【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる71】 優勝インタビューで気まずくさせてください。
ここ数日、このマガジンについて、ちょっと投げやりな気持ちになっていた気がします。原因は色々とありますが「時間の余裕がなかった」こと、そして何より「何のためにこんなことをやっているのだろう」という、シンプルな疑問がここにきて浮上してきた感じです。だって・・・昨日で連続70回投稿達成ですよ?普通に考えたら、ものすごいことのはずなのに・・・何故かわかりませんが感動が薄れてきてしまっています。当たり前のことをやっても褒めてもらえない、それどころか、自分でも褒めてあげられないなんて・・・なんだか人生みたいで切ないです。そこで、本日は少し前向きにやっていきたいと思います。
というわけで・・・なんと71回目の投稿です!
私すごい・・・!!やればできる!!!世の中で、記事を71回も連続投稿できる人なんて、そういないよ!全体の分布図で見たらかなり右の方にいいるはずです・・・自信持ってファイッ!!
そんな記念すべき本日のお題は「優勝インタビュー」です。
優勝インタビューとは
私は人生で、優勝したことが(まだ)ありません。特にスポーツに関しては、中学時代までは運動部でしたが、その後は公式な活動はしておらず、急激にアート・デザイン方面の分野に傾倒していったため・・・まったく詳しくありません。サッカーも野球も、選手名はおろかチーム名やリーグ構成すら怪しいです。なので、まずは「優勝インタビュー」の定義を確認してみます。
大相撲では通常は横綱・大関に勝利した関脇以下の力士が、NHKのアナウンサーからインタビューを受け、千秋楽では優勝(幕内最高優勝のほか、十両以下各段優勝)・三賞受賞力士も受ける(新入幕力士が幕内初勝利を挙げた時や今場所における幕内の勝ち越し第1号でも受ける場合あり)。優勝力士の場合は「優勝インタビュー」という。幕内優勝インタビューは以前は他と同様控え室で受けていたためテレビ・ラジオでしか聞けなかったが、現在では表彰式の賜杯授与の直後に土俵下で公開されている
出典:ヒーローインタビュー フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
どうやら、正式に「優勝インタビュー」と呼ばれているスポーツは大相撲だけのようです。
その他のスポーツでは「ヒーローインタビュー(団体スポーツ)」、「ヒロインインタビュー(日本女子プロ野球機構)」、「勝利者インタビュー(個人競技)」、「勝利ジョッキーインタビュー(中央競馬)」、「優勝チームインタビュー(駅伝)」などの呼び名になるようです。けっこうバラバラなのですね、知りませんでした。
周りが気まずくなってしまう「優勝インタビュー」とは?
ここまでで、「優勝インタビュー」=「大相撲界における呼び名」であることが分かりました。つまり、この会見を受けるのはお相撲さんであるということになります。そしてこのお相撲さんは「優勝」している・・・。
普段大相撲を見ないため、あまりイメージができないのと、そのため何か失礼なことを書いてしまわないよう、ちょっと事例を探してみます。
ウィキペディアによると、大相撲では試合の最中に「まわし」が取れてしまい、大事なところが見えてしまった場合は「不浄負け」と呼ばれるようです。
同規定に基づく反則負けが適用される条件は「取組の途中に」「相手の故意以外の原因で」「前袋が外れて」「局部が露わになる」ことであるため、単に廻しの結び目がほどけただけだったり、露わになった箇所が臀部のみだったりした場合はこの限りではない。
出典:不浄負け フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ちなみに、最近でもこの「不浄負け」に該当する取り組みがあったようです。
幸いにもお茶の間に大事なところは映らなかったそうですが、この記事を見る限り、たちどころに全ての関係者が知るところとなっただけでなく、世界に向けて発信もされてしまったようです・・・これは気まずいな~、メンタルがかなり鍛えられそうです。
この「不浄負け」に類似した事例として、大事なところが丸出しになってしまったにも関わらず、勝利した力士がいたようです。1912年の記録です。
1912年(明治45年)春場所8日目、幕内の有明—八甲山戦では、互いにまわしをとってひねり合ううちに八甲山の前袋が外れてしまい、局部が丸出しになった。だが、その瞬間に有明が横転して軍配は八甲山に上がり、行事軍配が優先されて不浄負けとはならなかった。八甲山は股間を押さえた状態で、勝ち名乗りを受けた。
出典:不浄負け フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
もし、この取り組みが決めてで「優勝」が決まっていたとしたら・・・?
これは相当気まずいんじゃないでしょうか。私の知っている大相撲の「優勝」シーンって、お客さんでいっぱいの国技館が最高に盛り上がる瞬間のイメージなのですが(座布団は飛ばすのかな。それは名勝負のときだけでしたっけ・・・?)、この取り組みで「優勝」になってしまった場合、股間を押さえた状態では、勝利の感動を表現するどころではなさそうです。もし、この出来事を優勝インタビューまでに前向きに噛みしめることができるのであれば、フィジカルだけでなくメンタルも兼ね備えた真の強者といえそうです。
その時、現場はどうなってしまうのでしょう。ある意味めちゃめちゃ盛り上がりそうな気もしますが・・・。考えただけでも気まずいです。
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