行動に勝る、勝利なし。恐怖に勝つのも、動くしかない。動くにも、何を意識するか。【ICC KYOTO 2019】
やほ。
9/1~5、準備日など含めて5日間、ウェスティン都ホテル京都で開催されたIndustry Co-Creation(以下ICC) 主催の、
ICC サミットKYOTO 2019(以下、京都本番)の運営スタッフとして参加しました。
片付け、打ち上げをし、一部スタッフで銭湯に行った後、
早速帰りの新幹線で書いています笑
(推敲したり、書き直したりで結局この時間ですが…)
前回の福岡の記事(以下リンク)同様、完全版をこちらのnoteに掲載しています。
見える世界の違いを、楽しみに。(開始前)
今回の京都に参加するに当たって、楽しみにしていたことは3つでした。
・1回目と2回目での”違い”
ICCの運営スタッフは社員さん以外、全員がボランティアで参加しています。おおよそ100人くらい。
お仕事されている方や卒業などの関係で、
スタッフの入れ替わりも各サミットごとに起こるのはもはや当たり前。
2回目の運営からベテランと呼ばれるとか呼ばれないとか…
とは言ったものの、京都にくること自体が小学校の修学旅行以来です。
もちろん京都本番も初めての参加なので、ある程度は新鮮な気持ちで臨もうとしてました。
・担当領域の”違い”
前回はセッションが行われる会場担当、
今回はコンテンツ(メディア)担当としての配属。
前回とは全く違う領域での業務となるので、そこにもワクワクしながら臨みました。
(前回の福岡では、会場運営でした)
・インターン生としての”違い”
追々、話すことになるかと思いますが、
今年の4月からICCパートナーズのインターンとして働いています。
そこでは主に、コンテンツの編集作業や、普段のランチの様子をFacebookグループへの投稿を行なっています。
インターン生として、スタッフの中での見られ方も変わる(だろう)し、逆に自分もしっかりしないといけないとプレッシャーをかけつつ、臨みました。
(運営スタッフ向けに開催された、「ICCサミット KYOTO 2019 スタッフキックオフ イベント」にて。)
イベントの様子/上記の写真はこちらのリンクから。
あっという間の、3日間(会期中)
会期中の運営で任されていたことは、大きく4つ。
いざ始まってみると、ある種の戦場でした。
会場運営メンバーを担当してたよりも、何倍ものタスク量と何倍もの責任を感じることができた業務だったと感じます。
最大6会場が同時並行で開催されるセッションやカタパルトの写真を、外付けHDDに保存、即フォトアルバムに投稿、タグ付けを行い、息つく間もなく次のセッションの写真が到着する、の繰り返しでした。
初日は目の前のタスクをとにかく終えること、こなすことに手一杯。
もちろん、その中でミスも起こるし、集中力も途切れるし、
何も残せないまま、クタクタになり終了。
頭の中も、パンクしかけてあまり記憶にない汗
2日目は、ある程度わかった業務プロセスを整理し、かつ作業するデスクトップの場所を決めたため、少し業務を早くすることができました。
ただ、多少処理が早くなった、慣れたとはいえ、それでも怒涛の勢いでくる写真たちを捌く。
その日の最後のセッションが全て終わってから、むしろそこから整理を始めるため、夕食会場には開始1時間遅れで参加です。
最終日は、セッション数は全体的に少なめでした。
が、通常業務に加え、HDD内や保存写真の抜け漏れの確認、バックアップとの照合などもあり、スタッフのホテルでの打ち上げには安定の1時間遅れでの参加笑
そんな感じで3日間があっという間に過ぎ去って行きました。
(ホテルでの打ち上げ後)
恐怖との戦い
インターンでは、書き起こした記事に小見出しや参考文献をつけたりしたのち、社員さんに原稿チェックを依頼しています。
ただ会期中、特にカタパルト記事の写真選定やFacebookでの速報フォトアルバムは、スピードと確実性が求められる上、最後の投稿の「ポチ」が自分なので、かなり緊張しました。もはや恐怖に近いです。
(リンクを押すと、当日作成したフォトアルバムの一部がご覧になれます。)
選んだ写真がすぐにSNSに出される、スポンサー文章のミスも許されない。
自分の「投稿」ボタンを押す、そのたった1つの、数秒の作業が、
登壇者や参加者、ICCに興味を持ってくださる経営者、これから運営スタッフとして参加したいと考えている方々に関わると考えた瞬間に、緊張で手が震えたのを覚えています。
会期の時間が経つに連れ、この恐怖感は薄れてはいましたが、なくなることはありませんでした。(いや、無くなっても困る。)
普段使いのSNSの投稿とは全く違った緊張感が、そこにはありました。
学べたこと
正直、ここまできつかったことしか書いてませんが笑、
もちろん学んだこと、やりがいなどなどを感じました。
・写真やコンテンツを提供することの責任と価値
先ほどの、「恐怖」の話もありましたが、ICCを対外的に見せる責任を感じることができたからこその、恐怖だったのかなとも思います。
記事を読む側、から編集する側、に代わり、
さらに投稿する側にもなった。
このマインドの変化は、今後のインターンにも生きてくるんじゃないかなって感じます。
京都本番が終わって、まだ1日しか経ってないけど汗
また、その投稿した写真を、経営者の方がハッシュタグ付きで、
個人でツイッター等に投稿されていること、
(今回はそこまで関わっていないが)カタパルトの優勝速報記事が様々なメディアを通じて配信されること、をリアルに感じることができ、
前回とは違った角度から、ICCが「ともに学び、ともに産業を創る。」を垣間見ることができました。
・目の前、ではなく、その先、を見る(会期中)
常々、ICCの代表である小林雅さんは、「結果が全て」だと言い続けてます。
スタッフ前夜祭でお話ししていた、
「MVP*を取るために、パフォーマンスするのではない」
という言葉を、なんども思い出しながら作業していました。
この言葉と、「『ともに学び、ともに産業を創る。』ために、自分は今業務しているんだ」と、落とし込んでいました。
これによって、目の前のタスクも苦することなく取り組めたのかなとも思います。
(これもスタッフ前夜祭でお話ししてた、レンガ積みの話、です)
・行動するからこそ、見える“結果”(会期前後)
今回のICCに参加するにあたり、自分含め5人で民泊していました。
宿に向かう帰り道、一緒に泊まってる先輩とお話ししていた時のフレーズ。
大学生である時間に、経営者の方とお話しできる機会はそう多くない(はず)です。
その中で行動しているからこそ、学べたこと/できたこともたくさんあるのかなと感じてます。
それが興じた結果、
京都本番前のICCプレイベントで、著者本にサインいただいたり、
2日目終了後、3次会のラーメンまでご一緒させていただいたり。
ちょっと極端だけど。
ただ、ICCの全日程が終了後、
一部のメンバーで銭湯に行き、社会人の方と湯船に浸かりながら話した時のこと。
上記したような行動は、あくまでそれは機会に飛び込むことであって、
本質的な『行動』ではない。
それを今までの自分はしていたか?
と、自分に問いかけた時に、それはNo。
答えを求めに行くような質問をしていた自分を、殴りたくなりました。
刺さりました。
・自己肯定感の低さの露呈
これは常々感じていることなので、別で書く機会を設けたいですね…。
この自己肯定感の低さが、
「もっと頑張らなきゃいけない」と、刺激としてプラスに働くこともあれば、
「これだけ頑張ったのに」と、マイナスに働くことも、どうしてもある。
あとは、「え、自分頑張ってるんですか?」と、よくわからない方向に向くことも。
心に留めておくべきだけれども、こういう自分がいることを再認識し、
改めてどう対処すべきかを考えなければならないとも考えました。
・学生だから、って逃げてないか?
自戒も含めて。
今回担当したメディアチームでは唯一の学生でした。
とか、
宿5人で泊まったけど、学生が自分だけ。
とか。
他にもあると思うけど。
学生、っていうポジションだけで、どこか逃げている自分もいました。
もちろん、学生だからこそ動けること、できることがあると思います。
ただ、それを盾にして、保身している自分もいました。
残り半年で、大学を卒業し、学生という身分を取っ払い、
いよいよ社会人になります。
1人の自分として、「立って、戦」う意識や自信はあるのか、
残された期間を大事にしながら、社会に出る準備も始めて行かなければと、改めて感じました。
・緊張状態を楽しむ感覚を取り戻す
会場運営の場合、ある程度仕事に慣れると余裕が出てきて、セッション見学の時間が設けられたり、一息つく時間を作れたりがありました。
しかしメディア(写真選定)チームでは、息つく間もなく次々と写真が届きます。落ち着く暇もありません。おまけにかなりのプレッシャー。
初日は多少の勢いでどうにかなったものの、問題は2日目。
今までの疲れ、極度の緊張状態と、
ランチからくる血糖値スパイクの影響で疲労のピークに達しました。
ここで決断したのは、15分間の昼寝です。
ヒーリング曲をかけて15分間、許可をいただき突っ伏しました。
そこからの復活劇は、すごかった、
と一緒に作業していた方もおっしゃっていました。
緊張状態を楽しめたこと、休んだ責任感、単純に疲労回復が大きな要因なんじゃないかなと考えてます。
ーーー
ここまで振り返ってみて
今回、セッションをほとんど聞いていないので、そこからの学びは少ないです。
だからこそ自分自身の業務に集中し、自分自身を見つめ直し、セッション以外から多くのことを学び、次へのアクションを考えられたのかなとも思います。
それでも、せっかくの機会だからと思い、最終日に20分だけセッション会場に入りましたが、熱気が充満していて、これがICCか、と改めて実感しました。
Session 11A
Fireside Chat シリーズ
最近「面白い」と思っていることを雑談!(シーズン3)
Supported by Indeed Japan での1枚。
今回、ここまで緊張感を感じられたのは、1回目を経験し、インターンも経験した上で、このカンファレンスの重さや意味がわかったからこそ、なのかなとも感じてます。
次回(来年2月)のFUKUOKAも参加予定ですが、また違った緊張感に襲われるのではないかと思います。
次はもっと周りに目を向けられるようになりたい。
御礼
改めて、このような機会をくださったICCパートナーズの皆様、
一緒に活動したメディアチームの皆様、
「いつもランチ投稿見ているよ」と、声をかけてくださったスタッフの皆様、
それ以外にもICCに関わった全ての皆様、本当にありがとうございました。
また、前回の福岡参加に引き続き、東京-京都間の交通費、宿泊費をスカラシップという形でご支援いただいた、
株式会社セプテーニ・ホールディングス 山内 宏隆 様
株式会社HAiK 佐藤 光紀 様
株式会社キュービック 世一 英仁 様
そして、株式会社ネオキャリア 西澤 亮一 様、
重ねて御礼申し上げます。
はなも(ん)
P.S.
夏休みの2大イベント(海外旅行/ICC)が終わりました。
この後は今月中旬にある、中間報告に向け、卒論をごりごり進めます。