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【1分間でスペイン旅行】#1 スペインの街"グラナダ"にある『アルハンブラ宮殿』(2018年6月訪問)。
アルハンブラ宮殿 は、スペインのアンダルシア州グラナダ市の丘の上に位置する宮殿で、イスラム建築の最高傑作とも言われます。その大部分はイベリア半島最後のムスリム政権・ナスル朝の時代(1238年ー1492年)に建設され、ました。15世紀までイスラム文化がこの地で栄えますが、15世紀に入り、カスティーリャ王国(スペイン)のこの地への進撃が続き、1492年にナスル朝の最後の王ムハンマド12世は、スペインへの抵抗を諦め、無血開城する事に決めますが、最終的にムハンマド12世はこの地を退去させられる事になりました。この地を退去する道中、ムハンマド12世はアルハンブラ宮殿を振り返って、戦わずして、易々とスペイン軍へ美しい宮殿を手離した後悔の念から、涙したといいます。そして、泣いているムハンマド12世を見て、母親は「おまえさんは、男らしく戦ってアルハンブラ宮殿を守る事を考えなかったのだから女々しく泣くがいい。」と言ったという伝承が残されています。