AnyMaMaがはじまって3年目の春
おかげさまでunder→stand社と、AnyMaMa(エニママ)は
4月3日で3年目を迎えることが出来ました。
それと同時にリクルートを辞めて1年も過ぎ、
現在地の観測と生存報告も兼ね、
少し振り返りをこちらでしてみようと思います。
1.AnyMaMa(エニママ)について
2.under→standについて
3.今後について
1.AnyMaMa(エニママ)について
僕らはAnyMaMa(エニママ)という、ブランクのあるママたちのチームで
企業の仕事を支援するアウトソーシングサービスを運営しています。
ママがブランクによって失われた
「信用(自信)」を、エニママの仕組みで補完をし、
企業とつなぐことにチャレンジをしています。
この一年での数字的な変化は、大きく2つ。
ママたちの登録人数が飛躍的に増え、
今月には500人を超える予定です。
広告は一度も使わず、口コミのみで
月に数十人の方が登録してくださっています。
事業立ち上げの頃を考えると、隔世の感があります。
クライアント様の奥さまが登録してくださったり、
仕事をしているママが、ご友人を誘ってくださったり、
体温のあるご紹介が多くとても張り合いのある日々です。
もうひとつの数字。
それは、登録してくださったママたちの稼働率です。
先月は登録して1ヶ月以内のママの約70%以上が
お仕事を実際にはじめることになりました。
ママたちのリアリティを理解したサポートチームが、
丁寧にアサインをし、レクチャー、業務支援と
チームの適切なサポートができているひとつの証だと感じます。
今だに効率化をせず、登録を頂いたすべてのママと
面談はかならず欠かさずに行っています。
一人ひとりの顔が浮かぶ運営にもっと進化したいと思います。
また、長い期間一緒にはたらいてくださるママたちの中から、
助っ人ママとしてサポートしてくださる方が
どんどん出てきていることで体制としての厚みも出てきました。
僕らは、ひとが持つ弱さや、逃げることに対し、
比較的容認をするスタンスをとっています。
その代わり「チーム」でやること、
「仕組み」をつくることにはこだわってきました。
問題が起きたら
「ひとを責めず、仕組みを責めよう」です。
至らぬこと、未熟なこともたくさんありますが、
トライアンドエラーを着実に積み重ねることで、
様々な局面で運営力の高まりを感じています。
3人で立ち上げたときの自転車操業が懐かしい限りです。
1社のプログラミング教育を行うベンチャー企業様との
お取引からはじまったエニママも100社弱の
クライアント様とお仕事をさせて頂くようになりました。
小さな積み重ねを続けていく中で
クライアント様からの期待の変化も感じています。
分かりやすいものですといわゆる「作業」ではなく、
「運営機能」にご期待頂く機会がとても増えてきました。
バックオフィス業務だけでなく、メディア運営、採用代行、
インサイドセールス、クリエイティブ、カスタマーサクセス支援と、
それぞれ一つの「仕組み」としてご提案できる素地もできてきました。
それにより、これまで以上にクライアント様の社員の方が
クリエイティビティを発揮する仕事に、
より集中して頂けるよう貢献していきたいと思っています。
また、昨年は埼玉の寄居町と包括連携協定を結ばせて頂きました。
東京から離れると、僕らの仕組みはなぜか
ママに怪しまれがちなサービスということを知りました。笑
(どうやら、いろいろと都合が良すぎる話らしいです)
それが、行政の皆様がパートナーになることで
信用が補完されると信じられないような効果を発揮する…
そんな体験をさせて頂きました。
寄居での取り組みについては、
また別途きちんと振り返りたいと思います。
いま、多くの自治体様からお声がけ頂いていますが、
今年は昨年見つけた仮説にもう1段つっこんだ
取り組みに挑戦していければと思います。
余談ですが日経新聞に出たことより、
東京新聞に出てママの登録がどっと増えました。
新聞メディアの強烈な底力を感じた次第です。
営業も雇わず、広告もせずの小規模事業ですが、
ありがたくもご紹介を中心とした運営で
事業が健やかに成長してきています。
もちろん色々あるかとは思いますが、
次の一年はエニママに関わると「なにやらいいことが起きそう」と
皆様に確信をして頂けるような一年にしていきたいと思います。
2.under→standについて
僕らは経営企画畑の代表、専業主婦の妻、クリエイティブ畑の私、
この3人で共同創業をしています。
3人寄れば文殊の知恵といいますが、
これは本当に間違いないと思います。
水と油と宇宙人くらい離れた感性の人間同士での経営です。
ですがお互いを尊重し、共通の指針において
健全な議論を続けてきたことで多くの山を越えることができました。
今日も創業以来毎日続いている8:30からの3人朝会がありました。
仲良く3人で3年目を迎えられたことを、心から感謝しています。
社員の方も増えてきました。
ディレクターを中心とした社員の方が8人、
バックオフィスをサポートしてくださる
パートタイムの方もいれると11人程の規模になりました。
それぞれがママだったり、フランスにいたり、ゲイだったり
一度も会ったことないまま社員になった方だったりと、
とても多彩な面々に恵まれています。
雇用という形で関わることになった方々がひとりも辞めず、
今日までこれていることはとても嬉しいなと思います。
今のところ離職率0%、ちょっと自慢です。
本人たちの了承はまったく取れないと思いますが、
墓場に持っていくなら、モノよりこの方たちだなと思っています。
また、約1年半の間リモートワークでの運営をしていましたが
新宿に小さなオフィスを構えました。ちょっとおしゃれです。
オフィスの大きさだけ会社が大きくなるとも言いますが、
リアルな場で生まれる何かにも期待する1年にしたいきたいと思います。
ホワイトボードがあるのって、幸せです。
新宿バスタの横にありますので、
お近くに来られる方は是非お立ち寄りください。
鍵を忘れた長女が塾からこれたくらい
とてもわかりやすい場所です。
3.今後について
見失うと、ちょっとしんどいものってあると思います。
それは信用だったり、自信だったり、大切な想いだったり。
僕らは見えにくいけど、定量化しにくいけどきっと大事なものを可視化し、
支援できる仕組みを生み出すスペシャリティを持ちたいと思っています。
何かをあきらめかけた人も「いや、こうしたらできますかね」と
笑ってお声がけができるような仕組みを、会社をつくっていきたい。
また、今期は人が育つ、集まる土壌も耕していく予定です。
しっかりいい土をつくって、種をまいて4年目にひょいっと
ジャンプできればと思っています。
人事や組織開発、ブランディングに関わるような方との
接点も積極的に増やしていきたいと思っています。
僕らの事業に興味を持ってくださる方、
是非お近づきください。
長くなりましたが最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
書いていて少し楽しかったので、
今年はアウトプット増やそうかなと思った次第です。
今後とも引き続き(かなり)ご贔屓に
よろしくお願いいたします。
*追記*
宣伝にはなりますが、以下サイトよりママのご登録
企業様からの問合せが可能ですので、是非是非。