【BL感想】「住んでる」と「住める」は大きな違い。/『ジョーク・スタート・ルームメイト』
おはようございます。隠れ腐女子アラサーのnatsukiです。
秋は読書がはかどりますね。
というわけで、本日の作品はこちら！
『ルームシェア』じゃなくて『同棲』にしない？
出会って10年、ルームシェア歴1年、野間と相良は互いにゲイで、気心知れた友人同士。
はじめは野間が彼氏を見つけて部屋を出ていくまでの期間限定だったが一向に彼氏はできず、
相良との生活も気楽なため、出ていく気力を失いつつある。
このまま相良との生活を続けられないかと考えたある日、
野間にある考えがよぎる。
「俺らが付き合えばいいんじゃね…？」
今更相良に恋愛感情を抱けるか疑問に思いつつ勢いでキスをしかけてみる野間。
すると相良から返ってきたのは予想外の激しいキスで…!?
あらすじ引用：Amazon
親友が恋愛対象になるタイミングってどんな時なんでしょう？
いきなり相手を恋愛対象にできるかと問われても困りますよね・・・。
好きなのは好き。
でもその好きは友情としての好きで。
あれ？そもそも友情としての好きってなんだ？
ずっと一緒にいて楽しいって恋愛の好きでもいけるのか？
というような葛藤がすごく丁寧にまとめられている作品です。
受けの野間が適当で人まかせなタイプなので、
自分自身の考えで友情と恋愛の違いを理解させるために
攻めの相良が頑張るんですよ。
相良のこと、めちゃくちゃ応援しました。心の声で(笑)
この作品の推しポイントはこちらの台詞。
「住んでるから」じゃなくて「住めるから」な
付き合いたい理由を聞かれた際に相良が言う台詞なのですが、
私的にはめちゃくちゃ心に沁みました。
一緒に住めるってすごく大事ですよね。
恋人同士でさえ同棲して別れることも多い世の中。
一緒に住んでいて居心地がいいってもうそれだけで十分ですよ。
もちろん、この台詞のあとにも素敵な台詞が続きますが、
これはさすがにネタバレ過ぎるので控えます・・・！
とにかく二人の日常の自然なやりとりが癒されますので、
心が疲れている方や日常系をほんわか読みたい方にお勧めの作品です！
(エロ要素もいい感じに含まれてます！)
読んだばかりの作品の感想が言えるって素晴らしい＼(^o^)／
まだまだ感想を書きたい作品がありすぎて、
何から書こうかとか、書く前に読み返そうとか、
気が付いたら外が真っ暗になっていたりします。
こんな風にわくわくしているのは久しぶりで、
年甲斐もなくスキップしてしまう毎日です♪
明日も元気に感想書くぞー！！！
*-*-*-*-*-*-*-*-*本日の隠れ愚痴-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
本屋で買う勇気がなくて、電子書籍派のわたし。
電子書籍でちょっと残念なのが、
見開きシーンのインパクトが半減してしまうこと。
分割されちゃうんだよねぇ。。。
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