見出し画像

マイノリティを考える

性的マイノリティを感じている人は、人口の3~5%いると言われています。

性的マイノリティ、つまり性自認、性対象、性表現などがストレートでないと感じている人。
今日はこの割合について考えたいと思います。


学校で考えてみましょう。
40人クラスで1~2人

会社で考えてみましょう
100人規模なら3~5人
1000人規模なら30~50人
10000人規模なら300~500人

例えば市では?
人口10万人の市であれば3000~5000人

日本の人口が1,2億人なので、日本全体では
360万~600万人

地球の人口70億人で考えると、全世界で
2,1億人~3,5億人です。

多いと感じましたか?少ないと感じましたか?
あなたの学校に、会社に、それほどの数の人が、きっと人に言えない想いを抱えているかもしれません。

私は性自認がよくわかりません。男性寄りですが、男性ではない感覚です。
一人称もいつも私にするか僕にするか迷います。
性表現は中性的でありたいと思っています。中性的という言葉を具体的にいうと『男性か女性かわからないような見た目になりたい』ということ。髪を伸ばしてレディースを着て、一見女性のように見える姿でいたいということです。なのでプライベートであれば、自由に好きな格好をしています。
会社では、就業規則を守りつつ、自分らしい姿を模索しています。具体的には、レディースのパンツスーツを着て、髪も伸ばし化粧もしています。
※詳しくは下記に書きました。


先ほど書いた割合の人たちも、自分らしさと世間の求める普通に葛藤しているかもしれません。
あなたの普通、あなたらしさを否定されたら?
自己肯定感が下がって、職場や学校にいたくなくなりますよね。

性的マイノリティ、つまりマイノリティです。割合で言うと95%の人たちにとっては関係がない話。だからといって、マイノリティを切り捨てたり、マジョリティへの同化を促すのは違います。

悪意のない差別的な言動や、勝手にその人のセクシャリティを他人に話すアウティング。こういったことで辛い思いをする人は、ひとりひとりの意識で減らしていける。減らさないといけません。

アライという表現があります。性的マイノリティを感じている人に共感し、寄り添う人。別に何か活動をしなくても、他人に当然のように、男らしさ、女らしさを求めないだけで十分です。
セクシャリティはただの個性、価値観でしかありません。特別扱いすることなく、固定観念にとらわれることなく、生きやすい社会になればいいなと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました
(*˙︶˙*)☆*°



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?