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ICCで見えた、”共に産業を創る”社会。

やほ。

2/19~22(事前準備も含めると18日から)の期間、グランドハイヤット福岡で開催されたIndustry Co-Creation(以下ICC)の運営スタッフとして参加しました!

Facebookに先に投稿して、こちらに全ての学びを記載しようかなと思ったのですが、Facebookの投稿で色々文章を書くのに迷ってたら、
「じゃ、最初から書いちゃって後から削ったほうが楽じゃね?」
という考えに至り、こちらに全編記載ということで行きます。

ICCとは?

会社のことに関しては、2番目の記事を見ていただけると幸いです。
自分の口から話せることではないと思うので…

ただ1番は、「ともに学び、ともに産業を創る。」というのをカンファレンスを通じて誰もが体感できる場所を常に作り続け、アップデートしているなと感じました。

そもそもICCを知ったきっかけは?

自分自身、このICCの存在を知ったのは、1年生の夏にアイセック主催で開催したSummer Camp(サマキャン)。

このサマキャンの一環として、ICC×AIESECという形でコンテンツが組まれており、参加した際にかなりいいものを持ち帰ることができました。

具体的には、この記事の質問。
(以下、記事抜粋。写真に関しては掲載許可をいただいています。)
「生徒やチーム全員を勉強の方向に向かわせ、ベクトルを合わせるためにどのようなことをしていらっしゃるのかお聞きしたい」

(↑答えはこちらに)

また、17年に開催された同じく、ICC×AIESECにも参加させていただき、様々なセクターを超えて互いに議論を交わし、会期終了後には普段なら絶対話すことのできない経営者の方と杯を交わし、「共に学び、共に産業を創る」ということを体感することができました。

参加する側から、運営する側へ。

なかなか機会がないなと思いつつ、今回の福岡開催がタイミングよく参加ができるということで、面接を経て参加することになりました。

最初の顔合わせや、GRIDでのイベントの運営などで何度かICCの”運営”の雰囲気を体感しつつ、自分に何ができるのかを考えながら臨んだ本番。
正直自分が思った通りに行かなかった部分もあったかもしれないけど、学んだことがいくつかあるので、書いて行きます。

事前準備の細やかさと、それ以外での主体性

運営スタッフとして前提を合わせるため、かつスムーズに運営できるようにするため、マニュアルが渡されます。これをしっかり読み込まないことには始まりません。ただ、このマニュアルが本当に細かいこと…

様々な会場、様々なチームに、バックグラウンドの全く異なった人たちが運営として参加する前提もあるかと思いますし、事前に「マニュアルは細かい」とお伺いしていたものの、まさかここまで細かいとは…

ただ、この細やかさにもちゃんと意味はあって、ここまで綺麗にしておかないと当日に何が起こるかわからない、また不測の事態が起こってもここに書いてあることを”応用”すれば対応できる、というメッセージが込められているのではないかとも感じました。

それでも、マニュアルには書いていない想定外の事態も起こるわけで。
例えば、とあるセッションで有名な方が登壇される際、会場のキャパを大幅に超えて立ち見が出てしまう状況になりました。

できる限り座りたいと思った参加者の方を席に誘導したり、
セッションに参加している人数をカウントする際に、同時に空席状況を同じチームメンバーに共有して誘導しやすくしたり、それでも立ち見が出てしまったら見やすい位置に誘導したり。

全てがマニュアル通りで動くわけではないからこそ、求められる主体性とプラスアルファの価値を残していくことの大事さを身をもって学べたと感じました。

(担当した会場のチームメンバーと)

運営/参加者/登壇者の熱量

参加する人も、わざわざ福岡まで来て自分の人生や働くヒントにするべく望んでいる。
登壇する人も、自分の得て来た経験や考えを発信し、共に産業を創る体現者となってお話しされている。議論が白熱して、部屋の熱気が充満しすぎることもありました。

この想いに運営が答えないわけがないですし、運営1人1人が「今、何ができるのか」を考え行動していました。
他の方のFacebookの投稿を見たりすると、
ICCを通じて運営スタッフの方々もいろんな学びがあったんだと自分自身も吸収させてもらっています。

この熱意を感じて、色々動いていた結果、
数ヶ月ぶりに精神的疲労よりも肉体的疲労が上回り、宿泊先のベッドに到着するやいなや爆睡でした笑

熱量の中にある温かさ、優しさ

経営者としての顔を見せつつ、やはり1人の人間として温かい一面を感じることもできました。(言い方が失礼かもしれないけど)ただの『ビジネス仲間』ではなく、『同志』として一緒に盛り上げ、産業を創っていく1つのゴールをみんなで共有できたのではないかなと思います。

セッション2日目の夜に、翌日のセッションでモデレーターを務める方とお話しさせていただき、就活の話や将来の話を親身に聞いてくださりました。また、経営者の方がわざわざ運営スタッフの控室まで来られ、激励のメッセージをくださったり。

その翌日のセッション中でも、テーマが子育てということもあり、
経営者としての視点ではなく、一親として議論を交わす姿が1番印象に残っています。

小林さんの思い

代表である小林雅さんのICCに懸ける想いを、ICC社員の方からお伺いすることができました。(マニュアルの細かさにも若干繋がる部分がある)

詳しくは書かないですが、パワーポイントの細部の細部まで拘っているという話を聞いて、
単純に、「そこまでやるんか、すごい」というのと、「自分も残り最終日しかないけど、今できる精一杯を出してやる」という想いになりました。


全体を通じて…

今回の福岡、主体的に動くことができた部分があった反面、初めての参加ということでどういう流れかわからないままあっという間に過ぎてしまった日も多かったなと感じています。
もっとここをこうすればよかったとか、運営/登壇者/参加者の3者が同時に満足いくような運営をどうすればできるのかを、その場でなかなか考えられなかったりとか、ただただ目の前のことを確実にこなすので精一杯になってしまった部分も多くありました。

今まで参加者としてだったので、運営としてどういう視点で物事を見ているのか、視座をあげて見ることの重要性を改めて感じることもできました。


『みんなが楽しんでいれば自ずと楽しいと思える環境を作れる。』
そんな状態がICCの運営にはあるんじゃないかなと思います。

次も機会があるのなら、この反省を生かし、次につなげていきたいと思います…!


はなも(ん)

(今回、スカラシップ制度を利用して福岡まで参加させていただきました。
その支援者の1人であるキュービック世一様との写真。)


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