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【トランプを弾劾せよ!】弾劾裁判はじまる トランプは弾劾されるのか? 弾劾はペロシの愛の劇場!?

2021年2月9日にトランプの弾劾裁判が始まりました。

一体どんな判決がトランプに下るのか?

世界が非常に注目しているこの弾劾裁判。

弾劾訴追を2度も受けたのはトランプが初めてですからね。

そもそも弾劾って言葉自体聞きなれないと思います。

政治用語は何かと難しいですからね、、、

今回はアメリカの弾劾裁判についてご紹介します。

弾劾裁判

合衆国憲法第2条第4節には

大統領、副大統領及び合衆国の全ての文官は、反逆罪、収賄罪又は其の他の重罪及び軽罪に就き弾劾され、且つ有罪の判決を受けた場合は、其の職を免ぜられる。

とあります。

つまり弾劾裁判とは現職の大統領を辞めさせるかを決める裁判のことです。

裁判は通常は裁判所で行われます。

ですが裁判所では大統領を裁くことができないのです。

それだと大統領が好き勝手して暴走してしまうおそれがあります。

それを防ぐために議会の上院と下院が大統領を裁く権利を持っているのです。

弾劾裁判までは次の流れで進みます。

下院で大統領を裁判にかけるかを決める弾劾訴追を行います。

下院の半数以上が賛成票を投じると弾劾裁判へと進みます。

上院の2/3以上が賛成票を投じることで弾劾が成立し大統領を辞めさせることができます。

上院が100名の議員で構成されているので賛成が67票以上必要です。


しかし弾劾では刑罰を科すことはできません。

弾劾が成立すると現職の大統領職を辞めさせるだけなので

将来の大統領選挙に立候補ができなくなるなどはありません。

今回の弾劾裁判が認められればオバマやブッシュなど過去の大統領の悪事についても追及できるぞと考えている人がいますが、、、

それも弾劾裁判の側面だけを考えるとないと言えます。

弾劾裁判とはあくまで現職の大統領を辞めさせるかどうかを決めるものでしかないからです。

弾劾裁判を受けた大統領

歴代の大統領で弾劾裁判を受けたのはわずか3人です。

そのどれもが無罪放免になっています。

どんな人物が弾劾裁判を受けたのか見ていきます。

アンドリュー・ジョンソン

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アメリカではじめて弾劾裁判を受けたのが第17代大統領のアンドリュー・ジョンソン。

時は南北戦争終了時。

北軍と南軍で激しい戦争が行われました。

リンカーン亡き後に大統領になったのがアンドリュー・ジョンソン。

ですが独自の政治を推し進めすぎたために周りは敵だらけになっていきます。

そしてジョンソンが陸軍のトップを辞めさせたことで弾劾訴追を受けます。

上院の弾劾裁判ではわずか1票差で否決になりなんとか弾劾を免れたのでした。

ビル・クリントン

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次に弾劾裁判を受けたのがビル・クリントン。

彼が弾劾裁判を受けるにいたった理由は不倫。

ホワイトハウスに来ていた若い女性と不倫をしその事実を偽証したことで弾劾訴追されます。

ですが上院での弾劾裁判では2/3に届かず否決となります。

もちろん不倫はいけないことではありますが国家安全を揺るがすことのほどか?というのが

弾劾を免れた大きな理由になったようです。

彼にもなかなか黒い噂が絶えませんからね。

どこかのプライベートアイランドに何度も訪れていたとか、、、?

そんなことがありながらも2期の任期も全うしました。

ドナルド・トランプ

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史上3人目の弾劾裁判を受けたのがドナルド・トランプ

理由としてはウクライナ疑惑をめぐる権力の乱用です。

ウクライナ疑惑を簡単に説明すると

トランプ大統領がウクライナ大統領に支援を行う代わりにバイデンについて捜査をせよというもの。

その件についてナンシー・ペロシがドナルド・トランプを弾劾訴追。

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上院による弾劾裁判が行われますが2/3に届かず無罪となります。

焦点となったウクライナ問題ですがバイデンの息子であるハンターの刑事捜査が行われています。

つまりは権力の乱用でもなんでもなく捜査するべき対象だったということです。

実際のところ様々な写真や動画が暴露されていますからね。

トランプの2回目の弾劾裁判

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ドナルド・トランプは歴代大統領で史上初の2回目の弾劾裁判を受けることになります。

今回は議会議事堂での騒ぎを仕向けたということで弾劾訴追を受けました。

もちろん弾劾、弾劾と叫んでいたのはナンシー・ペロシ。

1回目と同じ人物が弾劾と叫んでいたのです。

ある意味ではナンシー・ペロシはトランプ大好きということですね。

それにしても愛が重たい。。。

今回の弾劾訴追もナンシー・ペロシが強引に推し進めたもの。

そして現在上院による弾劾裁判が進行中です。

そもそもトランプが民衆を扇動して議事堂に向かわせたことが焦点になってはいますが、、、

1/6にホワイトハウス前に集まったトランプ支持者は150万人とも言われています。

ホワイトハウスから議事堂までは意外と遠く歩いても40分ほどかかるのです。

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トランプによる演説が終了した3分後に議事堂襲撃が発生。

つまりはトランプ支持者はわずか3分でホワイトハウスから議事堂まで移動したことになります。

すでに議事堂襲撃にトランプが関与していないことは証明されているのですけどね。

この件について民主党はどのようにしっかりと説明してくれるのか非常に見ものですね。

弾劾と言い出した民主党サイドが証拠を提示して裁判をする必要があります。

どんな裁判が繰り広げられることになるのか?

非常に内容が楽しみではありますね。

そもそも大統領職を辞めているトランプに対して弾劾するということは一体何を意味しているのでしょうか?

今回の弾劾裁判はすでに辞めている人に対して辞めてくださいと言っているに過ぎません。

そんなの「もう辞めてるし!」としか返ってきません。

トランプ自身も

憲法修正25条における罷免は私にとってはリスクはゼロだ。

しかしバイデン氏とその政権を悩ませることになるだろう。

昔からのことわざにもあるように「安易な願い事には、気をつけろ」だ。

とはっきりと述べています。

つまりは「この弾劾は自分には効かないけどお前達にメッチャ効くぞ」ということ。

アメリカという国は前例主義であり前職の大統領を弾劾するなど前代未聞です。

なんでここまで民主党は焦りに焦って悪手を連発するのか?

そんなにトランプの亡霊が怖いのでしょうか?

そもそも政治家は他にやることはないのでしょうかと思ってしまいます。

意外とアメリカの政治家も暇を持て余しているようですね。


追記:2/14

トランプの弾劾裁判が終了しました。

もちろんトランプの圧勝という形で。

弾劾裁判では民主党のこれまでの悪事がぞくぞくとばれていきました。

まさしく民主党が投げたブーメランが返ってきてそのまま民主党に刺さったという形です。


ここまでがこれまでの弾劾裁判の概要となります。

ここからはあくまで私の考えです。

ですがあまりに情報が少ないので確かな情報ではないのも事実。

とにかく様々な情報が錯そうしていますからね。

その中でも表に出ている情報などを元にして私の考えを述べたいと思います。

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