【TOEIC】Part1は、周辺視野と情報収拾力が問われる!
やほ!
TOEIC L&R(Listening & Reading)テストの、
Part1の対策について、書いて行こうかなと思います。
Part1 の問題形式
写真問題
写真の詳細部まで見て、回答する。
全6問
全部で6問です。
このパートでその日のコンディションを確認したり、
問題でもかなり細かい部分が問われたりなど、気が抜けるタイミングはありませんが、ここで自分のペースをしっかり保つことがポイントとなります。
Part1で使うスキルとビジネスにおける活用法
Part1では、絵を見て瞬時に状況を把握するので、
・本質を掴む力
→資料を見て、大事なところを掴む必要があるため
・情報収拾力
→大事な情報を収集する癖をつける必要があるため
・周辺視野
→より多くの情報を手に入れるため
この3つの能力が鍛えられます。
ここから、対策やポイントについて解説します。
Part1を始める前に…
・まず始まったら後ろから見る
突然ですが、高校受験で英語のセンターリスニングを受験された方は、
その試験でリスニングが始まった瞬間に何をしましたか?
恐らくどういう問題が出るか、問題の『下見』をしたのではないかと思います。
事前にどういう問題が出るのか、傾向がどう変わってるのかをチェックした上でテストに臨んだのではないでしょうか。
TOEICも同じですが、センター試験と大きく違うのは、
「全ての問題が1発勝負」ということ。
TOEICもテストが始まると同時に、イントロダクションが始まります。
この時間は約90秒あるのですが、じっとそのイントロをただぼーっと聞くのは時間の観点からいうと非常にもったいないです。どのような問題が出るのかを確認しましょう。
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既に下見はしている方、どうして「後ろから」か分かりますか?
大きく2つの理由があります。
A:ページをめくるとどんどん戻っていくから
B:どういう問題が出るのか、深読みするわけではないから
Aに関しては、図にもまとめたので参考に。
Part3から見始めてしまうと、Part1が始まったら戻り、Part2が始まったら進んで戻り、Part2を解いてる間にも進んで戻ってを繰り返してしまい、なかなか問題の下見が進みません。さらにPart4最後まで見きれないこともあります…
Part4から見た場合、Part1が始まればそのまま急いで戻ればいいし、
Part2の回答中でもページをめくる工数を少なくしつつ見れ、
さらにPart3を最後の方に見ることで、記憶が新しいまま問題に臨むことができます。
Bに関して。
もちろん中身を完璧に理解した状態で臨めるのが理想ですが、それができないのがTOEIC。とにかくスピードが求められる試験なので、全てを理解する必要はない、かといって何も理解しない状態で問題に臨むのは危険です…
なので、さっくり内容を理解することを目的に、98~100の問題から見ていきましょう。
Part1 ポイント
・瞬時に状況を把握する
イラスト問題は、正直じっと見てても何も起こりません。
3~5秒でイラストのすべての情報をキャッチできるように練習しましょう。
この時間を短くすることで、上記の事前チェックの時間も伸びます。
・突っ込みながら問題を解け(ちょい上級)
*2020年の天皇杯の一場面です
例えばなのですが、
明らかにこのようにサッカーの絵なのに”He plays baseball.”など訳のわからないアナウンスがされます。
心の中で、「それ絶対ありえないやろ!」突っ込みながらやると、心に余裕も出て来ます。
(あくまで個人の感想です。)
トレーニング方法
"写真でIPPONトレーニング"
IPPONは、あのIPPONです笑
フジテレビで不定期に特番が組まれる大喜利番組です。
本題に戻って、
写真をすぐに見て、状況をすぐに把握し、回答につなげるためのトレーニングです。
例えば、上の写真なら、
・選手はボールが来るのを待っている
・ゴールキーパーは指示をしている
・選手のほとんどがペナルティエリアに集まっている
・サッカーのプレーが止まっている
などです。
テキストをギリギリまで閉じて、アナウンス15,10,7秒前から見始め、その上で回答するようにしてください(写真を見る時間は徐々に短くしてください)。
見る時間そのものを減らして、回答率をあげるのが最大の目的です。
副次的効果として、Part3,4の下見の時間を多く確保することができます。
まとめ
Part1の時間の使い方が、リスニング全体の出来を左右する!
下見の時間を多く取り、次に繋がる回答をする!
はなも(ん)