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#1-1|モロッコ7泊(マラケシュ▶︎メルズーガ▶︎フェズ)〜マラケシュ編〜

2024年7月
パリ経由で行く真夏のモロッコ内陸7泊旅行

モロッコ旅行について3回に分けてご紹介します。1回目では、旅行のルートやスケジュール、1〜4日目のマラケシュで訪れた場所、宿泊ホテル、費用などを詳細にお伝えします。旅行会社は利用せず、自分で航空券、ホテル、砂漠ツアーの予約を行ったので、参考にしていただければ幸いです。

⚫︎はじめに

ーモロッコの基本情報

モロッコはアフリカ北西部に位置しています。

2024年7月中旬、私たちが訪れた際のマラケシュの気温は、最低30℃、最高40℃を超えました。湿気が少なくカラっとしていますが、日差しが強いので、快適に過ごしたい方には3〜5月や9〜10月の訪問をおすすめします。

モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語で、ベルベル語は先住民族のベルベル人の言葉です。砂漠ツアーのドライバー、Aliもベルベル人で、ベルベル語の挨拶を教えてくれました。また、元フランス植民地だったため、フランス語も通じます。フェズではタクシー運転手とのコミュニケーションに英語が通じず、iPhoneの翻訳機能を使用しました。

ホテルやメディナでは英語が通じることが多く、商売で使う中国語や日本語も見かけました。

通貨はディルハム(1ディルハム=約16円、ユーロも利用可能)。現金文化が根強いため、キャッシュカードとデビッドカードを持参し、現金はATMで引き出しました。AL BARID銀行のATMはキャッシング手数料が無料です。

タクシーアプリはinDriveCareemを事前にインストールしましたが、地域によって使えない場合がありますので注意が必要です。フェズではinDriveを利用し、料金オファー制の斬新なシステムを体験しました。

ールートやスケジュール

日本からマラケシュへの直行便はなく、一般的にはトルコまたはパリ経由です。今回、パリで1泊する予定があったため、エールフランス航空でオープンジョーの航空券を購入しました。

⚫︎往路(羽田空港からパリ経由メナラ空港)
 ・09:00(HND)発 → 16:00(CDG)着
 ・21:00(CDG)発 → 23:30(RAK)着
⚫︎復路(パリから成田空港)
 ・12:00(CDG)発 → 翌日09:00(NRT)着
エールフランスのエコノミー航空券は約¥260,000/人でした。

マラケシュから砂漠ツアーを経てフェズへ行くため、フェズからパリへの航空券はトランサヴィア航空で購入しました。

⚫︎フェズからパリ・オルリー空港
 ・10:00(FEZ)発 → 14:00(ORY)着
トランサヴィアのエコノミーオプションMAXで約¥30,000/人でした。

今回のルート
黄色は砂漠ツアーで訪れたスポットです。

スケジュールは以下の通りです:
 ・マラケシュ:3泊
 ・砂漠ツアー:2泊3日(メルズーガの街でテント泊)
 ・フェズ:2泊
フェズからシェフシャウエンに行き、さらにパリへ向かうプランも考えましたが、移動が多すぎると判断し断念しました。次回はカサブランカ→シェフシャウエン→タンジェのルートを検討しています。

エールフランスの機内食。和食で魚のフリットかなんか…
ちなみにこちらは日本発のもの。

次に、各都市で訪れた場所やホテル、買ったもの、食べたものを紹介していきます。


⚫︎マラケシュのホテル、リヤド

マラケシュでは、3泊それぞれ違うホテル、リヤドに宿泊しました。

ーRiad l'Oiseau du Paradis

1日目が深夜泊で、翌日はメディナ散策予定だったので
メディナの中心地に徒歩で行けてかつ、車も入りやすい広めの道に近い場所で探しました。
レビューも2,000件超えていて、安心できたのでこちらのお宿に決定。

メディナのリヤドは1万円以下でインテリアの可愛いお部屋に泊まれちゃいます。
しかもほんとんどが朝食付き。
こちらも1泊¥9,000!

空港についたのが遅延していて深夜回っていたのですが、リヤドに送迎をお願いしていたのでドライバーと連絡を取りながらで無事に1:00に到着。(空港からメディナはだいたい15〜20分という近さ!)
オーナーさんがとっても親切な方でした。

部屋のインテリアが好み!部屋は狭めだけど寝るだけなので..
ピンクの町と呼ばれているマラケシュ。
リヤドの壁もピンクで可愛い
中庭のプール。
中庭で朝食をいただきました。
中庭のプールサイド。どこもかしこも映える!!

ーAmanjena

2泊目はアマンリゾーツのアマンジェナ。
メディナから車で15分ほどの郊外に位置し、広大な敷地には複数のレストランとプールがあります。

チェックイン時、
こちらで冷たいミントティーをいただきました。
広ーい池
とにかく敷地が広いです
共用プール
アマンショップもあって、記念にTシャツをゲット
ディナーに、モロッコ&イタリア料理のレストランへ。
私たちしかおらず、ずっと生演奏してくれるのですが
とっても贅沢な時間でした。
ガスパチョ
豆のスープ
お野菜色々
タジンのお肉料理2皿。真ん中はクスクス
朝食は、プールサイドのテラスでいただきます。
好きな料理、お飲み物を好きなだけ。
写真手前は、卵のシャクシュカ

今回泊まったのはパビリオンピシーヌというタイプのお部屋。
なんと、220平方メートル!!
プライベートガーデン内に温水プールがありました。
1泊1,300ユーロで、7月はオフシーズンなのでこれでも比較的お安いそうです...

各お部屋はこちらに並んでいました
キングサイズのベッドと手前にソファーと暖炉がありました。
フルーツやナッツ、チョコ、焼き菓子が置いていました。
大きい窓のそばにバスタブ
洗面台が2面あるのが嬉しいポイント
お部屋のテラスとプール
プールは温水(ぬるめ)
カウチもあり、昼間はプール入ってここでゴロゴロしました。

レイトチェックアウトが可能だったので、
14:00頃までのんびり部屋で過ごすことができました!

ーMandarin Oriental Marrakech

3泊目はマンダリンオリエンタル。
アマンジェナから車で5〜10分ほどの距離にあります。
チェックイン後、バトラーがカートに乗って敷地内を案内してくれました。

共用プール。こちら、水深1.5M。
夕方頃からDJがクラブミュージック流してました。
プールサイドでタコスやサラダなど軽食が振る舞われていました
ディナーはホテルのレストランにて。
セビーチェが美味しかったです。
朝食はアマンジェナと同じく、食べたいものを食べたいだけ。
またまたシャクシュカをいただきました。
ヨーグルトも濃厚で美味しかった!

今回泊まったのは、マンダリンプールヴィラというタイプのお部屋。288平方メートルで、プールがとにかく大きかったです♪
マンダリンプールヴィラで1泊1,400ユーロほどでした。

お部屋のプール。とても広かったです
プールサイドにはソファと右奥にキッチン、
手前側にはサンベッドがありました
リビングも広いです
ヘッドルーム
朝、ベッドから起きてそのまま
ジャグジー、プールに入れちゃう笑
手前はジャグジー。温水だったらよかったなぁ...
広々としたバスルームでした。

⚫︎マラケシュの観光スポット

ースーク(市場)散策

スークでは商品に値札が付いていないため、値段交渉が必要です。事前にスークのモノの値段の相場をチェックしておきましょう。
私が買ったものの参考として、バブーシュは100ディルハム前後、陶器のコップやコースターは20〜50ディルハム、シルクとコットンのミックスのスカーフは300ディルハムでした。

色とりどりの織物、衣類、陶器、陶磁器、
宝飾品が並んでいました。
壁に絨毯がかかっていて可愛かったです
可愛い陶器がたくさん
香辛料がずらーり
にゃんこ様。モロッコ人はネコが好きだそうで、いわゆる地域猫があちらこちらにいてお水やごはんを与えられていました

ーBACHA COFFEE

バシャコーヒーはマラケシュのメディナ発祥で、博物館の中庭にコーヒールームとブティックがあります。
コーヒールームは1時間待ちで、ブティックでお土産を購入しました。

ブティックではドリップコーヒーとグラスなどを購入
コーヒールーム。
コーヒーとクロワッサンをいただきました

ーベン・ユーセフ・メデルサ

神学学校として建設されたそうです。
入場には40ディルハムほどかかりました。

モロッコの建物ってほんとうに美しい...
ベン・ユーセフ・メデルサの出入り口がとても映える

ーフナ広場

メディナ全体が世界遺産ですが、フナ広場は単独で世界無形財遺産として登録されているそうです。
大道芸の蛇使いがいたり、屋台もちらほらあるのですが昼間よりも夜の方がお店も人も多く賑わってるそうです。

40度を超える暑さの中飲むジュースはおいしかった


今回は行けなかったのですが他にもたくさん観光スポットがあります。
 ・マジョレル庭園
 ・ベルベルミュージアム
 ・バヒア宮殿

日程に余裕がある方は、
漁業の町 “エッサウィラ”へ行って街の喧騒から逃れてゆっくり過ごすのもありです。
エッサウィラへはマラケシュから3時間ほど。
他にも、マラケシュから40分で行けるアガファイ砂漠もあります。サハラ砂漠は日数的に参加できないけど、砂漠を体験したいという方におすすめ。
日帰りランチツアーもあるので検索してみてください。

以上、マラケシュ3泊のご紹介でした。
次の記事では2泊3日のサハラ砂漠ツアーについて綴っていきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました⭐︎

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