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#7| 禅の心と共に過ごすひととき:べにや無何有での温泉体験

2023年6月

今回は、石川県の加賀山代温泉の旅館「べにや無何有(むかゆう)」での一泊をご紹介します。

べにや無何有は、JR加賀温泉駅より車で15分という静かな山間に位置し、自然に囲まれた環境で、ゆったりとした時間を過ごすことができる場所です。
※旅館の無料シャトルバスがあるようです。

客室は広々とした和洋折衷のデザインで、プライベート露天風呂が付いた部屋もあり、贅沢な滞在が楽しめます。

【基本情報】
アクセス:JR加賀温泉駅より車で約30分
     小松空港より車で約30分
送迎サービス:あり(要事前予約)
部屋数:全16室(全室露天風呂付き)
レストラン:「懐石方林」
大浴場:◯(内湯、露天風呂、サウナ)
    スパもあり
料金:¥90,000〜¥200,000
   ※朝食付きの最安値で部屋タイプにより異なります。あくまで参考です。

ー館内

館内にはレストランやショップ、大浴場の他に、3つのライブラリー(Main Library、Forest Library、Library ZERO)があり、Library ZEROにはアートスペースが併設されています。

エントランス
エントランスにはミニバーがあり、
ウェルカムドリンクをいただきました。
Main Library
Forest Library
お茶やコーヒーを好きなだけいただけます。
クロモジ茶が美味しかった
Library ZERO
アートスペースには「ゼロの転位 Replacement of Zero」 という作品が展示されていました。

ーお部屋

95~100㎡の和洋室”エグゼクティブスイート”に宿泊。
竹敷広縁の付いた和室とツインのベッドルーム、檜の温泉露天風呂という贅沢なお部屋。
特別室 “若紫”と“白緑”も気になります...

お部屋の間取り図
HPより拝借。
和室+ 竹敷広縁
自然との繋がりを大切にした設計になっています
山庭を眺めながらゆっくりできます。
秋は紅葉とか綺麗だろうな...
ベッドルームはシンプルながらも高級感が
檜の露天風呂

ーお食事

お食事は、懐石方林というダイニングでいただきました。ダイニングの前にも大きな丸い池の作品が展示されていました。原研哉によるアート作品「蹲(つくばい)方寸」というそうで、2005年に金沢21世紀美術館で発表後、べにや無何有に移築されたそうです。

蹲(つくばい)方寸
ダイニング 懐石方林
先付
加賀橋立港毛蟹 琥珀ゼリー、花穂紫蘇
春野菜の白和え
そら豆、五郎島金時、金時草、茗荷、白だつ
ホワイトアスパラ、わらび、ミニオクラ、ヤングコーン
椀替
加賀太胡瓜のスープ
蛤、海老、蓮根餅、白木耳、クコの実
寿司
八目、梅貝
向付
はた、鯵、甘海老、鮪、烏賊素麺
炭火焼き
のど黒炭火焼き すだち
寿司
能登牛うにのせ、鮪とアボガド裏巻き
強肴
能登牛炭火焼き すき焼き風
寿司(アップグレード)
鮪、のど黒、あこう、牡丹海老、穴子、平目

写真を忘れてしまいましたが、食後に能登塩ジェラート焼き最中もありました。

日本海の新鮮な魚介類や、季節の山の幸を堪能でき、料理を通じて加賀の豊かな自然を感じることができました。

お食事は通常のコースでその日による献立と、春夏秋冬の季節ごとにアップグレードや追加の一品があったり、通年のアップグレードで懐石にプラスお寿司の寿司ディナーや金沢鮨懐石、肉中心のコース、ベジタリアンコースなど柔軟に対応されていました。(事前予約必須)

朝ごはん

べにや無何有での滞在は、まさに心と体を癒す贅沢な時間でした。お部屋は広々としていて、和と洋が見事に調和したデザインが印象的。
また、是非訪れたいと思います。

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