顎変形症手術・入院の記録【ルフォー1型骨切り術+SSRO】
この記事では顎変形症の手術の為入院した約2週間の記録(症状、気持ち、外見的変化など)と持っていって良かった物や持っていくべきだったと後悔した物などをまとめました。受けた手術内容はタイトルにある通りルフォー1型骨切り術+SSRO。上顎を5ミリ前に出し中央微調整、下顎を6ミリ後ろに下げ左から右に大きくずらし歯の中央を人中と合うように動かす手術でした。
自分自身入院前は分からないことだらけで不安で、色々な方のブログ等を読み漁り、実体験をもとに書かれた記事はとても参考になりました。
この記事も今後手術を受ける方、治療を受けるか迷っている方の参考になったら嬉しいです!
※保険適応治療にする為大学病院で治療、手術を受けています。具体的な病院名は伏せさせていただきます。
※病院から持ち込みの指示があったアイテムは持っていって良かった物からは除外しています。
※私は1型糖尿病という持病があり血糖コントロールに関する対応もありましたがその点はほとんどの方の参考にならないと思うので省略します。
※入院初日~手術前日まで
6/2(木) 入院初日
このご時世ということで手術前にPCR検査を行う為早めの入院となりました。
病棟につくと部屋、お風呂・洗濯機の場所など一通りの案内を受け、ひと息ついたところで早速PCR検査の為唾液を接種。PCR検査の結果が出るまでは仮の隔離という形を取るため個室で過ごし、PCR検査で陰性を確認できたら大部屋に移るというスケジュールです。
入院中の注意点など最小限の説明を受けたくらいで、初日はのんびり過ごしました。食事は通常の病院食です。とても美味しかった☺️☺️
とにかく手術前日までは時間がありました。病院によると思いますがテレビの視聴にはテレビカードの購入が必要な場合もあるので、ゲーム機やパソコンなど持っていける暇潰しの道具は基本的に持っていった方が良いかと思います。
6/3(金) 入院2日目
土日が病院が休みの為(病棟に当直の先生と看護師さんはいる)手術前に行う手続きなどを一気にこなした1日でした。また、今後記載はしませんが毎日3回定期的な時間に血圧、体温測定、酸素測定(指先に酸素が行っているかを機械で測る)がありました。
などです。とはいえ一つ一つ沢山時間がかかるわけでもないので、1日全体で見ると相変わらず暇ではありました。
また、この手術に関する最終確認などをするタイミングで術後心配なこと、気になることは遠慮せず聞いた方がいいと思います。
手術後なにか気になることがあっても先生は病院で働きながら合間に病棟に来てくださるので気になることがあっても緊急じゃない場合はすぐ駆けつけてくれるとは限りません。(看護師さんは来てくれますが)
術後にこれ大丈夫?と不安を抱えるよりは術前に「術後はどんな感じになりますか?」「痛みが強く出るのはどこですか?」など聞いておいた方が気持ち的に楽かと思います。
6/4(土) 入院3日目
この日は土曜日で病院が休みなこともあり完全にフリーな1日でした。ですので特に記載する内容もありません。
強いて言うなら日程を調整すればこのような完全に何もない無駄な日を作らない入院スケジュールにする事は可能だと思います。
自分の場合は術後の経過観察を注意深く見たい為手術日を週の前半にしましょう。と先生と決めた為手術直前に土日をまたぐ日程にしました。
例えば手術日が木曜になるように入院すると術後すぐ土日になり病棟の先生、看護師の数が少なく術後の経過観察が少し手薄になってしまいます。持病がある為万全を期したいということでこのスケジュールになりました。
6/5(日) 入院4日目 手術前日
事前説明は金曜日に済まし、日曜日で病院もお休みということでこの日も特別なことはありませんでした。
手術前の準備として手術前日深夜の12持以降固形物、水以外のジュースなどは口に入れてはいけないと指示があったので(病院から飲んで大丈夫な経口補水液は2パック貰いました)夜ごはんは最後の晩餐のような気持ちで味わって食べたのを覚えています。
また、手術当日の朝7時以降(手術が9時からだったので2時間前)は絶対に水分を摂取してはいけない。との指示もあり、手術前に水分を摂取するべく早起きしたかったのでいつもよりかなり早く就寝。1日を通して何かあったわけではないものの、前日ということで部屋の整理をしたり、緊張でそわそわしていたりで体感的には1日があっという間でした。
6/6(月) 入院5日目 手術当日
いよいよ手術当日、水分補給の為はりきって朝5時に起床。7時ギリギリまで飲めるだけ水を飲み喉を潤しました。1時間ほどそわそわタイムを過ごし、8時頃に用意された手術着にお着替え。着替えが終わったタイミングで点滴💉を腕に装着。私は部屋で針を指して点滴の準備をした状態で手術室に向かいました。看護師さんいわく「手術室に入ると緊張しちゃって上手く刺せない人もいるから(採血のとき血の気が引いてると刺せる血管の位置がわかりにくくなるのと多分同じ)部屋で準備して良かったかもね~☺️」とのことでした。
お手洗いなども済ませ、8時45分頃にいよいよ病棟を出て手術室へ。寝転がったところで早速点滴で全身麻酔を注入して貰ったのですが
マジで秒で意識が落ちます!!!!!
看護師さんに「入れますね~」と言われ、注入された瞬間に全身がぼやけるような感覚というか、目眩の時のふわっとするような感覚を感じ「こんな感じなんですねー!」と軽口を叩いた数秒後からもう記憶がありません。全身麻酔、すごかったです。
------------手術終了後------------
顎変形症手術のブログを読むとだいたい術後3日は地獄と書いてあることが多いです。なので覚悟はしていたのですがそれでも「確かにこれはきつい...」と思わざるを得ない数日間でした。個人的には術後の夜が一番辛かったです。
私が手術を受けた病院では、術直後意識が戻った後の2~3分ほど家族1名のみ面会が許可されていました。(そのタイミング以外はコロナ対策のため面会不可)
母が会いに来てくれて、午後3時半くらいにくると言っていたので手術が終わり意識が戻ったのは午後3時半~4時の間くらいだったはずです。何故こんな曖昧な表記なのかというのも、母の声が聞こえて手で👌と反応したような記憶はあるのですが、顔をみた記憶はなくこの時の記憶はかなりおぼろげです。麻酔が抜けてすぐということもあり意識が朦朧としていたのかと思います。
手術後は何かあったらすぐに対応できるように自分の病室ではなくナースステーション隣の部屋にベッドが運ばれました。完全に「目が覚めた」という感覚になったのは午後5時くらいだったと思います。この日の感覚は
痛み ★★★☆☆ 吐き気 ★★★★★
違和感 ★★★★☆ 腫れ ★★★☆☆
(★が増えるほど強く感じるとして五段階評価)
という感じでした。点滴から痛み止めと吐き気止めを入れて貰えますが、薬を使ってからもう一度使うまで6時間空けないといけないということで薬が切れてきた時間帯は痛みはそこそこありました。ただ、痛み以外の違和感が凄すぎて正直痛みはそんな気にならなかったです。
私は吐き気が一番辛かったです。これは手術の傷でどうこうというより、全身麻酔の副作用のようなもので、乗り物酔いしやすい人は特に気持ち悪さが出やすいそうです。
手術直後は顎を上下で固定はしておらず口は空けれる状態でした。だいたい夜7時頃から朝5時頃までの間に合計5回くらい吐いたと思います。胃の中から胃液がせり上がってくるような感覚と常に戦っていました。手術中に出た血液が胃の方にも行っていたのか吐いた胃液は赤かったです。
また、唾液も上手く飲み込めない状態だったので、唾液を吸う用のチューブがすぐそばにあり、口の中に唾液が溜まり気になったらチューブで吸引していました。
違和感は尿管(尿道に入っている尿を吸う管)と血抜きドレーン(傷口から漏れる血を吸ってる管)の2つから来る違和感です。特に尿管は今まで感じたことのない感覚でたまにチリっとするような痛みもあり、かなり気になりました。
以上のトリプルパンチがある状態で簡単に寝れるはずもなく、頑張って目を閉じて寝ようとした結果、朝までに2、3回くらい意識を失って目が覚めたら30分後みたいなことがありましたが寝れたという感覚は全くありませんでした。
腫れのピークはもう少し後なので星3としました。
6/7(火) 入院6日目 術後翌日
⚠️ここから文末に経過記録用に撮影した顔の写真も載せます。腫れの引き方の参考にしていただけたら幸いです。腫れの影響を受けていない部分はモザイクをかけています。特に術直後は顔回りに清潔感が無い写真、痛々しく見える写真がありますのでご注意下さい⚠️
この日は
痛み ★★★★☆ 吐き気 ★★★☆☆
違和感 ★★★★☆ 腫れ ★★★☆☆
自室への移動の際に尿管を取りました。血抜きドレーンはまだ入ったままですが、尿官が取れただけでもかなりスッキリしました。まだ気分の悪さからスマホなどを見る元気もなく、暇潰しもできず1日がとても長く感じたのを覚えています。レントゲン撮影もありましたが、フラフラすぎて自分の足で移動は危険と判断し車椅子で連れていってもらいました。それくらい満身創痍の状態です。
そして吐き気がよくなった代わりに痛みは酷くなりました。幸い痛み止めのお薬を点滴で入れて貰えば効いている感覚はあったので一日中辛い!とかでは無かったですが、薬が切れている時間帯はそこそこ痛かったです。我慢できない訳ではないけど放置したら寝れない程度の痛みで、痛みの種類は鈍痛という感じでした。
ここから食事も再開となります。当然普通の食事を取れるはずもなく、私の場合は栄養ジュースをこちらのカップに入れて飲んでいました。(このカップは病院から入院前に買うように指示があったものです)
頭に巻いている固定用のバンドで押さえられている為ほぼ口が開かないので先を口に入れてコップを傾けて歯の隙間から流し込む感じで飲みます。
1日たって吐き気はかなりましになったもののまだ胃がムカムカする感覚があり、吐いた記憶も鮮明だったことから飲み物はあまり喉を通りませんでした。水分も栄養もしっかりとった方がいいとは分かっていましたが、栄養ジュースはこの日は30分~1時間くらいかけて50mlくらい飲むので精一杯でした。お水もちまちま飲んでいましたが大した量飲めてなかったと思います。食後の歯磨きは先端の細い歯ブラシで磨ける範囲だけ磨きました。腫れと口の開かなさで奥の方は磨けず、ほぼ前歯を磨くだけという感じです。
栄養ジュースを飲むとき、口回りの麻痺が残っていて触れている感覚がわからないので気付かないうちにジュースが口の端からこぼれてしまうことが何回もあり、数日間は上手く飲めずよくこぼしました。ジュースの糖質がかなり高くベタつきやすかったので、ティッシュだと貼り付いてしまいウェットティッシュも持ち込んでおくべきだったと後悔しました。
ワセリンは主に唇の皮剥けの保湿に使っていました。びっくりするくらい皮剥けるので絶対持ち込んだ方がいいです。唇の皮一面剥けましたが、ワセリンのおかげで血も出ずキレイに脱皮できました。鼻付近のかさぶたにも使えたので、リップクリームでなくワセリンだとより万能かと思います。
術後すぐはシャワーを浴びれないので頭皮や身体を綺麗にできるものがあるとだいぶスッキリします。薬局で売っている泡シャンプーなどを購入し持ち込みました。
⚠️下に術直後の写真があります。血液なども少し見えるのでご注意下さい。
6/8(水) 入院7日目 術後2日
朝に血抜きドレーンを抜いて、頭に巻いていた固定のバンドも取れ、だいぶスッキリしました。ただこの日は
痛み ★★★★☆ 吐き気 ★☆☆☆☆
違和感 ★★★★★ 腫れ ★★★★☆
顎間固定開始となり新たな苦しみがスタートしました。事前に術後のかみ合わせを想定して作られた板(?)を噛んだ状態で上下をゴムでギチギチに固定します。
全く口呼吸ができない!!!!
本当に隙間なく口を閉じている状態で固定されるので口呼吸はできず、鼻の詰まりはひどい状態で感覚的には鼻のわずか1ミリ空いている隙間から呼吸をしている感じで息をするのに全集中していました。看護師さんに筆談で「これとれるのいつですか?」と聞き「一週間後」と言われたときは本気で絶望しました。
鼻詰まりが酷くても上顎の手術で鼻付近を切っているので鼻をかむことができません。
何をしていても呼吸が苦しいのが気になって中々気が休まらなくて、就寝時もずっと苦しくて寝つけませんでした。入眠剤を処方して貰っていたので一応意識は落ちてくれるのですが朝までぐっすり眠れる状態ではなくずっとベッドにいるのに体
が休まる感覚がないような日々でした。
吐き気は栄養ジュースを飲んだ後少し胃がムカムカする感覚があるくらいでほぼ気にならない状態です。痛み、腫れのピークは術後3~4日と言われていた通り徐々に酷くなっている感覚はありました。痛みは涙が出るような鋭い痛みはなく、相変わらず鈍痛が続くという感じでした。一番苦しかったのは変わらず呼吸ができないこと。吸引チューブを鼻の奥に入れて鼻水の掃除をして貰うこともできましたが、傷口付近なので何回もしない方が良いのと、一瞬スッキリしてもすぐ詰まってしまうので、数回先生に頼んだ以降はやらなくなりました。とにかく我慢の期間です。
夜は一時間おきに目が覚めるものの一応寝ることはできました。感覚的には昨日とツラい項目は変わらないものの、慣れから少し楽になったのかなと思います。
6/9(木) 入院8日目 術後3日
この日は一大イベント、シャワー解禁の日でした。昨日シャワー浴びても良いよと言われていたのですが、あまりに身体がふらふらなのと、「術後そんなすぐ血流よくしちゃって大丈夫なのか!?」という不安もあって(大丈夫だからOK出てるのだけれども)少し怖くて入れませんでした。
この日は歩くときのふらつきがなくなってきたことと、流石にシャワー浴びないと我慢の限界というのとで入りました。
シャワー、最高!!!!!
一気に生き返りました!!!相変わらず呼吸はツラい、痛みもある、腫れもひどい、でもシャワー浴びれただけで不快感がなくなり気持ちはかなり元気になりました。ということで
痛み ★★★★★ 吐き気 ★☆☆☆☆
違和感 ★★★☆☆ 腫れ ★★★★☆
呼吸できない違和感は全く改善されていないのですが、時間経過からの慣れとシャワーでスッキリしたことにより気持ちもスッキリしたのか楽になった感覚がありました。痛みは私の場合この日がピークでした。とはいえ前日と比べたら少し痛くなったという感じで劇的な変化はありません。腫れは変わらずですが、腫れに関しては先生曰くあまり腫れずかなり良い状態だったようで、この辺りが腫れのピークだったもののあまり気になりませんでした。
綿棒は鼻詰まりの軽減にとても重宝しました。奥まで入れて掻き出すような使い方は鼻を傷つけてしまう可能性があるのでできないものの、水で湿らせて表面を掃除するだけでも少し楽になります。この使い方を想定してなかったので持ち込んだ本数が足りず、もっと沢山あれば良かったと後悔しました。
この日はシャワー効果かやっと暇潰しする元気が出てきて夜にゲームを解禁!暇潰しできるようになったのはかなり大きく、以降の入院生活の負担はかなり減りました。
栄養ジュースの飲める量も少しずつ増えて徐々に身体が元気になってきた感覚があります。この日から食事の時間に隣から漂ってくるご飯の匂いが美味しそう、と感じるようになり、胃も元気が出てきました。
自分の感覚としてはこの日までは我慢の時間、この日以降は回復してる所に目がいくようになりひとつ峠を越えたタイミングだったのかなと思います。
6/10(金) 入院9日目 術後4日
文章の量も多くなってきたのでこの日は省略します。入院生活的にも違和感や腫れの部分も変化はあまり感じられませんでした。
日々慣れから回復しているような感覚はあるので、日がたつにつれ楽にはなっています。栄養ジュースは一食125ml1本くらいは飲めるようになりました。
6/11(土) 入院10日目 術後5日
痛み ★★★★☆ 吐き気 ☆☆☆☆☆
違和感 ★★★☆☆ 腫れ ★★★☆☆
腫れもピークを超えて少し落ち着いてきた気がします。痛みもピークより落ち着きました。
違和感の部分で大きな変化がありまして、なんとこの日、夜中に一度しか起きなかったんです!
これまで息苦しさや痛みから夜は1、2時間寝ては目が覚めてを繰り返していましたがやっと寝たという感覚を得ることができました。この辺りで片方鼻が通るようになるなど鼻詰まりが改善されたのが大きかったのかもしれません。
これは嬉しい変化でした!
6/12(日) 入院11日目 術後6日
この辺りは停滞期といいますが、大きな変化はなく連日徐々に腫れや痛みが回復に向かっています。(本当に少しずつです)
6/13(月) 入院12日目 術後7日
この日は顎間固定を取る日!一週間、本当に長く感じましたが頑張って耐えてやっと外す日がきました。
一週間ぶりに口から空気を取り込む解放感!!!
ちょっと泣きそうになりました。ここからはギチギチの顎間固定ではなく、矯正装置の上下につけたゴムを引っかける部品に自分でゴムをかける生活が始まります。ここでかけるゴムの本数、かけ方は治療内容によって変わってきます。私の場合はゴムを二重にかけるのが3ヶ所、合計6本のゴムかけでした。ご飯を食べるとき以外はゴムをかけっぱなしです。これはこの記事を書いている今も変わらず続いています。また、歯磨きの仕方もかわりましたがこの辺りの指示は病院によって異なる気がするので記載はしません。大きな変化があり
痛み ★★☆☆☆ 吐き気 ☆☆☆☆☆
違和感 ★★☆☆☆ 腫れ ★★☆☆☆
全体的に良くなりました!痛みは無くなった訳では無いものの「痛み止めあるなら飲むけどまあ飲まなくてもどうにかなる」くらいの感覚になりましたし、違和感に関してはゴムかけで相変わらず口は開かないものの顎間固定ギチギチ期間と比べればなんのその、天国です。正直違和感は滅茶苦茶ありますが、比較対照の期間が苦しすぎて★2つになっています。
この日は食事がジュースから流動食に切り替わりました。
上の茶色い液体、なんとハンバーグです。出てきた瞬間はぎょっとしましたが味はとても美味しかったです。おかゆもかなりお湯に近い柔らかさですが、直前まで一食ジュース2本(260ml)で過ごしていた為1/3食べたくらいでお腹いっぱいになってしまいました。胃が変化を受け付けないのもありますが、口がわずかにしか開かないので食べるのにとても時間がかかり、その間にお腹が膨れてしまうのも一因だったかと思います。
ここまで書き進めて麻痺、痺れについて書いてない!と思い出しました。今から加えるのも大変なのでざっくりこちらに書かせていただきます。
術直後の麻痺の範囲は(ここでいう麻痺は動かない麻痺ではなく、触ったときの感覚の麻痺です)鼻から下全体に麻痺がありました。虫歯治療で麻酔を使った後の触ったとき皮膚が分厚い感じがする、みたいな感覚です。私の場合全く触った感覚がない訳ではなく、触っているのはわかるけど違和感はある。動かすことは出来るけど動いている感覚が鈍い。という後遺症が残りました。指で触ればわかるけど、ごく細い棒でつつかれる程度だと関知できないくらいの麻痺です。
腫れの引きに比例して麻痺も引いていきましたが、左側だけ今も麻痺が残っていて治療を続けています。残った麻痺に関する治療は麻酔科の先生に担当していただいています。
後遺症のリスクに関しては術前に説明がありますので内容をしっかり把握して、気になることも質問しておけばある程度予想の範囲内に収まるかなとは思います。
麻痺に関しては顎変形症・術後とネットで検索すると「残ってしまった」「治らない」という実体験も沢山出てきます。治すのにも時間がかかるようで気長に付き合うことになりそうです。麻痺は現在も治療中なので一段落したら後遺症治療についてもまとめられたらと思っています。
6/14(火) 退院日
そして二週間、経過した実際の時間よりもずーーーっと長く感じる入院でしたが経過は順調で最短退院することが出来ました。食べ物もまだほぼ液体じゃないと食べれないし、痛みも麻痺もあるしでこの状態で普通の生活に戻れるのか?と不安は残るタイミングでの退院でしたが、家に帰ってみるとやはり住み慣れた我が家、一気に緊張がほどけたような感覚があり体も気持ちも楽に。問題なく日常生活に戻ることが出来ました。
以上、入院中の記録でした。予想以上に長文になってしまい、途中雑になったところもありますが同じ治療をする方、している方にとって少しでも参考になったら嬉しいです。
文中に記載がない内容もコメントからご質問いただけましたら個人的な感想でよかったら答えますのでお気軽にコメントください!
noteでは入院中のお話を詳しく書きましたが今後YouTubeでも手術前から今後の経過も含め治療全体のお話ができたらと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました☺️
🕊️Twitter…@natsuki_kibe
📹YouTube...女流棋士・木部夏生チャンネル
良かったらSNSのフォロー、YouTubeのチャンネル登録などもしていただけたら嬉しいです☺️よろしくお願いします!