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子育てから離れる時間も必要|オーストラリアの子育て事情

G’day MATE;)

この前友達の赤ちゃん、新生児を抱っこしに行ったんですけど、
人間って不思議ですね。
あの可愛らしい生き物が、友達のお腹にいて
この世に誕生し、私たちみたいに成長し、老人になっていく
なんて。
私たちも新生児の時代があって、それをお母さんたちが知っているんですもんね。そりゃ成長に感動する訳。

子育てしたことない人間ですが、子育てのお手伝いをしている経験から
オーストラリアの子育て事情についてまとめてみる。



🍼ベビーシッターの経歴

まずは、私のベビーシッターの経歴から。
オーストラリアでは、ベビーシッターを雇う家族、本当に多くて、
facebookを見ていると、たくさんの人が、「〇日誰か手伝って〜」と
お手伝いを募集しています。
私もFacebookでこの家族と出会いました。

・パワフル4人兄弟

ちょうど1年間程、定期的にベビーシッターをしていたのは、この4人兄弟。
全員男!!!最高に大変でした。笑

  

1番上は12歳、順に10歳8歳4歳。
主に4歳の面倒を見るのが私のミッションでしたが、
上3人は喧嘩しまくり。その喧嘩も殴り合いなので、4人とも目が離せない状態で。たまにたったの3時間でもスタミナ切れになっていました。

やってたことは、
ご飯提供(パスタやオーブンで焼くだけですが)
アクティピティーの準備
4歳の子のシャワーや寝かしつけの手伝い
洗濯物や食器洗い、清掃など(頼まれていないけど、時間ある時はしていました)
一緒に映画見たり。

週2回プラス、ママパパがお出かけする日など時間は1日3時間〜6時間かな。
副業感覚でお手伝いに行ってました。

・友達や知り合いからの依頼

私、おそらく1年半で、6家庭でベビーシッターをしましたが
この4人兄弟以外は、友達がベビーシッターしてる家庭に友達が都合悪い時に行ったり、ハウスシッターをしたことがある家族から「日本語を教えてみてほしい」と依頼があったり、保育園でみていた子のママから依頼があったり。

この家族たちは単発でしたが、
多くの家庭がベビーシッターを必要とし、雇っていました。

🐨オーストラリアの子育て事情

では、なんで多くの家庭がベビーシッターを雇うのかって話を。
私がお手伝いしていた時の理由は主に3つ

・ワンオペの時

これは日本でも実家に子ども預ける理由と似ていると思います。
オーストラリアでも、ほとんどの家庭が共働きで、
片親が出張に行く時などに、「手伝ってほしい」と依頼されることが
多かったです。
ちなみに、オーストラリアが共働きの背景として
もちろん経済的な面も考えられますが、女性の社会進出やキャリア追求など
男女平等の意識が日本よりも強いと感じました。
私がお手伝いした家庭のほとんどのパパが家事を率先してしていました。

・ママパパの時間を大事にする

ママパパそれぞれの時間もですし、2人の時間も大事にします。
バレンタイン、お互いの誕生日など、もちろん子どもも含めてお祝いしたりも
していますが、2人の時間を過ごすことをすごく大事にしているように感じました。
両親の友達の誕生日会の時も手伝いを頼まれてました。
また毎週行っていたベビーシッターの家庭では、
週1回数時間メンタルケアのために子どもから離れたいから
私を雇い、ママパパ2人でカフェに行ったり、ジムに行く時間をとっていました。

日本では、子どもなしで2人で出かけることなんて年に数回だと思うし、
オージー家族のような生活をしていたら
「親のくせに」「責任感」のような言葉で批判が飛ぶことも考えられます。

でも男4人の子どもと息抜きなしでズーーーーーっと一緒にいたら
体力的にもメンタル的にも絶対に潰れちゃう。

ずっと一緒にいて潰れていない日本のママパパいそうやけど、
ほんまに強すぎ。。誰にでもできることじゃない。


落書きとチョコレートまみれのイタズラベイビー

かわいいけど。こんなわんぱくボーイと四六時中一緒におったら
おしゃれなんかできひんやろうし、寝てる時以外静かな時間ないやろうな。かわいいけど。

・実家が遠い家庭が多い

オーストラリアって移民が多いじゃないですか。
自分の国を離れて住んでいる人。
なので、実家や拡大家族に子育てを手伝ってもらえない家族が多いのも
多くの家庭がベビーシッターを雇う理由なのかなって。
私がお手伝いしていた家庭もお母さんがイタリアの方で
「家族みんなでイタリアに帰ろうと思ったら飛行機代だけで100万円するから
今年は長男1人だけ実家に連れて行こうかな」って言ってました。

また、ママパパともにオージーでも、オーストラリアって大きい国やから
自分の故郷を出てきている人たちは、そう簡単に実家に帰れないような
環境で子育てをしているんやと思います。

とは言っても、日本でも核家族化は進んでいるし、共働きは多い。
なので、やっぱりオーストラリアには、自分の時間を大切にするという
認識が強いために、ベビーシッターの雇う文化があるのかな。
自分を優先する風潮が日本と大きな違いですよね〜。

📝まとめ

オーストラリアでの子育ては、
みんな他人に頼っている!!!!!
ベビーシッターを経験して
自分のために、子どもから離れる時間を作るって素敵やなって。
もちろん親としての責任を果たさないといけないけど、
親も子どもから離れて、自分を磨いたり、静かなピースな時間を過ごす
時間を作ってもいいよね。友達の誕生日会に子ども連れて行かずに
たまにははめ外してもいいよねって思ってん。

ベビーシッターをしている家庭をみている限り、
子どもと過ごしたくないから、とか
もうなんでもいいから子どもたち見といてとか
そういう感じではなく、

それぞれ違った教育方針を持っていたり、子どものことをしっかり把握していて
子どもとどう接したらいいか明確に教えてくれるので

全く無責任だと思ったことがありません。

なんかオージーは何歳になっても結婚してても子どもがいても
自分の人生を謳歌してるって感じるな〜

そんなところが好き。

子育てというかママパパの子どもへの関わり方も
面白いからまたまとめてみます😚

See ya👋 




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