ReadItLaterで使用できる日付フォーマット
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Obsidianの「ReadItLater」というプラグインはWebページをクリップできるプラグインですが、設定によって様々な日付書式を作成時に自動で挿入することができます。
この記事では「ReadItLater」の
「Date format string」
「Date format String in contents」
の設定(テンプレート変数)に使用できる日付フォーマットについて説明いたします。
(多分Obsidian全体でも共通)
「ReadItLater」ってなあになあに?という方はこちらをご参考に(・ω・)つ旦
Moment.jsの書式
「ReadItLater(Obsidian)」の日付は「Moment.js」なるものの書式に従っているそうです。
Moment.jsとは、「Javascriptで日付を扱うためのライブラリ」だそうですが、私もなんのことやらわかりませんし、日付フォーマットを使うぶんには多分分からなくても大丈夫です。
基本設定言語(日本語)とかでちょっと変わってくるはずですが、基本日本語設定がしてあるとして説明しております。
初期の設定書式とその意味
「Date format string」設定の部分に最初に入っている日付フォーマットは
YYYY-MM-DD HH-mm-ss
「Date format String in contents」設定の部分に最初に入っている日付フォーマットは
YYYY-MM-DD
になっています。
この状態でWebクリップをすると
ノート(ファイル)名に使っている
%date%変数には
「2023-07-23 05-42-58」
ノート(ファイル)内に使っている
%date%変数には
「2023-07-23」
というように挿入されます。
この場合間に入っている「-」はマークダウン記法で特別なもの以外は使用できます。
例えば
YYYY年のMM月のDD日だよ
と記載すると
「2023年の07月の23日だよ」
というように挿入されます。
ここではこの記号(アルファベット)の意味について説明していきます。
西暦年(Yを使った書式)
初期設定にあるように
「YYYY」と設定すると西暦年が入ります。
「Y」の数で取得できる西暦年の書式が変わります。
「YYYY](Yが4つ)
「YYYY」と書くとその部分には西暦が4桁で取得されます。
例:2023年なら「2023」
「YY」(Yが2つ)
「YY」と書くとその部分には西暦が下2桁で取得されます。
例:2023年なら「23」
「Y」(Yが1つ)
「Y」と書くとその部分には西暦が最大5桁まで取得されます(はず)。
例:2023年ならそのまま「2023」、12023年なら「12023」、723年なら「723」(のはず)
「YYYYYY」(Yが6つ)
「YYYYYY」と書くとその部分には西暦がプラスマイナス表記+6桁で取得されます。
例:2023年なら「+002023」
「y」(yが1つ)
小文字で「y」と書くと(多分日本語設定していれば)年号が数字で取得されます(はず)。
例:2023年なら令和5年なので「5」
月(Mを使った書式)
初期設定にあるように
「MM」と設定すると月が入ります。
「M」の数で取得できる月の書式が変わります。
「MM」(Mが2つ)
「MM」と書くとその部分には月が2桁で取得されます。
例:7月なら「07」
「M」(Mが1つ)
「M」と書くとその部分には月が取得されます。
例:7月なら「7」、12月なら「12」
「MMM」(Mが3つ)
「MMM」と書くとその部分には月が設定国の表記で取得されます(略で)。
例:日本設定で7月なら「7月」、英語設定で7月なら「Jul」(のはず)
「MMMM」(Mが4つ)
「MMMM」と書くとその部分には月が設定国の表記で取得されます(フルスペル)。
例:日本設定で7月なら「7月」、英語設定で7月なら「July」(のはず)
日(Dを使った書式)
初期設定にあるように
「DD」と設定すると日が入ります。
「D」の数で取得できる日の書式が変わります。
「DD」(Dが2つ)
「DD」と書くとその部分には日が2桁で取得されます。
例:23日なら「23」、7日なら「07」
「D」(Dが1つ)
「D」と書くとその部分には日が取得されます。
例:23日なら「23」、7日なら「7」
「DDD」(Dが3つ)
「DDD」と書くとその部分には1年の通算の日が取得されます。
例:2023年7月23日は2023年1月1日から204日目なので「204」、2023年1月1日は1日目なので「1」
「DDDD」(Dが4つ)
「DDDD」と書くとその部分には1年の通算の日が3桁で取得されます。
例:2023年7月23日は2023年1月1日から204日目なので「204」、2023年1月1日は1日目なので「001」
時(Hを使った書式)
初期設定にあるように
「HH」と設定すると時が入ります。
「H」の数で取得できる時の書式が変わります。
「HH」(Hが2つ)
「HH」と書くとその部分には時が2桁で取得されます(24時間)。
例:5時なら「05」、23時なら「23」
「hh」(小文字のhが2つ)
「hh」と書くとその部分には時が2桁で取得されます(12時間)。
例:5時なら「05」、23時なら「11」
「H」(Hが1つ)
「H」と書くとその部分には時が取得されます(24時間)。
例:5時なら「5」、23時なら「23」
「h」(小文字のhが1つ)
「hh」と書くとその部分には時が取得されます(12時間)。
例:5時なら「5」、23時なら「11」
分(小文字のmを使った書式)
初期設定にあるように
「mm」と設定すると分が入ります。
「m」の数で取得できる分の書式が変わります。
「mm」(mが2つ)
「mm」と書くとその部分には分が2桁で取得されます。
例:42分なら「42」、7分なら「07」
「m」(mが1つ)
「m」と書くとその部分には分で取得されます。
例:42分なら「42」、7分なら「7」
秒(小文字のsを使った書式)
初期設定にあるように
「ss」と設定すると秒が入ります。
「s」の数で取得できる秒の書式が変わります。
「ss」(sが2つ)
「ss」と書くとその部分には秒が2桁で取得されます。
例:58秒なら「58」、7秒なら「07」
「m」(mが1つ)
「m」と書くとその部分には分で取得されます。
例:58秒なら「58」、7秒なら「7」
その他のよく使われる設定書式
曜日(dを使った書式)
「dd」と設定すると曜日が入ります。
「d」の数で取得できる曜日の書式が変わります。
「dd](小文字のdが2つ)
「dd」と書くとその部分には曜日の頭1文字で取得されます。
例:火曜日なら「火」
「dddd」(小文字のdが4つ)
「ddd」と書くとその部分には曜日で取得されます。
例:火曜日なら「火曜日」