名馬を排出してくれる事を祈ってるよ♪