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【3/3@チューリッヒ🇨🇭】歴史に名を刻む。
やほ!
派生記事です。
FIFA world soccer museum@🇨🇭
— はなもとなつき (@naTsuki_h0523) March 3, 2020
気付いたら4時間経ってた。 pic.twitter.com/m65wYV4Yly
このツイートの後にもさらに1時間、計5時間滞在していましたw
サッカー好き、スポーツが好きな方、ぜひ足を運ぶことをお勧めします。
スイスの物価は高いけど笑
全体感
FIFAの本部のあるスイス・チューリッヒ。
本部はまた別の場所にあるのですが、チューリッヒ市内にFIFA World Football Museumがあります。
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2016年に建設された比較的新しい施設です。
こちらの動画を見ていただけると、展示の全体感を理解できるんじゃないかなと思います。
なお、この日に設定したのもちゃんと意図があります。
「火曜日の日付指定かつオンラインでチケット注文すると、
大人24CHF(2700円)が、半額(1400円)になる」とのこと。
これはこの日に当てるしかない。
ということで、渡航前に日本で予約を済ませていました。
入館前から楽しませてくれる…
自分の荷物を預けるために、地下のロッカーに行くと…
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カラフルに彩られた中央に過去のレジェンドの名前がここに刻まれています。来た瞬間からワクワクが止まらん。
せっかく来たのと、荷物も大きかったので、
Sさんのロッカーに放り込みました。
*他にもあと2人日本人選手の名前があります。
ぜひ、現地で探してみてください。
荷物を置いて、見えて来たのは世界のスタジアム紹介のパネルゾーンです。
基本的にワールドカップを経験したスタジアムなんだろうけど、
我らが日本のスタジアムも。
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個人的に気になったのは、ベルリンオリンピックスタジアム。
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日本の新国立競技場のように、真ん中にスペースが空いていること、
また、写真右側に小さくスクリーンがあるだけのこと。
そういえば大学の授業で、教授が
「06年のジダンの頭突きの試合、現場でみてたけど、当時は何が起こっているのか全くわからなかった」
って言ってたのもなんとなく合点が行くなあ。
遅くなりました、入場しますw
PLANET FOOTBALL
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入った瞬間に目を惹かれたのは、FIFAに登録してある全211の国と地域のユニフォームが色合いの順番に円形に並べられたレインボーゾーンと呼ばれる場所です。
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こうやって分類されるんだってのも面白かったですし、
並べて見てみると意外と赤と、思っていたよりも白が多い。
いずれも1stユニだとは思いますが。
そして、その円形の裏には、その代表を支えるサポーターの写真が大陸ごとに分類され、並んでいました。
日本のやつは、ブラジルW杯最終予選だから、本田のPKの時か。
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同フロアには『THE TIMELINE』が壁一面に張り巡らされ、
サッカーの起源や歴史、
メディアなどの取り扱い、
ルール変遷、
各国/地域協会の入会脱会の歴史、
各カテゴリーでの優勝国
などなどが紹介されています。
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今では当たり前のルールも、少し遡ってみると、
ルールの変遷上に乗っかっていたものだったんだなど、
改めてサッカーを深く知ることができました。
特に、ミーハーにとって、オフサイドの変遷は面白かったです。
THE FOUNDATIONS
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ここでは、FIFAが成立するまでの歴史や211の国と地域の紹介動画が流れています。
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国の紹介動画では、かなり細かい情報まで掲載されていました。
日本という国1つとっても、FIFAの大会での全勝敗、都市別の試合開催実績などなどが細かく紹介されていました。
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THE FIFA WORLD CUP GALLERY
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このミュージアムのメインコンテンツになります。
男女それぞれのFIFA W杯の大会戦績、トーナメント表、実使用の用具などが展示されていました。
ユニフォームの素材、ポスターデザイン、チケット、大会方式などなど、
時代によって違いがあったのは面白かったです。
女子の大会は(今の時期だから若干敏感にはなっていたものの…)
一度SARSの影響で中国からアメリカに移されていたのかと驚きつつ、
過去の事例でこういうのもあるのはちょっと不安だなと…
そしてやはり衝撃を受けたのはこれですね。
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女子の場合、2大会が1パネルで並べられるのですが、
2011年の優勝でサムライブルーがメイン色に。
日本の優勝が大々的にパネルで表現されていました。
あ、歴史に名を刻むってこういうことなんだなと。
当時、朝早かったこともあり、PKで熊谷が決めた瞬間だけ見届けていたのを思い出しました。
その重みを改めて感じながら見る決勝戦のハイライト。
かなり心に響きます。
改めて、男子はこんな感じです。
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2002年の日韓共催W杯の展示です。
また、周辺にはW杯にまつわる展示も。
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1950年(右)と2014年のマラカナンスタジアム(ブラジル)の違いなんかのミニチュアもあったなあ。
また、公式マスコットの紹介、写真撮影スポット、
過去と現在の用具の違いに関するタッチスペースなどなど、体験できる場所も盛りだくさん。
過去のW杯会場のスタジアムの使用済みの椅子も展示されていました。
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この展示を抜けた後、7分ほどの動画を視聴し、結構感動しました。
その後エレベーターを登り、次のブースへ向かいます。
FIELDS OF PLAY
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ここには、過去の大会記念切手、個人の寄贈品、サッカーにまつわるいろんなものを展示してありました。
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サッカー漫画が置かれている場所にはもちろんキャプテン翼も。
(もちろん英語版で)
この奥にある『THE LAB』でも軽く体を動かし、
お土産を購入し、大満足で後にしました。
1個だけ気になったのは、
”PLANET”では、ロシアW杯Verのユニフォームなのに、
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お土産屋さんでは東京五輪Verだったこと。
というか、なぜこのタイミングで日本代表のユニフォームがここに?
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サッカー好き、スポーツ好きにはたまらない場所になるかと思います。
ぜひ1度足を運んでみてはいかがでしょうか!
P.S.
このミュージアムに併設されている”Sportsbar1904”があったのですが、
バーのテレビにDAZN経由で放送されていたのが、こちら。
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ヨーロッパ、しかもスイスで野球!?
1人で飲んでいた地元の方と思われるお客さんに聞いて見ると、
「ああ、野球はあんまり見ないね。ただ、流すスポーツがなくってテキトーに流してるだけだと思うよ。」
国が違えば、スポーツに対する考え方も違う。
グローバルなサッカーってやっぱりすげえなあと思った瞬間でした。
渡航前に確認していた参考リンク
はなも(ん)