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【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる28】亀が甲羅の中にひた隠しにしてるものとは?

亀といえば、縁起の良い生き物だとされていますね。

一富士二鷹、三なすび・・・あれ、これには亀は出てこないか・・・えーと、鶴は千年、亀は万年!これですね!桃栗三年柿八年・・・亀は万年!

そんな亀が甲羅に秘めたる謎に迫るのが今回のお題です。

亀のご利益や効果

亀ってやっぱり、縁起物なんですよね。私が初詣でよく行く神社で「樽占い」というアトラクション的占いコーナーがあってですね・・・占いをお願いすると2本の矢(刺さらないタイプ)を渡され、それを的となる樽に向かって打ち、その結果を元におみくじの結果と景品がもらえる、というものです。樽の中に入ったら吉、真ん中に当たると鐘が鳴り大吉、外れると余り福的に小さなお守りがもらえるのです。

確か、吉でもらえるキーホルダーと、余り福のお守りのモチーフが亀でした。そのせいか、私の実家の机の中には、たくさんの亀モチーフお守りが保管されています。特に甚大な不幸もなく、莫大な借金を背負うことなく生きられているので、それなりにご利益はあるのだと思います。

では、そんな亀が秘めたるパワーとはどのようなものか。

長寿の象徴
「鶴は千年、亀は万年」ということわざにもあるように、亀は長寿の象徴とされてきました。
金運をアップしてくれる
亀の甲羅が昔のお金に似ていることから、このような考えが生まれたようです。また、小判は小型の亀を原型にしてあの形になったとも言われています。更に、昔はお金を貯金する時に甕(かめ)を用いていました。この「甕(かめ)」が「亀(かめ)」に転じたという説も残っています。
悪運を退ける
潮の満ち引きを司る塩椎神(しおつちのかみ)は、亀の姿をしています。
運気も同じで、良い時もあれば悪い時もあります。この運気の流れを上手に読むことが、幸運が続く秘訣です。
潮の満ち引きを司る塩椎神(しおつちのかみ)にあやかって、運気の潮目を上手に読むことができるようにという願いを込めて、亀は悪運を退ける縁起物とされています。
仕事運がアップする
仕事での運気を読むことは、潮目を読むことに似ています。引き際を見極めないと、足元をすくわれるところも、海での作業に大変似ています。亀は塩椎神(しおつちのかみ)の化身ですから、引き際を見極める力も持っていると考えられています。このことから、仕事運がアップする縁起物という考え方も伝わっています。

出典:亀はどうして縁起物だと言われているの?その由来と効果についてご紹介!  縁起物に関わる情報サイト「縁起物百科事典」

なるほど・・・大体の人間の願いは叶えられるような縁起物なのですね。「運気の潮目を上手に読むことができる」って、すごい能力ですね。欲しいです、その能力・・・ぶっちゃけこの能力一つあればだいたいのビジネスはうまくいきますよね。もしもし亀よ、亀さんよ・・・我に力を!!

亀の甲羅の秘密

さて、今回の記事は「亀が甲羅の中にひた隠しにしているもの」というお題なのですが・・・先ほどの記事にあった「亀の甲羅は昔のお金に似ている」「小判は小型の亀を原型に、あの形になったとも言われている」という解釈。

こちらはフルーツに見える亀の写真。

あとアレなんですよね、亀の甲羅って「あばら骨」なのですよね・・・

カメの甲羅はあばら骨 ~人体で表す動物図鑑~ (SBビジュアル新書) Kindle版Amazon.co.jp

わざわざ人間のビジュアルにしなくても・・・いや、そういう本なのですよね!表紙が亀なのはちょうど良いですね。

この書籍の試し読みを見る限り、亀の甲羅と四肢の間にはある程度空洞があるようにも見えます。ここに何かをひた隠しにされていても、われわれ人間が気づかないのも無理はなさそう・・・。

と、思ったのですが、こちらの記事によると甲羅の中身は内臓が詰まっている様子。しかし、背骨と甲羅が一体化しているのはなんだかすごいですね。化石だったら、空洞部分にいろんなものを詰められそう。

やっぱり、亀といえば縁起物なので・・・「金塊」とか「玉手箱の中身」とか、人類の夢や煩悩をくすぐるようなものを詰めておきたい。

でもちょっとベタかな・・・あ、こんなのどうでしょう。

亀は甲羅の中で自分よりもひと回り小さな亀を飼っていて、そのひと回り小さな亀の甲羅では、さらに小さな亀が飼われていて、そのさらに小さな亀の甲羅の中ではもっと小さな亀が・・・みたいな感じで、マトリョーシカ風になっている。亀の甲羅の中ではそれぞれ別の世界線が存在していて、それぞれ別の人生を歩んでいる。一番外側の亀が死んだとき、その亀は消滅し、中にいた一回り小さな亀の世界が表の世界とつながることになる。これを繰り返すことで、亀は万年生きることができている・・・

答えは、「甲羅の中で亀を何重にも飼っている」で!


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