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【旅レポ】川越&所沢に行ってみた【前編】
noteで以前から仲良くさせて頂いているあっきーさん。
彼女は埼玉県川越市にある「最明寺」というお寺の名物・花手水の美しい写真を記事にて度々アップされています。
いつか行ってみたいなぁと思っていたところ、先日夫から「所沢の武蔵野ミュージアム行かない?」と言われました。
所沢だったら川越も近いはず!
というわけで週末に埼玉へ日帰り旅行してきました。
埼玉県初上陸
告白します。
実は私、これまで埼玉県に行ったことがありません。
みなさんご存知の通り、東京都は埼玉県と隣接しています。
がしかし、東京南部に住む都民は神奈川県のほうが近いため、東京・川崎・横浜で買い物やデートが済んでしまうのです。
さらに言うならばディズニーランドのある千葉や、温泉地として名を馳せる静岡に行く機会はあっても、埼玉へ行く用事が無い。
南部都民が埼玉へ行くとなると、道路の関係から遠回りとなり、交通状況によっては車で2時間弱かかるのです。
もはやプチ旅行。
というわけで私には映画「翔んで埼玉」レベルの知識しかありません。
「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」というとんでもないセリフも笑って受け入れる度量の広さ。
とにかく埼玉の人はみんな良い人に違いないという謎の希望だけを抱いて埼玉県へ初上陸しました。
うどん本舗
川越近辺でランチが食べられるお店を調べてみると、意外にも鰻屋が多いことを発見しました。
しかしながら、食べログでも高評価のお店数軒に前日電話してみたところ、どこも「予約でいっぱい」とのこと…。
そこで次に目を着けたのが武蔵野うどん。
東京の多摩地域から埼玉西部にかけて食べられてきた郷土料理で、かなりしっかりとした太麺だそう。
その味を堪能するべく、今回は川越市にある「うどん本舗」さんでお昼を頂くことにしました。
テーブルにお水のピッチャーが置いてある、いわゆる大衆食堂です。
メニューを開くと各種うどんの写真の下に、こんな説明が書いてあります。
・小 400g
・中 600g
・大 800g
「これ、もちろん麺とツユの総量だよね…?」
「HAHAHA! 凛、小で麺が400gなわけないだろ。一応店員さんに聞いてみようか? …あ、このメニューのグラム数って、つけ汁込みの量ですよね?」
「いえ、麺だけの量です」
「( ゚д゚)」
川越市民は一食に付き最低でも400gのうどんを召し上がるのでしょうか。
畑が点在する長閑な土地のみなさんがまさかそんなにも大食でいらっしゃるとは…。
夫は碇ゲンドウばりに顔の前で手を組み、私に目配せしました。
「凛、周りをよく見てご覧。この店の客、デブしかいない」
貴様…!
川越市民に謝れ!!
あともう少し声が大きかったならば、鍬や鋤で殴打された挙げ句に今頃農業用のトラクターで引き回しの刑にされていたところだぞ!!
夫の失礼発言に肝を冷やしながら、ふたりとも少食なので「小サイズ」を注文しました。
そして「天麩羅は揚げたてを提供します」の文字に惹かれ、玉ねぎ天と特大穴子天もオーダー。
まず先に天麩羅がやってきました。
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穴子天は全長30cm以上ありましたが、お値段たったの330円。
いやちょっと待ってくれ。
価格破壊も甚だしい。
ふっくらとした身は程よく甘さがあり、皮のねっとり感と白身のふわふわ感がTHE・穴子。
噛む度に衣のサクサクとした食感が華を添えてくれます。
正直、3倍の値段でも頼む逸品。
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夫は肉汁うどん、私は鴨汁うどんを頼みました。
小サイズで850円。
目眩がする程の安さ&ボリューム。
写真からもお分かり頂ける通り、麺はかなりの太麺で角が立った切り口です。
ツルツル系でもシコシコ系でも無く、モッサモッサ系。
かなりの食べごたえです。
重量級なので、私は麺を一本ずつ食べました。
この麺をつける汁がめちゃくちゃ美味い!!
結構濃い目の鰹出汁なので人を選ぶかもしれませんが、蕎麦湯のように「うどん湯」をもし出してくれたなら薄めて飲み干したかったです…。
結局400gを平らげることは不可能だったため完食できませんでしたが、胃袋の大きな方・フードファイターの方にはオススメしたい名店。
ご馳走様でした。
ここから続けて最明寺と角川武蔵野ミュージアムのレポを書こうと思っていたら、すでに1700文字超えてました…。
このままだと4000文字いきそうなので、一旦やめさせてもらいます。
後編はこちらです。